ｷﾝﾌﾞﾘー｢そろそろ昼食ですが…、ﾎﾑﾝｸﾙｽも食事はできるのですか？ﾌﾟﾗｲﾄﾞ｣

ﾌﾟﾗｲﾄﾞ｢しなくても存続は可能ですが、無駄な消費を押さえるためには食事は必要です。｣

ｷﾝﾌﾞﾘ｢なるほど、ならばお互いそろそろ食事にしましょうか…。
何がいいでしょうねﾌﾟﾗｲﾄﾞ。

オムライスですか？それともデミグラスハンバーグ？
スパゲティーミートソース？エビフライ？ミートボール？カレーライス…何がいいですかね？｣

ﾌﾟﾗｲﾄﾞ｢おまちなさい、なんかみんな子供舌な食べ物じゃないですか？｣

ｷﾝﾌﾞﾘ｢おや、気にいりませんか？では、
芋のにっころがし、肉じゃが、コロッケ、アスパラ巻き、ﾛｰﾙｷｬﾍﾞﾂ、きんぴらごぼう、ﾎｲｺｰﾛｰ、かに玉、焼売、ミートパイ、ビーフシチュー、麻婆豆腐、ホワイトシチュー、ハヤシライス、エビピラフ、ラーメン、ボルシチ、ビビンバ、力うどん…｣

ﾌﾟﾗｲﾄﾞ｢なんだか取り留めが無くなってきましたね…｣

ｷﾝﾌﾞﾘ｢和風ハンバーグ、ビーフステーキ、スペイン風オムレツ、ボンゴレスパゲティー、サーモンのマリネ、クリームスープスパゲティー、シーフードグラタン、湯豆腐、おでん、ミートグラタン、ペペロンチーノ、天ぷら、ざるそば、ナポリタン、焼きそば、おしずし、ワカメの酢の物、アボガドの冷製スパ、チーズフォンデュ、そうめん、とりのマスタードソース焼き、ケバブ、タコ焼き、ええと他には…
チキンの香草焼き、照り焼き、ミートローフ、サーモンのテリーヌ、ポテトサラダ、ワカサギのフリッター、から揚げ、ドライカレー、鮭の塩焼き、冷し中華、茶わん蒸し、春巻、餃子…
今のところ作れて思いつくのはこんなところでしょうか？
で、結局あなたは何を食べたいんですか？ﾌﾟﾗｲﾄﾞ。｣

ﾌﾟﾗｲﾄﾞ｢貴方が作るのですか！？｣

ｷﾝﾌﾞﾘ｢当たり前でしょう？材料さえあれば、全て作れます。

私は味覚にも完璧を求めています。
口に合わないものには価値がありません。

他人によって食材が汚されるより、己の思うがまま調理したほうが美味となればやらない手はないでしょう。
で？ﾌﾟﾗｲﾄﾞ。貴方は何を食べたいですか？｣

ﾌﾟﾗｲﾄﾞ｢……。
………
……では、オムライスを｣

End

★★★

エプロンしてキッチンに立つｷﾝﾌﾞﾘさん…、想像できない僕の頭。