4章
名前変更
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書斎で見つけた八咫烏についての文献を読んでいた。
八咫烏を喚ぶには
『我、命ずる…道を
これで八咫烏が出てくるのだろうか。
お札を眺めていても反応がない。
『八咫烏…一体誰が烏天狗なのか教えてくれるのかな』
〈守護神、近くにあり〉
その声と同時にお札が光る。
眩しくて目を瞑った。
八咫烏〈ほう…お前が次の
『うわぁっ!?』
本当にあの片言でも喚べるなんて思ってなかった。
驚いた声に八咫烏は顔をしかめた。
八咫烏〈何故驚く?そなたの喚び声に応えただけのこと〉
『本当に現れるなんて思ってなかったから』
八咫烏〈まぁよい。そなたに一つ問う…〉
『はい』
八咫烏〈守護神は誰だ?〉
そう言われて、真っ先に思い浮かんだ人物がいた。
『……まさか』
八咫烏〈明日、そやつを蔵へ呼ぶのだ。そこで再び我を喚べ〉
八咫烏が還ってから急いで連絡をした。
偶然にもその人も私に連絡をしようとしていた。
『ついに明日か…』
*****
箱が開いたときから動きだしていた。
「そろそろか…」
とある屋敷では慌ただしくしてた。
ここだけ世界が違う。
ある時代から止まっているかのようだ。
「今度はお前が苗字の元へ行け」
「……はい」
箱が開けば動きだす––––
異世界のものは神子の存在に気づき
狙おうとする
「〝太陽の神子〟は私のものだ……!!」
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