第2Q
名前変更
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今日は珍しくお母さんが早く帰ってきた。
お母さんの作るハンバーグはとっても美味しい。
「学校生活はどう?」
名前「なんか、すげー有名人」
『友達もできたし、楽しいよ』
「今のうちに楽しみなさいよ!」
私と名前の背中を叩いた。
名前「あ、忘れてたんだけどさ、明日から三日間研修なんだよね」
『えぇ!?』
「あら、そうなの?」
お母さんの反応が軽い気がする。
その理由は、偶然にもお母さんの休日がかぶっていたからだった。
『お母さん、朝起こしてね』
「はいはい」
今日から三日間、一人で登校することになった。
歩いて行くのもいいな。
黒子「椙野さん、おはようございます」
『あ、黒子くん!おはよう』
黒子「今日、お兄さんは?」
『今日から三日間研修でいないんだよね』
黒子「そうですか。では、その三日間はボクと一緒に行きませんか?」
こっちから誘おうと思ってたのに先に言われちゃったな。
『うん!全然OK』
それから学校に着くまで部活の話をした。
黒子「ボクは三軍ですよ」
『名前も初めは三軍だったよ』
問題はそこからで、昇格テストがあっていい成績を出さないと上には行けない。
うーん、でもなぁ…
黒子「あ、椙野さん…」
ドンッ
あれ?
昨日もぶつかったような。
『ごめんなさい。私の不注意で』
?「大丈夫~?」
『はい、大丈夫です』
それにしても背が高い。
そして、髪が紫。
?「もしかして、昨日、赤ちんとぶつかった子?」
うわっ、見られてた。
赤ちんって赤司くんのことしか考えられない。
『恥ずかしながら、はい、私です』
その時、わしゃわしゃと頭を撫でられた。
え、なぜ。
紫原「オレ、紫原敦。まいう棒だよ~」
『あ、ありがとう』
紫原「じゃあね~」
お菓子を貰ったから今度お返ししなくては。
……って、私名乗ってない!
黒子「大丈夫ですか?」
『え、うん、まぁ』
気をつけなければ。
そして、紫原くんに失礼なことをしてしまった。
紫原「ねぇねぇ赤ちん」
赤司「どうした?」
紫原「今日の朝、赤ちんとぶつかった子に会ったよ~」
赤司「……そうか」
緑間「そんなことがあったのか」
赤司「ああ、あれは話すきっかけを作るためにやったことだ」
青峰「へぇ、なんかそいつに気になることとかあんのか?」
赤司「まぁね…いつかわかるよ」
バスケ部で話題になっていることを名無しはまだ知らない。
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