何も変わってない
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そんなの全然いいのに……。
『じゃあ、銀ちゃんがつけてよ!』
「は?何で俺が!」
お互いやっと顔を合わせる。
『ね?お願い!』
顔の前で両手を合わせてお願いする。
「つけ方しらねぇからムリだな!残念でしたー!」
『嘘つき。前につけてくれたじゃん!』
そう言えば、素直に簪をつけてくれた。
『どう?似合う?』
「あ?あ……いいじゃね?」
顔を背けて、頭をかきながらボソっと「可愛い」って言ったのを聞き逃さなかった。