師走を過ごそう
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今季のうちにヘビ用の冬ファッションをもう少し作ってみたいから知恵を貸してほしいということで今日俺はヘビ探偵をリボンの家に送ってからふらりと街に繰り出している。リボンの住むこの街は探偵事務所のある町よりも随分と都会的でお洒落な店が多いな。今日中に片付けたい仕事があるからそうじっくりとは見ていられないが。
足は事務所に向けながらウィンドウショッピングを楽しむ。
そしてふと、それが目についた。
タクシーから降り、事務所の扉をくぐる。
「ただいま助手」
「おかえりなさいヘビ探偵。特に問題となるようなことはありませんでしたのでご安心を」
「ありがとう助手、一人で任せちゃってごめんね。お疲れ様」
いつものように軽く自分の身体を拭いてから室内に入り、自分のデスクに座って何か仕事関係のメールが届いてないかをチェックする。うん、特になし、と。
「ちょっと早いけど今日は締めよっか」
「分かりました」
助手が看板を仕舞いに外に向かうのを流れでみつめながら、あれ?と。靴箱の上に見慣れないものがあるのに気付いた。基本靴箱を見上げるなんてしないからさっきは気付かなかったけど……。
「ねえ」と戻ってきた助手に声をかける。
「その花、今日買ったの?それとも僕が気付かなかっただけで前からあったのかな」
「……ああ、これは今日買ったものですよ。リボンが住む街の花屋で一目惚れしてしまいましてね。可愛らしいでしょう?」
助手がそれを持ち、ことりと僕の前に置いて見せてくれる。
鉢の中で白く小さい花が集まってたくさん咲くその様子はとても可愛らしく見てるだけで癒されるようだ。
「カランコエという多肉植物です。安価で手入れも簡単だそうですよ」
「へえ、いいね。そういえば外で花は育てたけど室内にこういう彩りは取り入れてなかったなあ」
「そうですね」
可愛いなと見つめていてふと、この子の花言葉が気になった。
「えーと、カランコエ……だっけ。花言葉あるの?」
「まあ花ですからね。あるんじゃないですか」
「そりゃそうか」
「……もしかして調べようとしてます?」
「え?いや別に……なんとなく気になっただけ」
「……そうですか」
?なんか苦い顔してるな。
「もしかしなくても助手知ってて……いや、店員さんに聞いたからこそ買ったんじゃない?
「……」
す、とカランコエが取り上げられ、元の靴箱の上に戻される。
「さて、今日のご飯は何にしましょうか」
露骨に話題を変えてきたな……。まあ追求するほど気になってるわけじゃないから触れないでおいてあげよう。
「うーん、じゃあ今夜はみんなで鍋が食べたいな」
「じゃああの二人が帰ってくるまでに下ごしらえしましょうか。手伝ってくれますか?」
「まかせてよ」
十一日目 カランコエの花言葉は
足は事務所に向けながらウィンドウショッピングを楽しむ。
そしてふと、それが目についた。
タクシーから降り、事務所の扉をくぐる。
「ただいま助手」
「おかえりなさいヘビ探偵。特に問題となるようなことはありませんでしたのでご安心を」
「ありがとう助手、一人で任せちゃってごめんね。お疲れ様」
いつものように軽く自分の身体を拭いてから室内に入り、自分のデスクに座って何か仕事関係のメールが届いてないかをチェックする。うん、特になし、と。
「ちょっと早いけど今日は締めよっか」
「分かりました」
助手が看板を仕舞いに外に向かうのを流れでみつめながら、あれ?と。靴箱の上に見慣れないものがあるのに気付いた。基本靴箱を見上げるなんてしないからさっきは気付かなかったけど……。
「ねえ」と戻ってきた助手に声をかける。
「その花、今日買ったの?それとも僕が気付かなかっただけで前からあったのかな」
「……ああ、これは今日買ったものですよ。リボンが住む街の花屋で一目惚れしてしまいましてね。可愛らしいでしょう?」
助手がそれを持ち、ことりと僕の前に置いて見せてくれる。
鉢の中で白く小さい花が集まってたくさん咲くその様子はとても可愛らしく見てるだけで癒されるようだ。
「カランコエという多肉植物です。安価で手入れも簡単だそうですよ」
「へえ、いいね。そういえば外で花は育てたけど室内にこういう彩りは取り入れてなかったなあ」
「そうですね」
可愛いなと見つめていてふと、この子の花言葉が気になった。
「えーと、カランコエ……だっけ。花言葉あるの?」
「まあ花ですからね。あるんじゃないですか」
「そりゃそうか」
「……もしかして調べようとしてます?」
「え?いや別に……なんとなく気になっただけ」
「……そうですか」
?なんか苦い顔してるな。
「もしかしなくても助手知ってて……いや、店員さんに聞いたからこそ買ったんじゃない?
「……」
す、とカランコエが取り上げられ、元の靴箱の上に戻される。
「さて、今日のご飯は何にしましょうか」
露骨に話題を変えてきたな……。まあ追求するほど気になってるわけじゃないから触れないでおいてあげよう。
「うーん、じゃあ今夜はみんなで鍋が食べたいな」
「じゃああの二人が帰ってくるまでに下ごしらえしましょうか。手伝ってくれますか?」
「まかせてよ」
十一日目 カランコエの花言葉は