向かう先には光輝く世界
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「ぐおおおおおー待てこらーーーーーー」
『待つわけないじゃんかああああ』
絹張莉和です。
放課後の校舎の中で
私は同じクラスの赤也+テニス部先輩達に
なぜか追いかけられています。
なんにも悪いことしてないし
今日は天気も良いしお昼寝日和だったから
ちょっと睡眠学習はしてたけども!!
赤也とは同じクラスだから
よくふざけたりしてるけど
先輩達は全くって言うほど知らないし
追いかけられるようなことはしてない!
赤「くそーハァハァ
莉和お前足早くね?ハァハァ」
『いや、ハァ。
もう限界近いんだけど...なに?ハァハァ
一体何なのよ!
私なんかしたっけ?』
赤「いいからとりあえず部室来てくれって」
『だーかーらーイ、ヤ、ダ!!!!』
私は足の限界体力の限界が近づいてきたので
空き教室に入りこんだ。
それを追いかけてきた赤也と端と端で喋っている。
少し動けば向こうも動き
息が切れているとはいえ
さすが運動なだけあって
既に呼吸が落ち着いてきている。
そんな私はどこの部にも所属していない。
でも運動は好きで休みの日に
好きなテニスをしにいくくらい。
普通の女子よりも体力は
ある方だと思うけど
運動部しかも男子しかも数人に
追いかけられて走りっぱなしっていうのは経験にない。
いや、あったら怖いか。
「お、こんなとこにおったか」
「本当ですね。逃げ足の速さは想像を超えていました。」
赤「あ、お疲れ様っス」
「おう!赤也やっと追い込んだか」
「丸井先輩なんもしてないじゃないですか」
「ちゃんと俺だって探してたぜぃ?
なあ?ジャッカル?」
「ああ、珍しくな。というか幸村の命令とあれば動かざるを得ないだろ」
赤「あー確かに」
いやーもうこの人達なんなの!
いつの間にか追いかけてきた先輩。
全員集まってきちゃうし
私の後ろはベランダ。
もう、ここしか道は残されてない。
赤也は黒板の方にいるし
教室前の入り口には赤髪の先輩と黒い先輩。
後ろの入り口には銀髪の先輩とメガネをかけた先輩。
ベランダの入り口は幸いにも後ろにしかないので
ベランダに出て逃げよう。
うん。でもタイミングが重要だ。
先輩達は話しながらも
こっち見て目をそらさないし
あーあ、敵に追い込まれたネズミって
こんな気持ちなのかな?って
呑気に考えていたら赤也が動き出した。
『いや、だから動かないでって!』
「じゃ、お前がこっち来てくれんのかよ」
『馬鹿じゃないの?行くわけないじゃん!!
最初っからそんなんだったらここまで逃げてないわばーかバカ也ばーか』
「てめーこのチビ女あああ」
机を飛び越えて
向かってきたと同時に私はベランダに出た。
うちの学校のベランダは仕切りがなく
隣のクラスと繋がっているので
そのまま隣のクラスへ走った。
『もおーーーマジ無理ーー』
このまま直進してると
いつか捕まりそうだし行き止まりになるので
廊下に逃げようとし
適当なクラスに入ったその時
ボスッ
『ーッッッ』
「はい、捕まえた」
教室入った途端誰かにぶつかり
そのまま抱きしめられる状態に。
恐る恐る顔を上げると
優しく微笑む綺麗なお顔が、、、。
『えーっとーんー離してください?』
「え?なに?離すわけないでしょ?
やっと捕まえたんだもん。
バカ也達に頼んだのに時間かかりすぎだしね」
『えーってか誰ですかー
とりあえずほんとに離し「うるさいよ?(黒)」』
『ヒッ』
「はい、じゃー部室行くよー」
『ぎゃーーーー』
なんだか黒い笑顔が見えた
先輩に担がれて部室へと連れてかれた。
なんでこんな状況なのか
部室に集まった先輩達+バカ也
私は椅子に座らされ
その周りを囲むように先輩達が居て
もう恐ろしいといったら
いや、恐ろしいどころか
なにもわからない私には地獄でしかない。
『、、、、、』
「さーて、やっとミーティングできるね!」
「幸村くんそろそろ彼女に説明してあげた方が宜しいのではないでしょうか」
「もうこいつ目死んでるぜぃ?」
「まあ、無理もない
男数人1人は知ってる奴だったとしても
運動の俺らからあんだけ逃げてたんだ
疲れているだろう」
「俺なら絶対そんな状況イヤっスね」
「誰も好き好まないだろう」
「ファンの奴らならむしろ逆になるじゃろうな」
「全く、たるんどる」
「ハイハイ、じゃー話を進めるよー!
