名前を教えてね!
2章
名前変更
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鴆が帰った後、
名前「鴆には羽に猛毒があって触れるだけでも死に至る。でも、その毒を利用して薬を作ったりする」
カラス「左様です。鴆様も…なかなか本家に顔も出せず、今日は何故か…」
と名前、鴉天狗が言う。
リクオは鴆の羽根を持ってひらひらさせながら、
リクオ「てか…呼んだんだろ!!じーちゃんが!!鴆くんを!!ボクに説教させるために!!」
リクオから言われてギクッとなるぬらりひょんは、
ぬら「……フン、ばれちゃーしょーがないのう!!」
リクオが何か言いそうだったのを遮って、
名前「はい、ストーップ!」
と面倒臭くなる前に止めた。
リクオ「……あ!名前くんには治癒力があるんでしょ?だったら、鴆くんを治せないの?」
と急にリクオが言った。
名前「治すことは可能だけど、断られた。死んだら生き返らせろとは言われたけど」
リクオ「そうなんだ…」
名前「まぁ、死なせないけどね」
リクオ「治癒と蘇生ができるなら、今までしたことあるの?」
名前「ん、まぁな…何度か、あるな」
この時の名前はどこか苦しげだった。
ぬら「(名前…)」
それに気づいたのが一人だけ。
*****
『っ!!』
急にガバッと起き上がった。
『ハァ…暑い…!』
汗をかいていておまけに喉も渇いていたので、台所へ向かった。
リクオ「こらっ…ホンットお前らは」
青田坊「え…これ若の?」
リクオはお酒を奪うように取った。
名前「鴆の屋敷に行くんだな?オレも行くよ。カラスも一応な」
リクオ「名前くんがいたら助かるよ!」
『ちょ…ちょっと待って…!私も連れてって!』
背後には息を切らした名前がいた。
リクオ「わっ、すごい汗!お水持ってくるね!」
名前「"見た"のか?」
『うん…たぶんあれ鴆さんの屋敷で……燃えてた』
名前の額に手をやって呼吸を整えさせた。
それからリクオが名前に水を持ってきてからすぐにおぼろ車に乗って鴆の屋敷に向かった。
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