第2Q
名前変更
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今日は快晴だったので、屋上で昼食を食べていた。
『………』
そういえば、絵の具が何色かなくなりかけてたな。
スケッチブックもついでに買おうかな。
お昼を食べ終えて教室に戻ろうとしたら、壁にもたれかかって寝てる人を見つけた。
『綺麗な色……』
今はスケッチブックを持ってないので、目に焼き付けようとその人を見ていた。
?「………」
薄く目を開けた気がした。
その瞬間、腕を掴まれて引っ張られた。
『えっ?な、ななな、なに!?』
私は今、見知らぬ人に抱きしめられています。
誰か、助けて下さい。
その願いが通じたように、扉が開く音がした。
?「青峰くん!また寝て……え……」
『た、助けて…下さい……』
あぁ、助かった。
さっきの私は絶対顔がぐしゃぐしゃだったと思う。
?「ホントにごめんね!!」
『だ、大丈夫ですよ。びっくりしましたけど』
?「もう!青峰くんも謝って!」
『いえいえ!大丈夫ですから!』
青峰くんがずっとこっち見てる。
見てるというか、睨んでる?警戒してる?
桃井「あ、私、桃井さつき!よろしくね!」
『わ、私は、苗字 名前です』
桃井さんが青峰くんに、ほら、と言って叩いていた。
青峰「青峰大輝……さっきは、悪かった」
最後の言葉は小さくて聞こえなかったけど、微笑んで頷いてみせた。
『あ、次は移動教室なので』
私は二人に軽く頭を下げて教室に戻った。
桃井「青峰くん、どうしたの?」
青峰「あいつ…意外に大きかった」
桃井「バカ!!」
青峰「いってぇ!」
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