ポケモン小説
「アサギの海は最高に綺麗だね。ハルカ」
「うん!最高に綺麗かも~」
一緒に旅をしているシュウとハルカ。アサギシティでコンテストがあると知り、アサギシティに着いたその夜の出来事───
「シュウと一緒にこんな綺麗な海を眺められるなんて幸せ!」
「僕もだよ……、ハルカ」
二人は幸せを感じていた。夜空には月とたくさんの星が瞬いている。ハルカはこう言う。
「月や星にお願い事するとね、絶対願いは叶うの」
そう言うハルカに対してシュウはくすと笑い、こう思う。
(月や星に願い事すると絶対願いは叶う……、か。ハルカはやっぱり可愛いね)
くすと笑ったシュウに対し、ハルカは
「もう!シュウ!笑ったわね!!本当なのよ~!!」
ハルカはぷうっと拗ねる。
「ごめんよハルカ。で、ハルカは何をお願いしたんだい?」
「えへへっ、知りたい?」
「ああ、知りたいよ。やっぱりトップコーデイネーターになりたい、かい?」
「それもあるけど……でもね、私の一番の願い事は「シュウとずっと両想いでいられますように」かも!」
「ハルカ……」
ハルカの台詞にシュウは顔を赤くする。そんなシュウにハルカは聞く。
「ねえシュウ……、私達ずっと、ずうっと一緒よね?」
「もちろんじゃないか……」
二人は愛を確かめあう。そしてシュウも夜空の月と星に願い事をする。
もちろん願い事は───
「ハルカとずっと両想いでいられますように」
END
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