ちびっ子の夏休み
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不「莉和こっちだよー」
菊「にゃーーこっちこっちー」
桃「おー莉和こっちで食べるのかー?」
『ももたーん』
手塚の手から離れると
莉和は桃城のところへ走った。
だっこだっこと迫り桃城に抱っこしてもらうと
ニコニコの莉和。
あのねーとさっきの出来事を
説明して怒る顔をする莉和を見て
青学のメンバーは
氷帝の席の方を見れなくなった。
なにやらさっきからの
殺気漂う目線の意味がわかった。
乾が氷帝から椅子を移動してきて
不二と菊丸の間に座った。
川村 「莉和ちゃんいらっしゃい」
『かわむらたんだーー』
海「でけえー声出すんじゃねー」
『かいどうたんちーーね!
(海堂さんしーね!)』
口に人差し指を当て海堂に見せる。
わかった!と納得すれば
周りはその行動に和んでしまった。
今日の夕飯は中華だ。
食事が始まると
莉和菊丸が取ってくれたご飯と
不二が小さく切ってくれた野菜を食べて
ご機嫌になっていた。
桃「ほらこれも食えっ!」
大「おい、あげすぎるなよー」
越「莉和口の周り凄い」
手「ゆっくり食べるんだ」
『おいちーねー』
不「ふふ、莉和はよく食べるね」
『ねーねーふじたん』
不「ん?なんだい?」
『はい、あーん』
小さいフォークに小さな人参を刺し
不二の口元へ
不「くれるのかい?」
『あげりゅー』
乾「莉和が人参が苦手なの80%」
菊「嫌いなのあげてるにゃー」
手「好き嫌いはいかんぞ」
『うにゅーーー』
不「しょーがないな、1つだけ貰うから
莉和も1つ頑張るんだよ?」
『んーーーわかたー』
不「じゃーあーん」
『あーーーーん』
パクッ
不「ん、おいしいよー!
ほら莉和も食べてみなよ」
越「莉和」
越前が箸で人参を掴み
莉和の口元へ持っていく。
『ゔーーー』
不「莉和なら食べれるよ」
川村 「頑張って」
大「がんばれ!」
菊「がんばるにゃー」
桃「残しちゃーいけねーなーいけねーよー」
越「ん、ほら、あーん」
『ゔーーゔーー』
パクッ
莉和は目をつぶり口をあけ
勢いよく人参を口に入れた。
菊「あー食べたにゃ!」
大「お!凄いぞ!」
桃「偉いぞー莉和!」
川「頑張ったね」
越「どう?」
『おいちくない』
越「まだまだだね」
不「えらいね、よく頑張ったよ!ナデナデ」
手「いい事だ」
乾「よく頑張ったな」
海「あー偉い」
みんなに褒められてちょっと照れていたが
満足そうな顔をしていた。
食堂も終わりそろそろ部屋へ戻ろうという
話になったので
莉和を鳳の所へ連れていこうとする。
川「莉和ちゃん
跡部くんと忍足くんと仲直りできる?」
『....』
桃「もう許してやれよー」
不「俺達ともご飯食べれたし
もういいんじゃないか?」
横を見るとしょぼくれた忍足や明らかに
機嫌が悪い跡部がこっちを見ていた。
その方向をチラッと見て目が合うと
ふーんっ!と目をそらす莉和。
その様子を見て青学メンバーは苦笑い。
鳳「莉和」
『あ、ちょたろー』
川「鳳君。すまなかったね」
鳳「いえ、こちらこそすいませんでした」
不「莉和はまだ怒ってるみたいなんだ」
菊「なんか俺達も悪い気がしちゃってにゃー」
乾「説得はしているんだが
どうしても機嫌が直らないんだ」
手「うむ」
ちょっと困り顔の青学のメンバーを見て
鳳も苦笑い。
鳳「すいません。ほら、莉和
忍足先輩も跡部先輩も
もうダメって言ってないし
許してやんなよ」
『....だっちぇー』
鳳「みんな莉和とご飯食べたくて
青学行くって言われて寂しかったんだよ」
『ちょーなの?』
不「莉和は氷帝の皆嫌い?」
莉和は首を横に振る。
不「ここにいる皆も莉和のこと好きだよ?
だから莉和がいなくなると
寂しくなっちゃうんだ」
『んーーふじたんも?』
不「うん!寂しいよ?
