ぷれぜんとふぉーゆー
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錬金術の授業でグリムが珍しくやる気を出し面倒事を起さず無事授業を終えたらクルーウェル先生がキャンディーをくれた。
これが飴と鞭か……と思いその差し出されたキャンディーを見ると以前イデア先輩が好きだと言っていた青いドクロの形をしたキャンディーだった。
かなり貴重な物と聞いていたのでイデア先輩にあげようと思い授業が終わるや否や鏡を通りイグニハイド寮へと先輩を探しにやってきた。
先輩を探し暫く廊下を歩いていると目の前に見覚えのある青い光が揺らめいていた。
「あ、いたいた。おーい! イデアせんぱーい!」
イデアを見つけると大きな声で名前を呼び駆け寄る。
「ヒイッ!? な、なんだ、だ、誰かと思えばユウ氏でしたかびっくりした……」
「なぁにビクッとエビみたいに跳ねてるんですか」
「フロイド氏の真似は心臓に良くない。あ、と、所で僕に何か用? きっ君がここまで来るの珍しいね」
「はい、前に先輩が好きって言ってたキャンディーを今日クルーウェル先生から貰ったのであげます!」
そう言い監督生は溶けないようにと手に持っていたキャンディーをイデアの前へ差し出す。
「あっ、それ……おお、覚えててくれたの……?」
「当たり前じゃないですか、中々手に入らないから滅多に食べられないんだって言っていたのでどんな物かずっと気になってたんです!」
「な、なら君が食べるべきじゃ……」
「いえ、いいんです。その話を聞いた時からもし手に入れたら絶対先輩にあげようと思ってたんですから!」
イデアは飴とユウを交互に見つめる。
「ほ、本当に僕が貰ってもいいの?」
「勿論です、先輩の為に持ってきたんですから」
「ではお言葉に甘えて……あ、ありがとう」
そう言うとイデアはユウの手から飴を受け取った。
嬉しそうなイデアの顔にユウは自然と顔が綻んでしまう。
「どういたしまして!」
(イデア先輩の喜ぶ顔が見られるなんて持ってきて良かったなぁ)
イデアは包まれていた袋を取りゴミをポケットにしまうとパクッとキャンディーを舐め始める。
「あ〜〜これこれ、これですわ」
「どうですか、美味しいですか?」
「もう拙者これ無しじゃ生きていけない位美味しい」
「え……そ、それ何かヤバい成分とか含まれてませんか……?」
「ハッピーな回る粉と同じ類のものだと拙者は睨んでる」
「なるほど、それなら納得です」
「いやはやユウ氏には感謝してもしきれない……」
会話をしながらじーっとイデアの舐めている飴を見てユウはふと思う。
「それにしてもその飴凄い色してますよね」
「え、そ、そう?普通だと思うけど……」
海外で売っている様なカラフルで原色に近い色のキャンディーを見ていると元の世界で夏によく食べていた氷の食べ物を思い出す。
ユウはもしかしてと思いイデアにお願いをした。
「先輩先輩、突然ですが舌見せてください」
「え、なに、急に……ま、まぁそれくらいなら別にいいけど……」
不思議そうな顔をしたイデアだが別に見られて困る事でも無いので素直にんえ、と舌を出す。
ユウの思った通りイデアの舌は本人の唇の色と同じく綺麗に青色に染っていた。
「わぁ……先輩の色に染まっていて綺麗ですね……」
その光景が想像していたより背徳な雰囲気がを纏っており、ユウは心の声をそのままに思った事が思わず口から出てしまう。
照れたような顔で、しかししっかりとイデアの舌を見つめるユウ。
そんな見入っているユウへイデアが不意に言葉を発した。
「フヒッwやだ、ユウ氏のえっち♡」
ニヤニヤと笑いながら言うイデアの言葉にユウはハッとすると「な、せ、先輩のバカっ!」と言いながら走り去ってしまった。