今日からマネージャーになってもらう絹張だ」
『はああああああ?』
え、いや、何言ってんのこの人?
初対面だよ?
知らない人だよ?
え、なんなの?
え?え?え?初めましてだよ?
何考えてる?私がマネージャーになる?
突然の言葉しかも頼んできてる訳じゃなく
もう決定してます拒否権ありません的な言い方で
ニコッっと笑う美しい先輩。
『いや、え、ちょ、待ってください
私先輩達の名前すら知らないし』
「え、お前俺らの名前知らねぇーの?」
『知るわけないじゃないですか
部活入ってないし学年違うし』
「そんな奴この学校にいたんだな」
「珍しいお方ですね」
「プリッ」
「うむ」
『え、そうなの?』
赤也の方を見ると
「お前相変わらずだな。少しも知らないのかよ」
『だーかーら知らないって!』
「お前本当興味無いことには無関心だよな」
『だって興味ないもん』
「お前の友達とかよく話してんじゃん」
『あんまりよく聞いてないよ。
だってそんな話よりお菓子の方が好き』
「おーお前お菓子好きなのか?
俺も好きだぜぃ!この前出た生クリームカスタード練乳かけプリン食べたか?」
『もちろんです!あれは好きなやつでした!
後から後から迫ってくるあの甘みが
もう忘れられなくて~~~』
「あーわかるわかるぜぃ!」
『え、本当ですか?きゃーー!
周りにわかってくれる人居なくて
みんな甘すぎて食べ物じゃないなんて言うんですよ』
「ほんとわかってないよなーあの甘ったるさがいいのになー」
『いや、もうほんとですよ!!!』
「お前良い奴だな!俺丸井ブン太!シクヨロ!」
「お前さん達の会話は
聞いてるだけで胸焼けするぜよ
俺は仁王雅治じゃ」
「私は柳生比呂士と申します」
「ジャッカル桑原」
「柳蓮二だ」
「副部長の真田弦一郎だ」
「そして僕が部長の幸村精市だよ
初めまして」
『あーどーも初めまし、て、、じゃなくて!!
マネージャーにって何の話ですか!!』
幸「ああ、その話ね。
いやーマネージャー候補はいくらでもいるんだけどね
みんな使い物にならないんだよね」
丸「すぐ甘ったるい声出てくるし
俺あの声嫌いなんだよな」
赤「香水臭いっス」
ジ「この前レギュラーが使ったタオル
持ち帰ろうとしていた奴もいたしな」
真「最近タオルが少ないと思ってはいたがそのせいか」
柳「それだけじゃないぞ。ボトルも何本か行方不明だ」
幸「まーそんな感じでねー
マネージャー入れるのもやめていたんだけど
やっぱり手が回らなくてね
どうしようかって思っていたら
壁打ちしてる君を見つけたんだ」
『え、私?』
真「ああ、お前すぐ近くのところで
壁打ちを良くしているだろう」
柳「週4って感じだな」
幸「よく見て見たら立海のタオル使ってるし
同じ学年じゃ見た事なかったから
赤也に聞いたら該当するやつがいたから
みんなで見に行ったんだ」
そーいえば数日前に
やけに廊下がうるさくて
声が近づいてきたと思ったら
うちのクラスで止まり
クラス内もざわついたことがあったっけ?
興味ないから
携帯で新商品のお菓子の記事を
ホイッターで見ていたけど
あの時か
丸「まあーそれがお前だったってわけ!」
幸「それでをマネージャーにしようって
みんなでなってね」
『いやいやいやいや
おかしいですよ!