忍足も跡部も寂しかったんだよ」
『...』
もう一度チラッと氷帝の方を見ると
みんなどこか寂しそうに見えた。
『うーーーーん』
鳳「莉和?」
菊「仲直りするにゃ!」
桃「そーだぞ!行ってこい!」
川「みんな待ってるよ?」
越「莉和がんばれ」
『むこういく。なかなおりちゅる』
不「うん、頑張ってね」
菊「また一緒に遊ぼうにゃー」
桃「俺ともなー」
『うん!あちょぼーねー』
鳳「じゃ、行こう」
『みんにゃまたねー』
莉和は青学のメンバーに
手を振り鳳に抱かれて
氷帝のテーブルに戻って行った。
ジ「あー莉和」
向「莉和ー!」
宍「お、戻ってきたな」
日「やっとか」
『たらいまーーーー』
鳳から離れるとトコトコ歩き
そのまま跡部、忍足の所へいく。
『あちょべたん、おちたりたん』
忍「莉和、堪忍な?」
『莉和なかなおりちゅる』
忍「許してくれるんか?」
『うん!』
忍「莉和ーーーーーーー」
忍足は莉和を抱きしめ
莉和はきゃはははと笑っている
その様子を見ていた跡部はコーヒーを飲んでいる。
忍足から離れる跡部の所へ。
『あちょべたん』
跡「...」
『あちょべたんごめんねちゅるの』
跡「ああ、すまなかったな」
『あちょべたんだっこちてくれりゅ?』
跡「...しょーがねーなー」
跡部は莉和を抱き上げ
自分の方向けて膝に座らせた。
『なかなおりねーー!』
跡「はあ、ああ、仲直りだ」
『わーーーい』
跡「次から決める時俺様にも言えよ?」
『はーーい、わかたー』
やっと氷帝メンバーにも平穏が戻ってきた。
たった一人の小さな子がいなかっただけで
とんでもなく静かだった。
小さくなっても彼女は氷帝のマネージャーで
こんなにもメンバーのモチベーションをあげてくれる。
きっと元の姿になっても
彼女を離せないんだろうなと
離すつもりもないなと改めて思う
氷帝メンバーでした。
END
菊「にゃーーこっちこっちー」
桃「おー莉和こっちで食べるのかー?」
『ももたーん』
手塚の手から離れると
莉和は桃城のところへ走った。
だっこだっこと迫り桃城に抱っこしてもらうと
ニコニコの莉和。
あのねーとさっきの出来事を
説明して怒る顔をする莉和を見て
青学のメンバーは
氷帝の席の方を見れなくなった。
なにやらさっきからの
殺気漂う目線の意味がわかった。
乾が氷帝から椅子を移動してきて
不二と菊丸の間に座った。
川村 「莉和ちゃんいらっしゃい」
『かわむらたんだーー』
海「でけえー声出すんじゃねー」
『かいどうたんちーーね!
(海堂さんしーね!)』
口に人差し指を当て海堂に見せる。
わかった!と納得すれば
周りはその行動に和んでしまった。
今日の夕飯は中華だ。
食事が始まると
莉和菊丸が取ってくれたご飯と
不二が小さく切ってくれた野菜を食べて
ご機嫌になっていた。
桃「ほらこれも食えっ!」
大「おい、あげすぎるなよー」
越「莉和口の周り凄い」
手「ゆっくり食べるんだ」
『おいちーねー』
不「ふふ、莉和はよく食べるね」
『ねーねーふじたん』
不「ん?なんだい?」
『はい、あーん』
小さいフォークに小さな人参を刺し
不二の口元へ
不「くれるのかい?」
『あげりゅー』
乾「莉和が人参が苦手なの80%」
菊「嫌いなのあげてるにゃー」
手「好き嫌いはいかんぞ」
『うにゅーーー』
不「しょーがないな、1つだけ貰うから
莉和も1つ頑張るんだよ?」
『んーーーわかたー』
不「じゃーあーん」
『あーーーーん』
パクッ
不「ん、おいしいよー!
