第2Q
名前変更
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今日から名前が課外で早いということで、私も早く学校に行くことになった。
名前「荷物持たせて悪いな」
『ううん、大丈夫』
名前が肩にかけてる荷物を後ろに乗っている私が持っている。
もちろん私の荷物はカゴに入っている。
名前「お前さ、部活は?」
『帰宅部』
名前「それ、部活じゃねぇ」
『知ってるもーん』
名前「バスケ部は?」
『えー』
女子バスケ部があるのは知ってるけど、選手として出るのは抵抗あるかな。
名前「誰も選手になれって言ってないぞ。マネージャーだよ」
『えー』
名前「適任だと思うけどな」
『えー』
えーだけかよ!?とツッコミが入った。
正直、マネージャーも抵抗ある。
だって、人気ある部活だと色々とね。
名前「まぁ、その気持ちわかるよ」
『また…"読んだ"」
名前「読んでないよ~」
そんな話をしていたら、いつの間にか学校に着いていた。
何か悔しいけど着いたからここでお別れ。
『じゃあ、また放課後にね』
早いから人の気配がしない。
図書室が開いてるといいな。
?「ほら、早く!」
?「まだ時間あんじゃねーか」
あの二人は朝練かな。
朝からご苦労様ですね。
あ、黒子くん頑張ってるかな。
ドンッ
『あ、わ、ごめんなさいっ!』
私の不注意で、人とぶつかってしまった。
?「いや…こっちこそ、すまない」
見る人の目を惹く赤い髪と一緒の色をした綺麗な瞳。
さっきの二人は桃色と青色の髪をしてた。
『あ、ごめんなさい…急いでますよね』
頭を下げてこの場を去ろうとしたら止められた。
?「いや、まだ時間はある」
と、言って私を見た。
?「君は……椙野 名無しさん」
『えっ…どうして……』
正直すごく驚いた。
初対面なのにどうして私の名前を知ってるのか。
彼は薄く微笑んだ。
赤司「どうしてだろうね。オレは赤司征十郎だ。覚えておいて損はないと思うよ」
そう言われた意味がわからなかった。
また会う時があると言いたかったのだろうか。
『じゃあ、覚えておきます』
今はわからないままにしておこう。
*****
赤司side
いい人材を見つけた。
昨日、見てそう思った。
元帝光中バスケ部で遅咲きの選手にして全ての大会で勝利に導いた兄を持つ。
オレもその時はバスケ部を見学していたが、あの兄妹が気になって見ていた。
名前「なぁ名無し、お前見ててどう思う?」
『………』
驚いた。
彼女は真剣な眼差しで練習している人を目で追っていた。
ちゃんと目が追いついているようだ。
そのあとすぐ帰ったようだったので明日にでも会って話そうかと思い、早めに家を出れば案の定彼女はいた。
わざとぶつかったのは彼女には黙っておこう。
?「あ、赤司くーん!」
赤司「桃井か。青峰も遅れずに来たか」
青峰「おう」
赤司「どうした?緑間」
緑間「いや、何かいいことでもあったのか?」
赤司「まぁ、そんなところだ」
今は言わない。
いずれみんなに紹介するよ。
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