だって壁打ち見かけただけですよね?
どんな奴かわかんないじゃないですか!』
柳「絹張 莉和145cm A型 魚座
家族構成は父、母、兄、犬3匹ポメラニアンだな
好きな事は食べること
好きな色は水色とピンク
好きな味はさくら味、トロピカル
好きな季節は夏
従兄弟とは仲が良く頻繁に遊びに行く」
『いや、もう怖い怖すぎますって
なんでそんなことまで知ってんですか』
柳「少し調べさせてもらった」
『少しレベルじゃないですって、それ』
もう犯罪レベルじゃない?
怖いよーーー何この集団
よく調べたなーなんてみんな感心してるし
いやいやおかしいでしょ!
個人情報だよ?
柳「あーあ忘れていたスリーサイズは『いやあああ』」
なに暴露しようとしてんの
無理無理無理
幸「まあ、そんなことでよろしくね」
『まだやるなんて言ってません!!!』
仁「もう入部届けは出してあるぜよ」
『え』
真「ご苦労だったな」
幸「ありがとう。さすが仕事が早いね」
仁「プリッ」
『何勝手なことしてるんですか』
丸「もう諦めろーい」
赤「よろしくな、チビ!」
『チビって言ってんじゃねえええ』
そんなことで
勝手に立海大テニス部入部決定しました。
その日はそのまま帰らしてもらえたけど
もう頭の中は文句だらけ
部活なんてやったら
新商品チェック行けないじゃないかー泣
無理。
無理すぎる。
どうにかして逃げようとも考えて
次の日顧問に言ってやろうと
職員室に向かっていると
いきなり背筋がゾクッとして
振り返ったけど誰もいなくて
進むに連れてどんどん寒気が増していき
ついには足が動かなくなった。
またにしようかと思って
職員室から離れるとだんだんと
寒気がなくなっていき
あ、いけると思って
また近づくと増してくる。
もうーなんなのと思えば
脳裏に浮かんだお綺麗な笑顔。
とりあえずほっとこう。
放課後になったら逃げればいい。
そんな事考えて教室に戻った。
この先に待ってる悪夢を知らずに。
END
『待つわけないじゃんかああああ』
絹張莉和です。
放課後の校舎の中で
私は同じクラスの赤也+テニス部先輩達に
なぜか追いかけられています。
なんにも悪いことしてないし
今日は天気も良いしお昼寝日和だったから
ちょっと睡眠学習はしてたけども!!
赤也とは同じクラスだから
よくふざけたりしてるけど
先輩達は全くって言うほど知らないし
追いかけられるようなことはしてない!
赤「くそーハァハァ
莉和お前足早くね?ハァハァ」
『いや、ハァ。
もう限界近いんだけど...なに?ハァハァ
一体何なのよ!
私なんかしたっけ?』
赤「いいからとりあえず部室来てくれって」
『だーかーらーイ、ヤ、ダ!!!!』
私は足の限界体力の限界が近づいてきたので
空き教室に入りこんだ。
それを追いかけてきた赤也と端と端で喋っている。
少し動けば向こうも動き
息が切れているとはいえ
さすが運動なだけあって
既に呼吸が落ち着いてきている。
そんな私はどこの部にも所属していない。
でも運動は好きで休みの日に
好きなテニスをしにいくくらい。
普通の女子よりも体力は
ある方だと思うけど
運動部しかも男子しかも数人に
追いかけられて走りっぱなしっていうのは経験にない。
いや、あったら怖いか。
「お、こんなとこにおったか」
「本当ですね。逃げ足の速さは想像を超えていました。」
赤「あ、お疲れ様っス」
「おう!赤也やっと追い込んだか」
「丸井先輩なんもしてないじゃないですか」
「ちゃんと俺だって探してたぜぃ?
なあ?ジャッカル?」
「ああ、珍しくな。というか幸村の命令とあれば動かざるを得ないだろ」
赤「あー確かに」
いやーもうこの人達なんなの!
