☆ほんとのキモチ
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翌日。
甲板に響き渡る鬼ごっこをする声。
今日はいつもの3人とミサキ。
チョ「ミサキは足速ぇな☆」
『これでもそこそこ強いのよ?』
ウ「へぇ~。例えばどんな技使うんだ?」
『例えば……こんなのとかっ!』
ウ「おわっ!」
ミサキはウソップの腕を掴むと芝生の上で背負い投げをした。
ウ「び、ビックリしたぁ。」
ル「お前強ぇのか☆」
ウ「なんか嫌な予感…。」
ル「お前、仲間になれ!」
ウ「やっぱり…。」
『ごめんなさい。海賊は楽しそうだけど仲間になることはできないの…。』
ル「ぶー!」
ウ「ミサキを困らせんなよ。」
チョ「なんか理由でもあるのか?」
『ちょっと訳ありなの…。』
チョ「訳?」
『いろいろあるのよ。』
ミサキはそう言いながら笑って見せた。
チョ「そっか。」
本当は海賊をやってみたい。
と言うよりサンジのそばにいたい。
でもサンジには心配はかけたくない。
もしも仲間になったらサンジにバレちゃう……。
『……っ…。』
チョ「ミサキ?」
ヤバ…また……めまい……。
チョ「ミサキッ!」
《バシャーン。》
よろけたミサキは船の手すりに手をついたつもりが手を滑らせ海へと落ちてしまった。
甲板でタバコを吸っていたサンジが慌ててジャケットを脱いだ。
サ「ミサキのやつガキの時に溺れてから泳げねぇんだ!」
フ「ここ意外と水深あるぞ!」
サ「ミサキ!」
サンジは海に飛び込んだ。
ミサキ
どこだ!
いた!
ヤバ……。
あたし泳げないんだった……。
苦しい……。
助けて…。
サンジ……。
サンジはミサキの腕を掴むと自分の方へ引き寄せた。
《ザバッ。》
サ「おぃ!しっかりしろ!」
『っ…ゲホッゲホッ……サン…ジ……。』
サ「ったく心配させやがって。」
『ごめ………っ…。』
サ「ミサキ!」
ルフィが2人を船に引き上げるとチョッパーが駆け寄る。
チョ「大丈夫。気を失ってるだけだ。」
『ん……。』
目が覚めるとそこは医務室だった。
『私……。そうだ…!海に落ちて…。』
そこへチョッパーとナミが入ってきた。
チョ「気がついたのか。さっきはどうしたんだ?」
『あれは…。』
チョ「どこか悪いのか…?」
『うん…。』
チョ「待ってろ。すぐ診察するから!」
『いい…。わかってるから…。』
チョ「え…?」
『脳腫瘍。』
チョ「脳腫瘍!?」
『脳内の神経と目の神経を圧迫していて摘出は不可能と言われたわ。』
チョ「いつからだ。」
『海に出てからすぐだからだいたい1年くらい前。』
チョ「さっきのもそれが原因なのか…?」
『うん。時々ね、神経が圧迫されて目の前が真っ白になったり、めまいや頭痛がおきたりするの…。』
チョ「進行してるのか…?」
『うん…。一昨日もこの島の病院で診てもらったから間違いないわ。このまま腫瘍が成長すれば失明するとも言われた。』
チョ「……訳ありってこのことか…。」
『うん…。』
ナ「サンジ君には…?」
『言ってない…。お願い…。サンジには言わないで。』
ナ「どうして…。」
『心配かけたくない…。それにこのこと聞いたらサンジは夢を諦めちゃうかもしれない……。サンジには夢を叶えてしいから……。』
ナ「ミサキ……。」
甲板に響き渡る鬼ごっこをする声。
今日はいつもの3人とミサキ。
チョ「ミサキは足速ぇな☆」
『これでもそこそこ強いのよ?』
ウ「へぇ~。例えばどんな技使うんだ?」
『例えば……こんなのとかっ!』
ウ「おわっ!」
ミサキはウソップの腕を掴むと芝生の上で背負い投げをした。
ウ「び、ビックリしたぁ。」
ル「お前強ぇのか☆」
ウ「なんか嫌な予感…。」
ル「お前、仲間になれ!」
ウ「やっぱり…。」
『ごめんなさい。海賊は楽しそうだけど仲間になることはできないの…。』
ル「ぶー!」
ウ「ミサキを困らせんなよ。」
チョ「なんか理由でもあるのか?」
『ちょっと訳ありなの…。』
チョ「訳?」
『いろいろあるのよ。』
ミサキはそう言いながら笑って見せた。
チョ「そっか。」
本当は海賊をやってみたい。
と言うよりサンジのそばにいたい。
でもサンジには心配はかけたくない。
もしも仲間になったらサンジにバレちゃう……。
『……っ…。』
チョ「ミサキ?」
ヤバ…また……めまい……。
チョ「ミサキッ!」
《バシャーン。》
よろけたミサキは船の手すりに手をついたつもりが手を滑らせ海へと落ちてしまった。
甲板でタバコを吸っていたサンジが慌ててジャケットを脱いだ。
サ「ミサキのやつガキの時に溺れてから泳げねぇんだ!」
フ「ここ意外と水深あるぞ!」
サ「ミサキ!」
サンジは海に飛び込んだ。
ミサキ
どこだ!
いた!
ヤバ……。
あたし泳げないんだった……。
苦しい……。
助けて…。
サンジ……。
サンジはミサキの腕を掴むと自分の方へ引き寄せた。
《ザバッ。》
サ「おぃ!しっかりしろ!」
『っ…ゲホッゲホッ……サン…ジ……。』
サ「ったく心配させやがって。」
『ごめ………っ…。』
サ「ミサキ!」
ルフィが2人を船に引き上げるとチョッパーが駆け寄る。
チョ「大丈夫。気を失ってるだけだ。」
『ん……。』
目が覚めるとそこは医務室だった。
『私……。そうだ…!海に落ちて…。』
そこへチョッパーとナミが入ってきた。
チョ「気がついたのか。さっきはどうしたんだ?」
『あれは…。』
チョ「どこか悪いのか…?」
『うん…。』
チョ「待ってろ。すぐ診察するから!」
『いい…。わかってるから…。』
チョ「え…?」
『脳腫瘍。』
チョ「脳腫瘍!?」
『脳内の神経と目の神経を圧迫していて摘出は不可能と言われたわ。』
チョ「いつからだ。」
『海に出てからすぐだからだいたい1年くらい前。』
チョ「さっきのもそれが原因なのか…?」
『うん。時々ね、神経が圧迫されて目の前が真っ白になったり、めまいや頭痛がおきたりするの…。』
チョ「進行してるのか…?」
『うん…。一昨日もこの島の病院で診てもらったから間違いないわ。このまま腫瘍が成長すれば失明するとも言われた。』
チョ「……訳ありってこのことか…。」
『うん…。』
ナ「サンジ君には…?」
『言ってない…。お願い…。サンジには言わないで。』
ナ「どうして…。」
『心配かけたくない…。それにこのこと聞いたらサンジは夢を諦めちゃうかもしれない……。サンジには夢を叶えてしいから……。』
ナ「ミサキ……。」