師走を過ごそう
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「じゃあ10秒経っても僕が動く気配なかったら引き上げてね」
「本当にやるんですか?子供じゃあるまいし」
「ずっとやってみたかったんだ。今年は君がいるから何かあっても助けて貰えると思って」
「……はあ、……10秒と言わず3秒で引き上げますからね」
「わかった、じゃあそれで。……いくよっ」
ぼふ、とヘビ探偵が庭で山になっていた雪に飛び込んだ。
「…………ヘビ探偵?」
3秒待っても動く気配がないので慌てて雪山からその身体を引き抜く。
……眠っている!だからやめておけと言ったのに!
こうなることを見越して事前に沸かしておいた風呂にヘビ探偵をぶちこんだ。
「まあわからなくもないがな」
事務所玄関から前に続く私道に積もる雪を掻く手を止めムカデが呟く。
「ヘビ探偵の話か?」
「そ」
風呂で目を覚ましたヘビ探偵にゆっくり浸かるよう言ってから俺とハンター、ムカデの三人で雪かきを始めたのだが如何せん体力馬鹿なのが一人しかいないのでこうして休憩と言う名の駄弁が五分毎に起こっていた。
「大人だからこそ馬鹿をやりたいって気持ち、分かるだろ?……いや、助手には分からなさそうだな。やっぱこの話なし」
「馬鹿にしてないか?」
「してないからこそなしつったんだろ」
「おい俺一人に任せてないで手動かせよお前ら」
「「やってるだろうが」」
「……手止めまくってるくせになんでちゃんとやってる俺に対して当たり強いんだよ……」
ぶつぶつ言いながらもそれぞれが雪かきを再開する。
……しかしまさか昨日の今日で大雪が降るとは。
……大人だからこそ馬鹿をやりたいという話が本当なら、この集めた雪でかまくらでも作ったらヘビ探偵は喜ぶのだろうか。
……。
「……?」
今、何か背中にぶつけられたような。
ハンターとムカデを見る。……いや、真面目に雪かきをしているな。
……気のせいか。
「っ、はあ?」
さっきの曖昧な衝撃とは比にならない確実な攻撃に二人を見る。澄ました顔しやがって。
「おい誰だふざけたことしてるのは。どうせハンターだろうが」
「は?証拠がないのに勝手に罪を擦り付けるのはやめとけよ」
「こいつあと2つ雪玉作ってるの見た」
「おいムカデこの野郎」
「ほお?」
雪を掬い丸める。
「おいおいまさか大人ぶるお前が雪玉投げつけるなんてそんな子供染みたこ、ぐわ!」
「うわ顔面」
……ちっ、俺としたことがこいつらといると精神年齢が下がって馬鹿なことをしてしまう。真面目に終わらしにかかるか……。
十四日目 この後も何回か雪玉バトルはした
「本当にやるんですか?子供じゃあるまいし」
「ずっとやってみたかったんだ。今年は君がいるから何かあっても助けて貰えると思って」
「……はあ、……10秒と言わず3秒で引き上げますからね」
「わかった、じゃあそれで。……いくよっ」
ぼふ、とヘビ探偵が庭で山になっていた雪に飛び込んだ。
「…………ヘビ探偵?」
3秒待っても動く気配がないので慌てて雪山からその身体を引き抜く。
……眠っている!だからやめておけと言ったのに!
こうなることを見越して事前に沸かしておいた風呂にヘビ探偵をぶちこんだ。
「まあわからなくもないがな」
事務所玄関から前に続く私道に積もる雪を掻く手を止めムカデが呟く。
「ヘビ探偵の話か?」
「そ」
風呂で目を覚ましたヘビ探偵にゆっくり浸かるよう言ってから俺とハンター、ムカデの三人で雪かきを始めたのだが如何せん体力馬鹿なのが一人しかいないのでこうして休憩と言う名の駄弁が五分毎に起こっていた。
「大人だからこそ馬鹿をやりたいって気持ち、分かるだろ?……いや、助手には分からなさそうだな。やっぱこの話なし」
「馬鹿にしてないか?」
「してないからこそなしつったんだろ」
「おい俺一人に任せてないで手動かせよお前ら」
「「やってるだろうが」」
「……手止めまくってるくせになんでちゃんとやってる俺に対して当たり強いんだよ……」
ぶつぶつ言いながらもそれぞれが雪かきを再開する。
……しかしまさか昨日の今日で大雪が降るとは。
……大人だからこそ馬鹿をやりたいという話が本当なら、この集めた雪でかまくらでも作ったらヘビ探偵は喜ぶのだろうか。
……。
「……?」
今、何か背中にぶつけられたような。
ハンターとムカデを見る。……いや、真面目に雪かきをしているな。
……気のせいか。
「っ、はあ?」
さっきの曖昧な衝撃とは比にならない確実な攻撃に二人を見る。澄ました顔しやがって。
「おい誰だふざけたことしてるのは。どうせハンターだろうが」
「は?証拠がないのに勝手に罪を擦り付けるのはやめとけよ」
「こいつあと2つ雪玉作ってるの見た」
「おいムカデこの野郎」
「ほお?」
雪を掬い丸める。
「おいおいまさか大人ぶるお前が雪玉投げつけるなんてそんな子供染みたこ、ぐわ!」
「うわ顔面」
……ちっ、俺としたことがこいつらといると精神年齢が下がって馬鹿なことをしてしまう。真面目に終わらしにかかるか……。
十四日目 この後も何回か雪玉バトルはした