綴るのは…。
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Side 詩音
「中原さん。今日も怪我しましたよね。」
そう言って自身の上司である中原中也さんに声をかけた。中傷といったところだろうか。
そして、上司はこちらを向いた。
「あァ?別にこんなん唾付けときゃ治るだろ。」
「ダメですよ、きちんと治療してください。」
今日こそ姉のところに連れていってやると思い、いつもの言い合いになってきた。こうなると常に私が折れてしまう。
此の間もお姉ちゃんに言われたのだ。
怪我をしても何時も見せてくれないから治療ができないんだ。薬を渡してくれ。
って、だから、流石に今日こそは連れていきたい。
そんなこんなで言い合いを続けると医務室の付近になって来た。
「ありがとう、詩葉。」
『もう、自殺まがいな事はしないでくれよ?心臓止まるかと思ったじゃないか。それに、私だって助けに行けない時ぐらいあるンだからね。太宰さんは特に、治せないんだから。』
「うふふ、善処しておくよ。」
はぁ、とお姉ちゃんが溜め息を付いたのが遠くからでもわかる。
出てきたのは太宰さんだった。
「おや、中也。傷だらけじゃないか。」
『中原さん大丈夫ですか?』
そう二人が声をかけるが反応を返さず中原さんは歩いていった。
嗚呼、怒ったぞ。
「中原さん!」
「あ?」
ドスの聞いた声、ひるんじゃ駄目だ。
「私を無視するならまだしも、お二人を無視しないでください!!特に、お姉ちゃん!」
『大丈夫だよ、詩音。きっと聞こえなかったのだろう。』
お姉ちゃんが声をかけてくれる。
お姉ちゃんは、優しすぎる。
「でも!」
『大丈夫ですか?治療、しますか?』
「大丈夫だ。じゃーな。」
そう言って、中原さんは歩いていってしまった。
…もう。
「中原さん。今日も怪我しましたよね。」
そう言って自身の上司である中原中也さんに声をかけた。中傷といったところだろうか。
そして、上司はこちらを向いた。
「あァ?別にこんなん唾付けときゃ治るだろ。」
「ダメですよ、きちんと治療してください。」
今日こそ姉のところに連れていってやると思い、いつもの言い合いになってきた。こうなると常に私が折れてしまう。
此の間もお姉ちゃんに言われたのだ。
怪我をしても何時も見せてくれないから治療ができないんだ。薬を渡してくれ。
って、だから、流石に今日こそは連れていきたい。
そんなこんなで言い合いを続けると医務室の付近になって来た。
「ありがとう、詩葉。」
『もう、自殺まがいな事はしないでくれよ?心臓止まるかと思ったじゃないか。それに、私だって助けに行けない時ぐらいあるンだからね。太宰さんは特に、治せないんだから。』
「うふふ、善処しておくよ。」
はぁ、とお姉ちゃんが溜め息を付いたのが遠くからでもわかる。
出てきたのは太宰さんだった。
「おや、中也。傷だらけじゃないか。」
『中原さん大丈夫ですか?』
そう二人が声をかけるが反応を返さず中原さんは歩いていった。
嗚呼、怒ったぞ。
「中原さん!」
「あ?」
ドスの聞いた声、ひるんじゃ駄目だ。
「私を無視するならまだしも、お二人を無視しないでください!!特に、お姉ちゃん!」
『大丈夫だよ、詩音。きっと聞こえなかったのだろう。』
お姉ちゃんが声をかけてくれる。
お姉ちゃんは、優しすぎる。
「でも!」
『大丈夫ですか?治療、しますか?』
「大丈夫だ。じゃーな。」
そう言って、中原さんは歩いていってしまった。
…もう。