ぷよぷよ小説

ここはプリンプタウン。ボクはぷよ勝負をしていて飛ばされてここにきた異世界の人間なんだ。

この世界も大好きだけど、ボクがいた世界のみんなにも会いたいなって思ってたんだ。

その思いが伝わったのかどうか分からないけどプリンプ魔導学校主催のぷよ大会でナスグレイブ、すけとうだら、ぞう大魔王、ルルー、サタン、そしてシェゾに会えたんだ。長い間離れていたから会えてすっごく嬉しい!

ボクは今シェゾと一緒にいるんだ。そしてシェゾにこう聞く。

「ねぇ、シェゾはどうしてプリンプに?」

ボクの質問にシェゾはこう答えた。

「オレもどうしてここにきたのか分からないのさ。何かに呼ばれたような気がしたんだが」

それを聞いてボクははっとした。

「だとしたら……、君がここにきたきっかけは……きっとボクだよ」

「何?」

「ボク、プリンプに飛ばされてきてから君に会えなくて本当に寂しくて……ずっと君を呼んでたんだ……」

「アルル……」

「その呼びかけがやっと叶ったんだ!だって君にまたこうして会えたし!……ってわっ、ちょ、ちょっとシェゾ!?」

シェゾはボクを抱きしめてくれた。もの凄く久しぶりに感じたシェゾの温もり……凄く温かい。

「シェゾ……、ボクの呼びかけに気づいてくれてありがとう……、ボク……シェゾが大好きだよ……」



END
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