いつの間にか追いかけてきた先輩。
全員集まってきちゃうし
私の後ろはベランダ。
もう、ここしか道は残されてない。
赤也は黒板の方にいるし
教室前の入り口には赤髪の先輩と黒い先輩。
後ろの入り口には銀髪の先輩とメガネをかけた先輩。
ベランダの入り口は幸いにも後ろにしかないので
ベランダに出て逃げよう。
うん。でもタイミングが重要だ。
先輩達は話しながらも
こっち見て目をそらさないし
あーあ、敵に追い込まれたネズミって
こんな気持ちなのかな?って
呑気に考えていたら赤也が動き出した。
『いや、だから動かないでって!』
「じゃ、お前がこっち来てくれんのかよ」
『馬鹿じゃないの?行くわけないじゃん!!
最初っからそんなんだったらここまで逃げてないわばーかバカ也ばーか』
「てめーこのチビ女あああ」
机を飛び越えて
向かってきたと同時に私はベランダに出た。
うちの学校のベランダは仕切りがなく
隣のクラスと繋がっているので
そのまま隣のクラスへ走った。
『もおーーーマジ無理ーー』
このまま直進してると
いつか捕まりそうだし行き止まりになるので
廊下に逃げようとし
適当なクラスに入ったその時
ボスッ
『ーッッッ』
「はい、捕まえた」
教室入った途端誰かにぶつかり
そのまま抱きしめられる状態に。
恐る恐る顔を上げると
優しく微笑む綺麗なお顔が、、、。
『えーっとーんー離してください?』
「え?なに?離すわけないでしょ?
やっと捕まえたんだもん。
バカ也達に頼んだのに時間かかりすぎだしね」
『えーってか誰ですかー
とりあえずほんとに離し「うるさいよ?(黒)」』
『ヒッ』
「はい、じゃー部室行くよー」
『ぎゃーーーー』
なんだか黒い笑顔が見えた
先輩に担がれて部室へと連れてかれた。
なんでこんな状況なのか
部室に集まった先輩達+バカ也
私は椅子に座らされ
その周りを囲むように先輩達が居て
もう恐ろしいといったら
いや、恐ろしいどころか
なにもわからない私には地獄でしかない。
『、、、、、』
「さーて、やっとミーティングできるね!」
「幸村くんそろそろ彼女に説明してあげた方が宜しいのではないでしょうか」
「もうこいつ目死んでるぜぃ?」
「まあ、無理もない
男数人1人は知ってる奴だったとしても
運動の俺らからあんだけ逃げてたんだ
疲れているだろう」
「俺なら絶対そんな状況イヤっスね」
「誰も好き好まないだろう」
「ファンの奴らならむしろ逆になるじゃろうな」
「全く、たるんどる」
「ハイハイ、じゃー話を進めるよー!
今日からマネージャーになってもらう絹張だ」
『はああああああ?』
え、いや、何言ってんのこの人?
初対面だよ?
知らない人だよ?
え、なんなの?
え?え?え?初めましてだよ?
何考えてる?私がマネージャーになる?
突然の言葉しかも頼んできてる訳じゃなく
もう決定してます拒否権ありません的な言い方で
ニコッっと笑う美しい先輩。
『いや、え、ちょ、待ってください
私先輩達の名前すら知らないし』
「え、お前俺らの名前知らねぇーの?」
『知るわけないじゃないですか
部活入ってないし学年違うし』
「そんな奴この学校にいたんだな」
「珍しいお方ですね」
「プリッ」
「うむ」
『え、そうなの?』
赤也の方を見ると
「お前相変わらずだな。少しも知らないのかよ」
『だーかーら知らないって!』
「お前本当興味無いことには無関心だよな」
『だって興味ないもん』
「お前の友達とかよく話してんじゃん」
『あんまりよく聞いてないよ。
だってそんな話よりお菓子の方が好き』
「おーお前お菓子好きなのか?
俺も好きだぜぃ!この前出た生クリームカスタード練乳かけプリン食べたか?」
『もちろんです!あれは好きなやつでした!
後から後から迫ってくるあの甘みが
もう忘れられなくて~~~』
「あーわかるわかるぜぃ!」
『え、本当ですか?きゃーー!