ほら莉和も食べてみなよ」
越「莉和」
越前が箸で人参を掴み
莉和の口元へ持っていく。
『ゔーーー』
不「莉和なら食べれるよ」
川村 「頑張って」
大「がんばれ!」
菊「がんばるにゃー」
桃「残しちゃーいけねーなーいけねーよー」
越「ん、ほら、あーん」
『ゔーーゔーー』
パクッ
莉和は目をつぶり口をあけ
勢いよく人参を口に入れた。
菊「あー食べたにゃ!」
大「お!凄いぞ!」
桃「偉いぞー莉和!」
川「頑張ったね」
越「どう?」
『おいちくない』
越「まだまだだね」
不「えらいね、よく頑張ったよ!ナデナデ」
手「いい事だ」
乾「よく頑張ったな」
海「あー偉い」
みんなに褒められてちょっと照れていたが
満足そうな顔をしていた。
食堂も終わりそろそろ部屋へ戻ろうという
話になったので
莉和を鳳の所へ連れていこうとする。
川「莉和ちゃん
跡部くんと忍足くんと仲直りできる?」
『....』
桃「もう許してやれよー」
不「俺達ともご飯食べれたし
もういいんじゃないか?」
横を見るとしょぼくれた忍足や明らかに
機嫌が悪い跡部がこっちを見ていた。
その方向をチラッと見て目が合うと
ふーんっ!と目をそらす莉和。
その様子を見て青学メンバーは苦笑い。
鳳「莉和」
『あ、ちょたろー』
川「鳳君。すまなかったね」
鳳「いえ、こちらこそすいませんでした」
不「莉和はまだ怒ってるみたいなんだ」
菊「なんか俺達も悪い気がしちゃってにゃー」
乾「説得はしているんだが
どうしても機嫌が直らないんだ」
手「うむ」
ちょっと困り顔の青学のメンバーを見て
鳳も苦笑い。
鳳「すいません。ほら、莉和
忍足先輩も跡部先輩も
もうダメって言ってないし
許してやんなよ」
『....だっちぇー』
鳳「みんな莉和とご飯食べたくて
青学行くって言われて寂しかったんだよ」
『ちょーなの?』
不「莉和は氷帝の皆嫌い?」
莉和は首を横に振る。
不「ここにいる皆も莉和のこと好きだよ?
だから莉和がいなくなると
寂しくなっちゃうんだ」
『んーーふじたんも?』
不「うん!寂しいよ?
忍足も跡部も寂しかったんだよ」
『...』
もう一度チラッと氷帝の方を見ると
みんなどこか寂しそうに見えた。
『うーーーーん』
鳳「莉和?」
菊「仲直りするにゃ!」
桃「そーだぞ!行ってこい!」
川「みんな待ってるよ?」
越「莉和がんばれ」
『むこういく。なかなおりちゅる』
不「うん、頑張ってね」
菊「また一緒に遊ぼうにゃー」
桃「俺ともなー」
『うん!あちょぼーねー』
鳳「じゃ、行こう」
『みんにゃまたねー』
莉和は青学のメンバーに
手を振り鳳に抱かれて
氷帝のテーブルに戻って行った。
ジ「あー莉和」
向「莉和ー!」
宍「お、戻ってきたな」
日「やっとか」
『たらいまーーーー』
鳳から離れるとトコトコ歩き
そのまま跡部、忍足の所へいく。
『あちょべたん、おちたりたん』
忍「莉和、堪忍な?」
『莉和なかなおりちゅる』
忍「許してくれるんか?」
『うん!』
忍「莉和ーーーーーーー」
忍足は莉和を抱きしめ
莉和はきゃはははと笑っている
その様子を見ていた跡部はコーヒーを飲んでいる。
忍足から離れる跡部の所へ。
『あちょべたん』
跡「...」
『あちょべたんごめんねちゅるの』
跡「ああ、すまなかったな」
『あちょべたんだっこちてくれりゅ?』
跡「...しょーがねーなー」
跡部は莉和を抱き上げ
自分の方向けて膝に座らせた。
『なかなおりねーー!』
跡「はあ、ああ、仲直りだ」
『わーーーい』
跡「次から決める時俺様にも言えよ?」
『はーーい、わかたー』
やっと氷帝メンバーにも平穏が戻ってきた。
たった一人の小さな子がいなかっただけで
とんでもなく静かだった。
小さくなっても彼女は氷帝のマネージャーで
こんなにもメンバーのモチベーションをあげてくれる。
きっと元の姿になっても
彼女を離せないんだろうなと
離すつもりもないなと改めて思う
氷帝メンバーでした。
END