考察、妄想、萌え語り、パロ妄想

ニノの生い立ち、運命について

・ニノは実の父であるユーグ、実の母であるアイリス、実の双子の弟であるカイをネルガルとソーニャに殺されるもニノ本人はネルガルの気まぐれからソーニャの娘となる

・【黒い牙】首領のブレンダンとソーニャの結婚により【黒い牙】の一員となってブレンダン、ブレンダンの息子であるロイド、ライナスと家族になるも義賊集団である黒い牙は裏で全てを操るネルガルに乗っ取られて金さえ払えば対象が悪人でなくとも殺す対象を問わない暗殺集団と成り果てて最終的にはブレンダンをはじめとする【黒い牙】古参メンバー、ネルガルが連れてきた者たちも死にニノの居場所、家族であった【黒い牙】が崩壊する

・ジャファルかエルクと支援レベルをAにするとジャファルorエルクと結婚して双子の男の子(ルゥとレイ)を授かってフェレ領でつつましく暮らすもその暮らしは長くは続かず【黒い牙】残党の首を狙う賞金稼ぎに見つかってジャファニノの場合はジャファルが、エルニノの場合はニノが家族の身を案じて姿を消してジャファニノの場合はニノがジャファルを探すために旅立ち、エルニノの場合はエルクがニノを探すために旅立つ

これらが烈火の剣本編でのニノの生い立ちとなりますが本当にどこまでも不幸な女性ですよねニノは。赤ちゃんの頃に父、母、双子の弟と一族皆殺しにされて家族を皆殺しにした超本人であるソーニャの娘になってソーニャからは虐待同然に邪険に扱われてそのソーニャを倒してネルガルに乗っ取られた【黒い牙】と決別してエリウッド軍に加わってエリウッド軍の仲間達との交流で世界が広がってジャファルかエルクと支援レベルをAにすると後に結ばれてルゥとレイを授かってようやく幸せになれると思ったら【黒い牙】残党の首を狙う賞金稼ぎに見つかってジャファニノの場合はジャファルが、エルニノの場合はニノが家族の身を案じて姿を消す、って本当にこっちも泣きたくなります。

ですが単独エンドだとフェレ領の小さな村で暮らすのはジャファルorエルクとのペアエンド時と同じですが【黒い牙】の残党の首を狙う賞金稼ぎに見つかったという記述はないんですよね。(単独エンドでも【黒い牙】の残党の首を狙う賞金稼ぎに見つかったのならその事についての記述があるはずだと思います)

この事について私なりに考えてみたんですがニノは自分の家族を不幸にしてしまうという運命を生まれながらにして背負ってしまった女の子という事になるんじゃないかと思ってます。(ニノが周囲に不幸を招く女の子みたいな言い方になってしまい不快に思われた方、すいません)

ですがニノが自分の家族を不幸にしてしまう運命を持ってしまった女の子と考えると私の中で恐ろしいほどに辻褄が合ってしまうんですよ。だって赤ちゃんの頃に本人はネルガルの気まぐれから生かしておく事になったけれど父、母、双子の弟は皆殺しにされてブレンダンとソーニャの結婚によりブレンダン、ロイド、ライナスと家族になるもブレンダン、ロイド、ライナスは裏で【黒い牙】を操るネルガルの暗躍により死亡、様々な不幸を乗り越えてジャファルorエルクと結ばれてルゥとレイを授かるけど【黒い牙】残党の首を狙う賞金稼ぎに見つかって一家離散して息子のルゥとレイは孤児院送りなんてこう言っちゃ悪いですが本当にニノ自身が自分の家族を不幸にしてしまう呪われた運命を生まれながらにして持ってしまったようにしか見えないです……。(ジャファルは単独エンドでも【黒い牙】残党の首を狙う賞金稼ぎに追われるのは変わりないですがエルクは単独エンド、セーラとのペアエンド、プリシラとのペアエンドで特に不幸になったり行方不明になったというような記述はないので尚更そう思えてしまいます。ブレンダン、ロイド、ライナスもブレンダンがソーニャと再婚しなければ死ぬ事はなかったと思いますし。(ブレンダンとソーニャが結婚する=ニノが【黒い牙】の一員になるという事ですからね、ニノ自身のせいではないにしても間接的にブレンダン、ロイド、ライナスの運命を滅茶苦茶にしたようなものだと思ってます)

でも単独エンドだと【黒い牙】残党の首を狙う賞金稼ぎに見つからずにフェレ領の小さな村での暮らしを続けられたのはやはり家族を持たなかったからだとしか考えられないんです。前にも書きましたが単独エンドでも【黒い牙】残党の首を狙う賞金稼ぎに見つかったのならジャファルの単独エンドと同様にその記述があるはずですから。

という事で私の中でニノは大切な人を作ってはいけない宿命を背負い、常に孤独でいる事を強いられ続ける女の子という事になってます。この呪われた宿命は非常に優れた魔道の才能と引き換えに背負ったものなのかな、なんて思ってしまいますよ本当に。
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