桜詩

『君を嫌っていた』(2016年頃制作)


いつか私を
愛してくれる人に会えるかな?
気づけばそんなことが頭にあって
正直言って何も手をつけれない

思い浮かぶのは君だけのこと
やりたいことがたくさんあるのに

さよならをしたくて
それでもやっぱりできなくて
そして再び会えば苦しくて
君のことばかり考えていた
何も言えない、伝えられない

君を嫌っていた
涙するほど離れない
優しさ、温もりが痛々しく蘇る
君が大嫌いだ
早く忘れさせてよ…
いつになったら楽になるのかな

気を紛らわせようと奮闘しても
簡単には消えないから
泣いて泣いて泣く日々が嫌になる
誰でもいいから私を攫ってよ

自暴自棄になってどこでも走り回ろう
そんな力さえ今はどこにもない

恋愛ドラマや少女漫画
夢中でよく見返していたけど
見たくない、よけい苦しい
照らし合わせてしまう
自分と君のことを

本当は大好きなんだ
君のそばにいたいと
心からずっと願うばかりで
傷つきたくなくて
ずっと逃げていたけれど
そんなんじゃ守りたいものも守れない

簡単にすべて上手くいかない
怖くても堂々として
君にこの気持ちを伝えたいよ
君が大好きだから
こんな惨めな自分と別れよう
もっともっと前を向きたい

諦めが肝心とよく言うけど
そう簡単なものじゃない
夢見ていた、だから強がって
いつも遠ざけていた

君を嫌っていた
涙するほど離れない
優しさ、温もりが痛々しく蘇るよ
想いは枯れてくたび、
再び熱を帯びて花を咲かせようと
明日を歩み始める
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