顔を真っ赤にし走り去るユウの背中を見ながらイデアは照れてニヤける口を手で覆い隠し「あの顔は反則でしょ……」と呟くのであった。
これが飴と鞭か……と思いその差し出されたキャンディーを見ると以前イデア先輩が好きだと言っていた青いドクロの形をしたキャンディーだった。
かなり貴重な物と聞いていたのでイデア先輩にあげようと思い授業が終わるや否や鏡を通りイグニハイド寮へと先輩を探しにやってきた。
先輩を探し暫く廊下を歩いていると目の前に見覚えのある青い光が揺らめいていた。
「あ、いたいた。おーい! イデアせんぱーい!」
イデアを見つけると大きな声で名前を呼び駆け寄る。
「ヒイッ!? な、なんだ、だ、誰かと思えばユウ氏でしたかびっくりした……」
「なぁにビクッとエビみたいに跳ねてるんですか」
「フロイド氏の真似は心臓に良くない。あ、と、所で僕に何か用? きっ君がここまで来るの珍しいね」
「はい、前に先輩が好きって言ってたキャンディーを今日クルーウェル先生から貰ったのであげます!」
そう言い監督生は溶けないようにと手に持っていたキャンディーをイデアの前へ差し出す。
「あっ、それ……おお、覚えててくれたの……?」
「当たり前じゃないですか、中々手に入らないから滅多に食べられないんだって言っていたのでどんな物かずっと気になってたんです!」
「な、なら君が食べるべきじゃ……」
「いえ、いいんです。その話を聞いた時からもし手に入れたら絶対先輩にあげようと思ってたんですから!」
イデアは飴とユウを交互に見つめる。
「ほ、本当に僕が貰ってもいいの?」
「勿論です、先輩の為に持ってきたんですから」
「ではお言葉に甘えて……あ、ありがとう」
そう言うとイデアはユウの手から飴を受け取った。
嬉しそうなイデアの顔にユウは自然と顔が綻んでしまう。
「どういたしまして!」
(イデア先輩の喜ぶ顔が見られるなんて持ってきて良かったなぁ)
イデアは包まれていた袋を取りゴミをポケットにしまうとパクッとキャンディーを舐め始める。
「あ〜〜これこれ、これですわ」
「どうですか、美味しいですか?」
「もう拙者これ無しじゃ生きていけない位美味しい」
「え……そ、それ何かヤバい成分とか含まれてませんか……?」
「ハッピーな回る粉と同じ類のものだと拙者は睨んでる」
「なるほど、それなら納得です」
「いやはやユウ氏には感謝してもしきれない……」
会話をしながらじーっとイデアの舐めている飴を見てユウはふと思う。
「それにしてもその飴凄い色してますよね」
「え、そ、そう?普通だと思うけど……」
海外で売っている様なカラフルで原色に近い色のキャンディーを見ていると元の世界で夏によく食べていた氷の食べ物を思い出す。
ユウはもしかしてと思いイデアにお願いをした。
「先輩先輩、突然ですが舌見せてください」
「え、なに、急に……ま、まぁそれくらいなら別にいいけど……」
不思議そうな顔をしたイデアだが別に見られて困る事でも無いので素直にんえ、と舌を出す。
ユウの思った通りイデアの舌は本人の唇の色と同じく綺麗に青色に染っていた。
「わぁ……先輩の色に染まっていて綺麗ですね……」
その光景が想像していたより背徳な雰囲気がを纏っており、ユウは心の声をそのままに思った事が思わず口から出てしまう。
照れたような顔で、しかししっかりとイデアの舌を見つめるユウ。
そんな見入っているユウへイデアが不意に言葉を発した。
「フヒッwやだ、ユウ氏のえっち♡」
ニヤニヤと笑いながら言うイデアの言葉にユウはハッとすると「な、せ、先輩のバカっ!」と言いながら走り去ってしまった。
顔を真っ赤にし走り去るユウの背中を見ながらイデアは照れてニヤける口を手で覆い隠し「あの顔は反則でしょ……」と呟くのであった。
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