師走を過ごそう
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イルミネーションが燦々と輝き街ゆく歩行者を照らす。
「すっかり暗くなっちゃったね。そういえばここイルミネーションが綺麗なところだったなあ」
大量の荷物(ほぼリボンの買った洋服と生地が占めている)を両手で持ったゴーグルがきょろきょろとイルミネーションを見渡しながら呟いた。
「ほんとね……そういえば貴女もしかして門限とかある?」
「さっ、さすがにないわよそんな、子供じゃないんだから……!」
リボンの言葉に慌てふためく従業員にふふ、と笑い返し、
「そうね、門限があるのは助手の方ね?」
「……何故俺に振る。あるわけないだろう」
俺に振るものだから呆れながら答えた。
荷物(これもリボンの荷物。どれだけ買うんだ。理解できない)で手が塞がっていなければやれやれと肩を竦めているところだ。
「あらそう」
「……俺よりゴーグルの方がよっぽど相棒ヘビにでも門限とどやされてそうだがな」
「そこで更に僕に振る!?僕だってないからなっ、……まあ一回も言わずに日付変わってから帰ったら散々怒られたことはあるけど」
「そんな時間まで何してたの?」
「星見てたら時間忘れてていつの間にか……」
「……これは逆に門限作られてないだけ奇跡ね」
「だから言っただろう」
「ふふ」
「やめて……その生暖かい目が居たたまれないよ」
「……ゴーグルの門限はさておき全員買うものは買ったな?」
「ええ」
「大丈夫よ」
「うん」
「ならとっとと帰るぞ。ゴーグル、荷物渡せ」
「え、うん」
「お前は従業員を送れ。俺はリボンを送る」
「了解、任せてよ。行こうか、従業員さん」
「ありがと。じゃあ二人とも、また明日」
「また明日」
人混みで見えなくなるまで見送る。
「……それ重い?」
「クソ重いが?」
見えなくなったところでそう聞かれ素直に即答した。
「じゃあ持つわよ」
「いい。貧弱と思われるのも癪だ」
「別に持って貰っているのにそんなこと思わないわよ……」
「それにこういうのは同行する男が持つものだ」
「……」
……何も返答がないのでリボンを見るとその表情は何故か唖然としている。
「な、なんだその顔は」
「……あんたにもそういう気遣いが出来るのね。ちょっと感心したわ。ヘビ探偵の教育かしら?」
「いちいち腹立つなお前は本当に」
「それは悪かったわね」
一切悪いと思ってない顔でよく言う。
「……まあ今回はクリスマスがあったからプレゼント選びで買い物に来たけど次は普通に遊び行きたいわね。ボーリングとかどう?」
「したことないな」
「ならきまりね。初心者をぼこぼこにしてあげるわ」
「普通の人間からは到底出てこないような台詞だな、性格捻曲がってるのか?」
「助手に言われたくないし誰かさんたちにしか言わないわ」
そう言うと突然たたっと走り出す。
「おい、」
「ヘビ探偵の頼もしい助手さん、早く歩きなさい!」
「な、」
ああ、とんでもない女だ!
二十三日目 照れ隠しなんてそんなことないわ
「すっかり暗くなっちゃったね。そういえばここイルミネーションが綺麗なところだったなあ」
大量の荷物(ほぼリボンの買った洋服と生地が占めている)を両手で持ったゴーグルがきょろきょろとイルミネーションを見渡しながら呟いた。
「ほんとね……そういえば貴女もしかして門限とかある?」
「さっ、さすがにないわよそんな、子供じゃないんだから……!」
リボンの言葉に慌てふためく従業員にふふ、と笑い返し、
「そうね、門限があるのは助手の方ね?」
「……何故俺に振る。あるわけないだろう」
俺に振るものだから呆れながら答えた。
荷物(これもリボンの荷物。どれだけ買うんだ。理解できない)で手が塞がっていなければやれやれと肩を竦めているところだ。
「あらそう」
「……俺よりゴーグルの方がよっぽど相棒ヘビにでも門限とどやされてそうだがな」
「そこで更に僕に振る!?僕だってないからなっ、……まあ一回も言わずに日付変わってから帰ったら散々怒られたことはあるけど」
「そんな時間まで何してたの?」
「星見てたら時間忘れてていつの間にか……」
「……これは逆に門限作られてないだけ奇跡ね」
「だから言っただろう」
「ふふ」
「やめて……その生暖かい目が居たたまれないよ」
「……ゴーグルの門限はさておき全員買うものは買ったな?」
「ええ」
「大丈夫よ」
「うん」
「ならとっとと帰るぞ。ゴーグル、荷物渡せ」
「え、うん」
「お前は従業員を送れ。俺はリボンを送る」
「了解、任せてよ。行こうか、従業員さん」
「ありがと。じゃあ二人とも、また明日」
「また明日」
人混みで見えなくなるまで見送る。
「……それ重い?」
「クソ重いが?」
見えなくなったところでそう聞かれ素直に即答した。
「じゃあ持つわよ」
「いい。貧弱と思われるのも癪だ」
「別に持って貰っているのにそんなこと思わないわよ……」
「それにこういうのは同行する男が持つものだ」
「……」
……何も返答がないのでリボンを見るとその表情は何故か唖然としている。
「な、なんだその顔は」
「……あんたにもそういう気遣いが出来るのね。ちょっと感心したわ。ヘビ探偵の教育かしら?」
「いちいち腹立つなお前は本当に」
「それは悪かったわね」
一切悪いと思ってない顔でよく言う。
「……まあ今回はクリスマスがあったからプレゼント選びで買い物に来たけど次は普通に遊び行きたいわね。ボーリングとかどう?」
「したことないな」
「ならきまりね。初心者をぼこぼこにしてあげるわ」
「普通の人間からは到底出てこないような台詞だな、性格捻曲がってるのか?」
「助手に言われたくないし誰かさんたちにしか言わないわ」
そう言うと突然たたっと走り出す。
「おい、」
「ヘビ探偵の頼もしい助手さん、早く歩きなさい!」
「な、」
ああ、とんでもない女だ!
二十三日目 照れ隠しなんてそんなことないわ