名前を教えてね!
7章
名前変更
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狒々が殺されて、いつ狙われても大丈夫にと護衛が増えた。
名前「…おい、ついて来るな!」
カラス「名前さんにも護衛を」
名前「いらねぇよ」
逃げるように学校へ行った。
ぬらりひょんからも逃げられたので、追いかけることはしなかった。
カラス「はぁ…仕方ない…」
*****
学校が終わって清十字団には行かずに下校して寄り道していると、ぬらりひょんと買い物袋に入った納豆小僧を見つけた。
『ゆらちゃんだ』
5時のタイムセールでどれを買えばいいか悩んだ結果、買いそびれていた。
名前「ぬらりひょんとどっか行ったな…」
すると、ひと風吹いて名前と空良の髪を揺らした。
その風は普通の風とは違った。
名前「(何も無いといいがな…)」
『どうしたの?』
名前「あー、いや何でもない」
ゆらとぬらりひょんは公園にいた。
何やら高級そうなお菓子をゆらはもぐもぐ食べていた。
ぬら「しかし–––花開院といやぁ、有名な陰陽師––––そんな無茶な生活せんでものう?」
ゆら「いえ…えーんです。自分が望んだことですから。モチベーションたもって…必ずこの街に棲まうという、大妖怪ぬらりひょんを…倒すんです」
目の前にいるのがぬらりひょんとは知らず、誓うように言う。
ぬらりひょんと仲良く喋っていると、風が強く吹いた。
ゆら「なんや…変な風」
ぬら「ビル風じゃろ…ほら…すぐ後ろに真新しいビルが」
その時、また強い風が吹いて今度は二人を襲うように吹いた。
ブランコは風によって破壊されていた。
?「ホウ…よけたか……」
二人の目の前には、五人の怪しそうな人がいた。
?「勘のいい、"護衛" だな…!」
ぬら「なんじゃ?あの男、風を操る妖怪?"かまいたち"か?」
ゆらは考える。
ヒュンヒュルルンと…
鞭のような音を出す"風妖怪"…
その名は、怪異妖怪 "ムチ"!!
ゆら「おじいさん、逃げて––––!!」
ムチが襲いかかった。
ゆらは瞬時に札を出して身を守る。
ムチの風は周りを破壊していった。
ゆら「おじいちゃん、悪いことは言わん…逃げて!!」
どこかで何が崩れたような音がした気がした。
名前「…そういえば、最近、予知のようなもの見ないよな」
『あ、確かに…』
名前「もうすでに "何か" 起こってるけどね…」
『……!』
*****
ゆらはムチに苦戦していた。
傷も負っていた。
ゆら「式神"禄存"!!」
ムチ「追え!!」
ぬらりひょんを乗せた禄存はひょいとビルを上った。
ぬら「おいっ…おじょーさん?」
そこには今にも倒れそうなゆらがいた。
ムチとその部下がゆらを囲って襲いかかろうとする。
だが、爆発音と共に弾かれた。
ゆら「やっと、足でまといがおらんなぁ…」
笑みを浮かべて言った。
その後ろには式神が三体身構えていた。
ぬら「まさか…式神をあの歳で三匹も出すとは………信じられん…すごい才能じゃなぁ…」
誰かと同じじゃな、と付け足して言った。
ゆら「たんろォォォーーー!!こいつら!!喰い殺してしまい–––!!!」
式神でムチの部下を攻撃させている間、もう一体金魚の式神を出した。
ゆら「式神改造!!人式一体!!」
花開院流陰陽術
"
凄まじい勢いで攻撃をした。
ネーミングセンスは置いといて・・・・・
ゆら「小娘一人やったら、倒せると思ったか?」
ペッと唾を吐いて言ったゆらはどこかかっこよく見えた。
そして誰もが決着したと思っていた矢先、猛毒の風がゆらを襲った。
倒したのはムチの部下だけだった。
ムチ「あいにく、おめーと遊んでるヒマはねーんだ」
あばよ、と言って、ぬらりひょんのいる場所へ飛んでいった。
ゆらは式神で追おうとしたが、体力もあり追うことはできなかった。
ムチ「ぬらりひょん。誰もが知る…大妖怪」
ぬら「狒々の奴を…殺したのは、お前かい…?」
ムチは黙っていた。
風の音だけが鳴っていた。
ぬら「残念だのう…アイツとはずいぶん前に盃交わした、奴良組の古株の一人で、時々一緒にカフェ~~~もする仲だったんじゃが………」
ムチがぬらりひょんを襲う。
ぬら「感傷にひたる間もないってか」
と言いつつ軽くかわし、ボロボロになった箇所を見た。
ぬら「風情がないのう…おまえ」
ムチは容赦なくぬらりひょんを襲う。
それをかわす。
ムチ「ふはははは、オレの技から逃げているな––––!!逃げているな!!」
ひどく崩れて逃げ場がなくなってしまった。
下から納豆小僧が心配そうに見ていた。
ムチ「くくく……ゾックゾクする……あんたみたいな大物を、この手でやれる日がくるとはよぉ」
"怪異・八陣風壁"!!!
ムチ「もう逃げ場はねぇ。我が八陣の風壁の、うずに巻かれてチリとなれ!!」
ぬらりひょんは刀を出して、ムチの風を防いでいた。
そして、刀を抜く。
気づいた時にはぬらりひょんの姿はなかった。
ムチ「いない……!?」
姿はなくても、そこにいた。
現れた時には目の前にいて、ムチを倒した。
ぬら「"
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