優しい過ぎるよ……。


泣きじゃくる私を銀ちゃんは引っ張って家まで送ってくれる。


「じゃあな」


『待って！帰んないで！まだ一緒にいて……』


「……お前、あんまり可愛いこと言うなよ。銀さん困るんですけど」


『お願い……まだ一緒に居たい……』


銀ちゃんの袖をぎゅっと握って言えば、家の中に入ってくれた。


すると、銀ちゃんが噛みつくようなキスをしてきた。


『んっ……』


ぎゅっと抱きしめられていて逃げれなくされる。


唇から離れるとお姫様抱っこされ布団の上に寝かされる。


『銀ちゃん……』


「ん？」


私の着物を肌けさせ首に顔を埋める銀ちゃん。