師走を過ごそう
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
貸し切り三日目の昼食は全員が一堂に会していながらほぼ食器の音しかしないとても静まり返ったのものだった。
何故なら午前中の雪合戦大会で一人残らず全員が疲れたからである。
昨日の晩餐会で盛り上がっていた頃、明日は何をするかという話題になった。初日の雪合戦に味を占めたヘビたちが全員で雪合戦をしてみたいと提案し「そういうのも悪くないわね。じゃあ二チームに別れましょうか」と一度決めたら曲げないことに定評のあるリボンちゃんがあれよこれよと話を進め雪合戦大会が開かれることになったのだ。
ヘビ探偵チームと助手チームに分かれ適当に割り振りされたメンバーは互角になるほどの接戦を繰り広げていたしハンターは助手の罠に嵌まって頭から雪を被ってリタイアしたりなどをしていた。
人がヘビに雪を当てるのは難しくて僕は助手や無職を狙ったんだけどまさか伏兵の相棒とポイズンスネークにぼこぼこに雪玉当てられてリタイアするなんて思わなかったし……そう、なんというか、ガチの雪合戦だったんだ。
最後はヘビ探偵と助手の一騎討ちかなと思っていたけどヘビ探偵は助手に狙われたリボンちゃんを守るためにわざと庇って被弾しリタイアした。曰く最後に僕と助手が残ったら加減されてしまうかもしれないから、らしい。納得だ。
そして一騎討ちしたリボンちゃんと助手はというと、お互いスタミナ切れを装って降参しようとしたところを狙いあってお互いに被弾、勝負はドローとなった、と……。
決着後全員がそれぞれ温泉に入り身体を暖めてから体力の残る人たちで昼食を作って今に至るわけだけど、まあみんなぐったりしている。というか散々身体を動かしたあとにゆっくり身体を暖めたわけだから眠気も襲ってきていた。数匹のヘビが船を漕ぎながら昼食を食べているし、かくいう僕もだいぶ眠くて。
「……あんたたち、少し寝てから帰ってもいいわよ」
「え、いいの?」
口を開いたおかみさんに思わず食い気味で問い返してしまった。でもそれならすごく助かる……。
「どうせ貸し切りで他に誰も来ないんだからね。そのかわりちゃんと今日中に帰りなさいよ。あと私たちも疲れてるからサービスには期待しないこと。他は知らないけど私は寝るから」
各々感謝の言葉が飛び交いながら部屋に戻っていく。
「ふわ……」
思わずあくびが飛び出る。僕も寝よう……。
テーブルに突っ伏して寝てしまった相棒と子ヘビ二匹をなんとか抱えて用意された部屋に引っ込んだ。
二十六日目 一騎討ちはまるでキャットファイト
何故なら午前中の雪合戦大会で一人残らず全員が疲れたからである。
昨日の晩餐会で盛り上がっていた頃、明日は何をするかという話題になった。初日の雪合戦に味を占めたヘビたちが全員で雪合戦をしてみたいと提案し「そういうのも悪くないわね。じゃあ二チームに別れましょうか」と一度決めたら曲げないことに定評のあるリボンちゃんがあれよこれよと話を進め雪合戦大会が開かれることになったのだ。
ヘビ探偵チームと助手チームに分かれ適当に割り振りされたメンバーは互角になるほどの接戦を繰り広げていたしハンターは助手の罠に嵌まって頭から雪を被ってリタイアしたりなどをしていた。
人がヘビに雪を当てるのは難しくて僕は助手や無職を狙ったんだけどまさか伏兵の相棒とポイズンスネークにぼこぼこに雪玉当てられてリタイアするなんて思わなかったし……そう、なんというか、ガチの雪合戦だったんだ。
最後はヘビ探偵と助手の一騎討ちかなと思っていたけどヘビ探偵は助手に狙われたリボンちゃんを守るためにわざと庇って被弾しリタイアした。曰く最後に僕と助手が残ったら加減されてしまうかもしれないから、らしい。納得だ。
そして一騎討ちしたリボンちゃんと助手はというと、お互いスタミナ切れを装って降参しようとしたところを狙いあってお互いに被弾、勝負はドローとなった、と……。
決着後全員がそれぞれ温泉に入り身体を暖めてから体力の残る人たちで昼食を作って今に至るわけだけど、まあみんなぐったりしている。というか散々身体を動かしたあとにゆっくり身体を暖めたわけだから眠気も襲ってきていた。数匹のヘビが船を漕ぎながら昼食を食べているし、かくいう僕もだいぶ眠くて。
「……あんたたち、少し寝てから帰ってもいいわよ」
「え、いいの?」
口を開いたおかみさんに思わず食い気味で問い返してしまった。でもそれならすごく助かる……。
「どうせ貸し切りで他に誰も来ないんだからね。そのかわりちゃんと今日中に帰りなさいよ。あと私たちも疲れてるからサービスには期待しないこと。他は知らないけど私は寝るから」
各々感謝の言葉が飛び交いながら部屋に戻っていく。
「ふわ……」
思わずあくびが飛び出る。僕も寝よう……。
テーブルに突っ伏して寝てしまった相棒と子ヘビ二匹をなんとか抱えて用意された部屋に引っ込んだ。
二十六日目 一騎討ちはまるでキャットファイト