#02 ロシー
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side.コビー
あれから暇さえあれば『ロシー』という人物を探しているのだが、見つからない。
あの人が僕を助けて海軍まで届けてくれたんなら訪問者リストに載っているはずだし、そうじゃなくても火事の時にいたなら関係者リストには載っているはずなのに、いない。
他の事件はどうかと探しているが、見つからない。
信じられないけどこの間のパーティーの出席簿にも載っていない。
僕は幻を見ていたのだろうか。
「どうしたんじゃ、コビー?調べものか?」
資料室でリストを調べていると、後ろからガープさんが覗き込んできた。
「ガープさん…ロシーという人物を探しているんです」
「ロシー?ロシナンテか?」
「ロシナンテ…?」
そういえばさっき海兵リストにそんな名前があったような…この人か。マリンコードは01746…あった。
…エトワール島の火事の時に助けてくれた人じゃないか!
でも、ずいぶん前に殉職している…人違いか?
いや、でもそんなわけない…確かにこの人だった…。
それに、やっぱりロシーさんにどことなく似ている。
「そうそう、そいつじゃ。ドンキホーテ=ロシナンテ。殉職したがな」
「この人、お姉さんや妹さんはいませんか?」
「さあな…あいつはガキの頃から海軍にいたが、兄弟姉妹はいなかったんじゃないか…?」
「そうですか…」
「センゴクに聞いてやろうか?あいつならわかるじゃろうから」
「いえ、結構です…」
元帥にそこまでやらせるわけにはいかないので断ろうとしたが、ガープさんはすでに電伝虫でセンゴクさんに連絡していた。
「じゃ、頼むぞ…ほら、連絡したぞ!執務室に行けば教えてもらえるだろう、ほれ、行け!」
「ええっ、いきなりそんな…!」
「どりゃあ!」
「うわああああああああ!!!」
僕はガープさんに、マリンフォードの最上階まで投げ飛ばされた。
あれから暇さえあれば『ロシー』という人物を探しているのだが、見つからない。
あの人が僕を助けて海軍まで届けてくれたんなら訪問者リストに載っているはずだし、そうじゃなくても火事の時にいたなら関係者リストには載っているはずなのに、いない。
他の事件はどうかと探しているが、見つからない。
信じられないけどこの間のパーティーの出席簿にも載っていない。
僕は幻を見ていたのだろうか。
「どうしたんじゃ、コビー?調べものか?」
資料室でリストを調べていると、後ろからガープさんが覗き込んできた。
「ガープさん…ロシーという人物を探しているんです」
「ロシー?ロシナンテか?」
「ロシナンテ…?」
そういえばさっき海兵リストにそんな名前があったような…この人か。マリンコードは01746…あった。
…エトワール島の火事の時に助けてくれた人じゃないか!
でも、ずいぶん前に殉職している…人違いか?
いや、でもそんなわけない…確かにこの人だった…。
それに、やっぱりロシーさんにどことなく似ている。
「そうそう、そいつじゃ。ドンキホーテ=ロシナンテ。殉職したがな」
「この人、お姉さんや妹さんはいませんか?」
「さあな…あいつはガキの頃から海軍にいたが、兄弟姉妹はいなかったんじゃないか…?」
「そうですか…」
「センゴクに聞いてやろうか?あいつならわかるじゃろうから」
「いえ、結構です…」
元帥にそこまでやらせるわけにはいかないので断ろうとしたが、ガープさんはすでに電伝虫でセンゴクさんに連絡していた。
「じゃ、頼むぞ…ほら、連絡したぞ!執務室に行けば教えてもらえるだろう、ほれ、行け!」
「ええっ、いきなりそんな…!」
「どりゃあ!」
「うわああああああああ!!!」
僕はガープさんに、マリンフォードの最上階まで投げ飛ばされた。