昔の自分
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『私は銀ちゃん達みたいに戦ってないの……』
私は生まれてつき体が弱くて、喘息持ちで激しい運動は出来なかった。
皆が剣術の稽古してる時も。
私はしんどくなる前に止めて、皆は力尽きるまで稽古してた。
大きくなって、戦争に参加するようになってからは救護班として皆の側にいてた。
「そうだったんですか、体の方はもう……」
『うん、大人になっていくのと同時に弱かった体も喘息もなくなったよ!』
その頃には戦争が終わって一年経った頃だから。
戦争が終わると皆、違う道を歩き出したから、そのことを知らない。
知ってるのは手紙で知らせた、こーちゃんだけ。