名前を教えてね!
序章
名前変更
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東京上空–––
名前「もうすぐ着くよ」
奴良組へ向かっている苗字兄妹。
門の前で着地して、名前は狐から人間の姿に戻る。
『新幹線でも良かったのに』
名前「だってお金高いじゃん。あと、飛んだ方が早いもん」
じゃ、行こうと言って門をくぐると声が聞こえた。
ぬら「早い到着じゃったな」
名前「ああ。急に呼び出してどうしたんだ?」
ぬら「ちょいと話があってな」
少しいいかのう、と言って名前を連れて部屋へ行った。
その間名前は暇だったので池に石を投げていた。
すると池からあいた、と言う声がした。
『え?今声が…』
池から河童が出て来た。
河童「あいたた…お皿割れてないかな……って、君誰?」
『あ、はい!わ、私苗字 名前です!あの、お皿大丈夫ですか?』
ごめんなさい、と言ってペコリと頭を下げた。
河童「あぁ、名前さんの妹さんかぁ。いーよぉ、可愛いから許す」
『へ?』
驚いて変な声を出してしまった。
河童は薄く笑って、
河童「そんくらいじゃあ、お皿は割れないよ~」
と言って池から出て来た。
河童が名前に近づいて来て、
河童「ねぇねぇ、キュウリある?」
気づけば河童は目の前にいた。
『(近い…)』
名前「キュウリならあるよ」
後ろから名前の声がした。
名前が投げたキュウリを見事河童はキャッチした。
河童「ありがとうございます」
『あの…』
河童「ん?何?」
『そろそろ手を…//』
いつの間にか河童は名前の手を握っていて、おまけに河童の手はとてもひんやりしていた。
名前「(河童に好かれたな)」
その光景を名前は楽しそうに見ていたのだった。
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