周りにわかってくれる人居なくて
みんな甘すぎて食べ物じゃないなんて言うんですよ』
「ほんとわかってないよなーあの甘ったるさがいいのになー」
『いや、もうほんとですよ!!!』
「お前良い奴だな!俺丸井ブン太!シクヨロ!」
「お前さん達の会話は
聞いてるだけで胸焼けするぜよ
俺は仁王雅治じゃ」
「私は柳生比呂士と申します」
「ジャッカル桑原」
「柳蓮二だ」
「副部長の真田弦一郎だ」
「そして僕が部長の幸村精市だよ
初めまして」
『あーどーも初めまし、て、、じゃなくて!!
マネージャーにって何の話ですか!!』
幸「ああ、その話ね。
いやーマネージャー候補はいくらでもいるんだけどね
みんな使い物にならないんだよね」
丸「すぐ甘ったるい声出てくるし
俺あの声嫌いなんだよな」
赤「香水臭いっス」
ジ「この前レギュラーが使ったタオル
持ち帰ろうとしていた奴もいたしな」
真「最近タオルが少ないと思ってはいたがそのせいか」
柳「それだけじゃないぞ。ボトルも何本か行方不明だ」
幸「まーそんな感じでねー
マネージャー入れるのもやめていたんだけど
やっぱり手が回らなくてね
どうしようかって思っていたら
壁打ちしてる君を見つけたんだ」
『え、私?』
真「ああ、お前すぐ近くのところで
壁打ちを良くしているだろう」
柳「週4って感じだな」
幸「よく見て見たら立海のタオル使ってるし
同じ学年じゃ見た事なかったから
赤也に聞いたら該当するやつがいたから
みんなで見に行ったんだ」
そーいえば数日前に
やけに廊下がうるさくて
声が近づいてきたと思ったら
うちのクラスで止まり
クラス内もざわついたことがあったっけ?
興味ないから
携帯で新商品のお菓子の記事を
ホイッターで見ていたけど
あの時か
丸「まあーそれがお前だったってわけ!」
幸「それでをマネージャーにしようって
みんなでなってね」
『いやいやいやいや
おかしいですよ!
だって壁打ち見かけただけですよね?
どんな奴かわかんないじゃないですか!』
柳「絹張 莉和145cm A型 魚座
家族構成は父、母、兄、犬3匹ポメラニアンだな
好きな事は食べること
好きな色は水色とピンク
好きな味はさくら味、トロピカル
好きな季節は夏
従兄弟とは仲が良く頻繁に遊びに行く」
『いや、もう怖い怖すぎますって
なんでそんなことまで知ってんですか』
柳「少し調べさせてもらった」
『少しレベルじゃないですって、それ』
もう犯罪レベルじゃない?
怖いよーーー何この集団
よく調べたなーなんてみんな感心してるし
いやいやおかしいでしょ!
個人情報だよ?
柳「あーあ忘れていたスリーサイズは『いやあああ』」
なに暴露しようとしてんの
無理無理無理
幸「まあ、そんなことでよろしくね」
『まだやるなんて言ってません!!!』
仁「もう入部届けは出してあるぜよ」
『え』
真「ご苦労だったな」
幸「ありがとう。さすが仕事が早いね」
仁「プリッ」
『何勝手なことしてるんですか』
丸「もう諦めろーい」
赤「よろしくな、チビ!」
『チビって言ってんじゃねえええ』
そんなことで
勝手に立海大テニス部入部決定しました。
その日はそのまま帰らしてもらえたけど
もう頭の中は文句だらけ
部活なんてやったら
新商品チェック行けないじゃないかー泣
無理。
無理すぎる。
どうにかして逃げようとも考えて
次の日顧問に言ってやろうと
職員室に向かっていると
いきなり背筋がゾクッとして
振り返ったけど誰もいなくて
進むに連れてどんどん寒気が増していき
ついには足が動かなくなった。
またにしようかと思って
職員室から離れるとだんだんと
寒気がなくなっていき
あ、いけると思って
また近づくと増してくる。
もうーなんなのと思えば
脳裏に浮かんだお綺麗な笑顔。
とりあえずほっとこう。
放課後になったら逃げればいい。
そんな事考えて教室に戻った。
この先に待ってる悪夢を知らずに。
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