師走を過ごそう
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「駄目だ……このままじゃ寝ちゃう……お風呂……」
もぞもぞとこたつに潜っていたヘビ探偵が助手の横から出てくる。
「助手、お風呂は?」
「まだ先に終わらしておきたいことがあるので今日は一人で」
「そっか、じゃあ僕先入ってくるね」
眠そうに少しふらつきながらヘビ探偵が風呂に行き、ぱたりと部屋の戸が閉まった。
……うん?
「お前らいつも一緒に風呂入ってんの?」
「そうだが」
ノートパソコンから目を逸らさずただ一言当たり前のようにそう返される。駄目だ疑問に思うな俺。郷に入れば郷に従えと言うだろ俺。
そもそも考えるのをやめればいいなと意識を助手からテレビに向けた。
ちょうどCMに入ったところだったのでリモコンを手に取りチャンネルを変える。
『こたつが好きなわんちゃんやねこちゃんいますよね!こたつの中で暖まるその姿にめろめろになっちゃう~!』
ペット番組か。……ぼんやりテレビの中のペットの姿を見て思う。やっぱ犬も猫も可愛いな。ヘビやミミズ、ムカデとは全然ちげーわ。もこもこしてるしな。
まあ敢えて言うなら意志疎通ができねえのが惜しいとこだな。憎まれ口叩かれまくるくらいが今の俺にはちょうどいいわ。
『でも気をつけて!長時間ストーブやこたつの中にいることで可愛いその子が低温やけどになってしまうかも!』
「やべ」、自然と口に出た。慌ててチャンネルを変えようとしたが持っているリモコンが捕まれる。誰にって、それはもちろん助手しかいない。向かいの席から身を乗り出して掴みに来ている。
見ているんだが?そう目が語っていた。
無言の圧。勝てるわけがない。
固まる俺からリモコンをひったくり、元の位置に座る。
ああ、悪いヘビ探偵……、もうお前はこたつの中に潜れないかもしれねえ……。
連日こたつの中で幸せそうに丸くなり眠っていたヘビ探偵の姿が走馬灯のように脳裏を駆け巡る。
ほんと悪いな……だがもう俺にはどうしようもない、諦めてくれ。
心の底からそう謝りながらこたつの中で丸くなり眠りこけるムカデを引っ張り出す。もちろん「人が気持ちよく寝てるのになにしやがる!」と大声でぶちギレられ俺は粛清された。くそが。
三日目 素直に心配だったとは言えなかった男
もぞもぞとこたつに潜っていたヘビ探偵が助手の横から出てくる。
「助手、お風呂は?」
「まだ先に終わらしておきたいことがあるので今日は一人で」
「そっか、じゃあ僕先入ってくるね」
眠そうに少しふらつきながらヘビ探偵が風呂に行き、ぱたりと部屋の戸が閉まった。
……うん?
「お前らいつも一緒に風呂入ってんの?」
「そうだが」
ノートパソコンから目を逸らさずただ一言当たり前のようにそう返される。駄目だ疑問に思うな俺。郷に入れば郷に従えと言うだろ俺。
そもそも考えるのをやめればいいなと意識を助手からテレビに向けた。
ちょうどCMに入ったところだったのでリモコンを手に取りチャンネルを変える。
『こたつが好きなわんちゃんやねこちゃんいますよね!こたつの中で暖まるその姿にめろめろになっちゃう~!』
ペット番組か。……ぼんやりテレビの中のペットの姿を見て思う。やっぱ犬も猫も可愛いな。ヘビやミミズ、ムカデとは全然ちげーわ。もこもこしてるしな。
まあ敢えて言うなら意志疎通ができねえのが惜しいとこだな。憎まれ口叩かれまくるくらいが今の俺にはちょうどいいわ。
『でも気をつけて!長時間ストーブやこたつの中にいることで可愛いその子が低温やけどになってしまうかも!』
「やべ」、自然と口に出た。慌ててチャンネルを変えようとしたが持っているリモコンが捕まれる。誰にって、それはもちろん助手しかいない。向かいの席から身を乗り出して掴みに来ている。
見ているんだが?そう目が語っていた。
無言の圧。勝てるわけがない。
固まる俺からリモコンをひったくり、元の位置に座る。
ああ、悪いヘビ探偵……、もうお前はこたつの中に潜れないかもしれねえ……。
連日こたつの中で幸せそうに丸くなり眠っていたヘビ探偵の姿が走馬灯のように脳裏を駆け巡る。
ほんと悪いな……だがもう俺にはどうしようもない、諦めてくれ。
心の底からそう謝りながらこたつの中で丸くなり眠りこけるムカデを引っ張り出す。もちろん「人が気持ちよく寝てるのになにしやがる!」と大声でぶちギレられ俺は粛清された。くそが。
三日目 素直に心配だったとは言えなかった男