師走を過ごそう
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「っと、なんとか降りれましたね。酔ったりはしていませんか?」
「すっ……ごかった!助手ほんとに初めて?あんなに安定してさっきのスキー板のやつもスノーボードでも滑れるなんて、助手のポテンシャルには驚かされるばかりだよ……!風を切る感覚が凄く爽快で僕癖になっちゃいそうだ……」
「満足いただけて何よりです」
ゴーグル(文字通りのね!)を額に上げ、興奮気味にご満悦といった様子のヘビ探偵に優しく微笑む助手を僕と肩に乗せた相棒はじとりと見る。
「ねえねえ今のかっこいい人みたあ!?」
「みたみた!やばすぎ!」
「ゴーグル外した瞬間ときめいちゃった!」
「わかるー!」
助手に向けた女の子たちの黄色い声が聞こえてくるけどきっとヘビ探偵の声で本人は少しも聴こえていないんだろうなあ。
「ま、二人とも楽しそうだしいっか」
「そうだね相棒」
初心者なのには間違いないが、助手は初めてのスキーとスノボではない。
一昨日、僕と相棒が一からどちらも基礎から時間の許す限り教えたのだ。
つまりこのゲレンデに来るのは二度目なのである。
「初めてですが、ヘビ探偵に楽しんでいただけて本当によかったですよ」
嘘をつけ!と僕と相棒は内心そう叫ぶ。
見栄っ張りの助手はヘビ探偵に無様な姿は見せられないから事前に僕に教えてほしいと頼み込んできた。子ヘビたちが好きなお菓子をしこたま持ち込んで。
別に賄賂なんかなくても普通に教えるけどな、それに見栄を張らなくても……とは思ったが助手らしいとは思ったし二つ返事で協力することにしたんだ。
……で、その結果が、あれ。
「……相棒より滑るのうまい説あるよね」
「やめて気にしてるんだから」
毎年来てるんだけどな僕……。
スケボを足から外し、「ゴーグル」と僕を呼びながら助手は歩み寄ってくる。
「……周囲の視線をやたら感じるんだが俺は何かおかしな滑り方でもしていたか?」
「大丈夫、完璧だったよ」
嫌になるほどね!の言葉はもちろん飲み込んだ。
「さ、日が暮れる前にもっと滑ろうよ!ヘビ探偵はスキーとスノボどっちが楽しかった?」
「うーん……スノボかな?」
「だってさ、助手」
よかったね、と口だけ動かす。
ちゃんと伝わったらしく助手はふっと笑った。
ヘビ探偵はスノボの方が好きだろうと特にそっちを練習したからね、助手は。
……はーあ、よし!
「初心者の助手には負けてられないよね、行くよ相棒!」
「転ばないでね!」
「あっ、待ってよ!僕たちも行こう助手!」
「ええ」
十九日目 ヘビを肩に乗せたイケメン二人組
「すっ……ごかった!助手ほんとに初めて?あんなに安定してさっきのスキー板のやつもスノーボードでも滑れるなんて、助手のポテンシャルには驚かされるばかりだよ……!風を切る感覚が凄く爽快で僕癖になっちゃいそうだ……」
「満足いただけて何よりです」
ゴーグル(文字通りのね!)を額に上げ、興奮気味にご満悦といった様子のヘビ探偵に優しく微笑む助手を僕と肩に乗せた相棒はじとりと見る。
「ねえねえ今のかっこいい人みたあ!?」
「みたみた!やばすぎ!」
「ゴーグル外した瞬間ときめいちゃった!」
「わかるー!」
助手に向けた女の子たちの黄色い声が聞こえてくるけどきっとヘビ探偵の声で本人は少しも聴こえていないんだろうなあ。
「ま、二人とも楽しそうだしいっか」
「そうだね相棒」
初心者なのには間違いないが、助手は初めてのスキーとスノボではない。
一昨日、僕と相棒が一からどちらも基礎から時間の許す限り教えたのだ。
つまりこのゲレンデに来るのは二度目なのである。
「初めてですが、ヘビ探偵に楽しんでいただけて本当によかったですよ」
嘘をつけ!と僕と相棒は内心そう叫ぶ。
見栄っ張りの助手はヘビ探偵に無様な姿は見せられないから事前に僕に教えてほしいと頼み込んできた。子ヘビたちが好きなお菓子をしこたま持ち込んで。
別に賄賂なんかなくても普通に教えるけどな、それに見栄を張らなくても……とは思ったが助手らしいとは思ったし二つ返事で協力することにしたんだ。
……で、その結果が、あれ。
「……相棒より滑るのうまい説あるよね」
「やめて気にしてるんだから」
毎年来てるんだけどな僕……。
スケボを足から外し、「ゴーグル」と僕を呼びながら助手は歩み寄ってくる。
「……周囲の視線をやたら感じるんだが俺は何かおかしな滑り方でもしていたか?」
「大丈夫、完璧だったよ」
嫌になるほどね!の言葉はもちろん飲み込んだ。
「さ、日が暮れる前にもっと滑ろうよ!ヘビ探偵はスキーとスノボどっちが楽しかった?」
「うーん……スノボかな?」
「だってさ、助手」
よかったね、と口だけ動かす。
ちゃんと伝わったらしく助手はふっと笑った。
ヘビ探偵はスノボの方が好きだろうと特にそっちを練習したからね、助手は。
……はーあ、よし!
「初心者の助手には負けてられないよね、行くよ相棒!」
「転ばないでね!」
「あっ、待ってよ!僕たちも行こう助手!」
「ええ」
十九日目 ヘビを肩に乗せたイケメン二人組