序章
いつも思い出すのは、あの日の夏の空の青だった。
「スザクさん」
車椅子に乗った一人の愛らしい少女が、僕の名前を呼ぶ。ふわふわと長いミルクティー色の髪は今日は二つに結ばれている。
ナナリーは僕の幼馴染だ。8年前、僕の故郷である日本で知り合い、それ以来彼の兄を含めて僕達は仲良くなった。
「ナナリー、どうしたの?」
「今日ユフィ姉様とコーネリアお姉様と一緒にアリエス宮でお茶会をするんです」
なのでスザクもご一緒にどうですか?と小首を傾げるナナリーは可愛らしい。
「僕も参加して良いのかい?」
「もちろんです!」
ナナリーは嬉しそうに微笑む。ナナリーは周りに、ユフィやコーネリア皇女を中心にとても愛されているが、その理由はこの笑顔を見ているとわかる気がする。
いつも優しい幼馴染を見ていると僕も誇らしくなる。このブリタニア、というか皇族の方々はまさに絵物語の王子様とお姫様のような、優雅で上品な性格や雰囲気を持っている。まあ皇子と皇女だから当たり前ではあるが。
そんなことを考えていると、ナナリーはその笑顔を少し曇らせながら言った。
「それに……お兄様のお話もする予定なんです。スザクさんはお兄様と一番仲が良かったから」
お兄様。前に名前を付けずにナナリーがそう呼ぶ人物を、僕は知っている。
「あぁ、そうか……………そういえば、今日で、7年前になるのか」
7年前、その数字は僕達の間では重要な意味を持つ。ナナリーのお兄様。そして、僕のもう一人の幼馴染。
「ルルーシュがいなくなってから、もうそんなに経つんだね」
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
7年前に誘拐されて、失踪した皇子であり、ナナリーの実の兄。そして僕と彼は、親友だった。
「スザクさん」
車椅子に乗った一人の愛らしい少女が、僕の名前を呼ぶ。ふわふわと長いミルクティー色の髪は今日は二つに結ばれている。
ナナリーは僕の幼馴染だ。8年前、僕の故郷である日本で知り合い、それ以来彼の兄を含めて僕達は仲良くなった。
「ナナリー、どうしたの?」
「今日ユフィ姉様とコーネリアお姉様と一緒にアリエス宮でお茶会をするんです」
なのでスザクもご一緒にどうですか?と小首を傾げるナナリーは可愛らしい。
「僕も参加して良いのかい?」
「もちろんです!」
ナナリーは嬉しそうに微笑む。ナナリーは周りに、ユフィやコーネリア皇女を中心にとても愛されているが、その理由はこの笑顔を見ているとわかる気がする。
いつも優しい幼馴染を見ていると僕も誇らしくなる。このブリタニア、というか皇族の方々はまさに絵物語の王子様とお姫様のような、優雅で上品な性格や雰囲気を持っている。まあ皇子と皇女だから当たり前ではあるが。
そんなことを考えていると、ナナリーはその笑顔を少し曇らせながら言った。
「それに……お兄様のお話もする予定なんです。スザクさんはお兄様と一番仲が良かったから」
お兄様。前に名前を付けずにナナリーがそう呼ぶ人物を、僕は知っている。
「あぁ、そうか……………そういえば、今日で、7年前になるのか」
7年前、その数字は僕達の間では重要な意味を持つ。ナナリーのお兄様。そして、僕のもう一人の幼馴染。
「ルルーシュがいなくなってから、もうそんなに経つんだね」
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
7年前に誘拐されて、失踪した皇子であり、ナナリーの実の兄。そして僕と彼は、親友だった。
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