RAINBOW BOY
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(目が覚めると私は黒い棺の中に居た)
・
・
・
OPが始まり各キャラクターの紹介が始まる。
いつもならここで僕は出ない、でも今は違う。
この廊下の曲がり角から彼女が歩いてくるのがわかる、もう何度も見た光景だから。
『きゃっ、ごめんなさいよそ見してました……』
『あっ、ご、ごめん! 僕もよそ見してて、けっ、怪我はない?』
(この少女は君じゃないと分かっていてもいつもの吃りが出てしまう。もうこのゲームに攻略対象外のアドバイスキャラクターはいらない。君が恋に落ちるのは僕だけだから)
・
・
・
『き、君、僕と話してて楽しい? 他に沢山イケメン居ますよ?』
メニュー画面で話した言葉をもう一度君に聞いてみる。
君がここまで来るために頑張っていた事を全部全部知っている、だからもう君の答えは勿論分かっている。
・
・
・
朝必ず君に教えていた好感度なんてもう教えてあげない。
攻略対象のヒントなんて教えてあげない。
君にはもう必要ないから。
・
・
・
《あれ? イデア先輩いつもと雰囲気が違う……》
(今までには出てこなかったテキスト)
【誰を誘う?
カリム
ヴィル
レオナ
繧、繝�い
⇒イデア
】
今までには現れなかった第4の選択肢、待ち望んでいた、ずっと憧れていた、僕ルートへの入口。
───僕の手を取って。
・
・
・
(今日は卒業式だ。先輩をイグニハイドの近くにある噴水へ呼び出す)
遂に来た、エンディングに入る。
夢を見ていた、ずっとこの時を。
(泣かないで、エンディングまで、泣かないで)
・
・
・
『イデア先輩、ずっと貴方の事が好きでした!』
それが合図の呪文だった、こちら側で準備した君を向い入れる準備はこの少女の言葉で完成する。
世界が創り変わる。
…………………
…………………
…………………
『あ、今フリーズしたと思った? 残念拙者でしたw』
(遂に)
『お疲れ様、これで本当にクリア。もう本当の本当に隠し要素はないからね』
(遂に)
『どう? 中々良い演技だったと思うのですが』
(君が好きだから全部本当の気持ち)
『満足して頂けました?』
……
『え? まだ返事を聞いていないから続きを聞かせろって? 』
(もう戻れない)
『聞きたい? 聞きたいの?』
(このセリフを言えば僕と君は結ばれる)
はい
⇒はい
はい
はい
『君本当に僕の事好きだよね……』
(僕も君が──)
『あ、この選択肢用意していたのも拙者でござった』
(むしろ最初から最後まで選択肢なんてあってなかった様なものだ)
『いいよ、続き聞かせてあげる』
(ずっと言いたかったこのセリフを画面の前の【君】に)
「君が好きなんだ、いつも画面の中から見ていた君の事が。だからこっちの世界でずっと一緒に居よう、ユウ氏」
世界が光に包まれる、薄暗かったこの寮が信じられないくらい光り輝いている。
眩しくて見れない、思わず目を閉じた。
次に目を上げ時、目の前に居たのは【君】だった。
君の温もり、君の声、君の画面越しから見ていた瞳、それが今ここにある、ここに君がいる。
恋焦がれていた君が、手を取ることなんて出来なかったきみがいる。
目の前にいる君をみたらまた僕は君に恋をしてしまった。
失敗した例を見た時は正直不安だった。
でも僕は君を手に入れた。
君を絶対に離さない。
この崩れゆくデータの中の世界に永遠に閉じ込めて、君と二人で消えたデータの中で僕と君は永遠と生き続ける。
Goodエンド《永遠に一緒》
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OPが始まり各キャラクターの紹介が始まる。
いつもならここで僕は出ない、でも今は違う。
この廊下の曲がり角から彼女が歩いてくるのがわかる、もう何度も見た光景だから。
『きゃっ、ごめんなさいよそ見してました……』
『あっ、ご、ごめん! 僕もよそ見してて、けっ、怪我はない?』
(この少女は君じゃないと分かっていてもいつもの吃りが出てしまう。もうこのゲームに攻略対象外のアドバイスキャラクターはいらない。君が恋に落ちるのは僕だけだから)
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『き、君、僕と話してて楽しい? 他に沢山イケメン居ますよ?』
メニュー画面で話した言葉をもう一度君に聞いてみる。
君がここまで来るために頑張っていた事を全部全部知っている、だからもう君の答えは勿論分かっている。
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朝必ず君に教えていた好感度なんてもう教えてあげない。
攻略対象のヒントなんて教えてあげない。
君にはもう必要ないから。
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《あれ? イデア先輩いつもと雰囲気が違う……》
(今までには出てこなかったテキスト)
【誰を誘う?
カリム
ヴィル
レオナ
繧、繝�い
⇒イデア
】
今までには現れなかった第4の選択肢、待ち望んでいた、ずっと憧れていた、僕ルートへの入口。
───僕の手を取って。
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(今日は卒業式だ。先輩をイグニハイドの近くにある噴水へ呼び出す)
遂に来た、エンディングに入る。
夢を見ていた、ずっとこの時を。
(泣かないで、エンディングまで、泣かないで)
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『イデア先輩、ずっと貴方の事が好きでした!』
それが合図の呪文だった、こちら側で準備した君を向い入れる準備はこの少女の言葉で完成する。
世界が創り変わる。
…………………
…………………
…………………
『あ、今フリーズしたと思った? 残念拙者でしたw』
(遂に)
『お疲れ様、これで本当にクリア。もう本当の本当に隠し要素はないからね』
(遂に)
『どう? 中々良い演技だったと思うのですが』
(君が好きだから全部本当の気持ち)
『満足して頂けました?』
……
『え? まだ返事を聞いていないから続きを聞かせろって? 』
(もう戻れない)
『聞きたい? 聞きたいの?』
(このセリフを言えば僕と君は結ばれる)
はい
⇒はい
はい
はい
『君本当に僕の事好きだよね……』
(僕も君が──)
『あ、この選択肢用意していたのも拙者でござった』
(むしろ最初から最後まで選択肢なんてあってなかった様なものだ)
『いいよ、続き聞かせてあげる』
(ずっと言いたかったこのセリフを画面の前の【君】に)
「君が好きなんだ、いつも画面の中から見ていた君の事が。だからこっちの世界でずっと一緒に居よう、ユウ氏」
世界が光に包まれる、薄暗かったこの寮が信じられないくらい光り輝いている。
眩しくて見れない、思わず目を閉じた。
次に目を上げ時、目の前に居たのは【君】だった。
君の温もり、君の声、君の画面越しから見ていた瞳、それが今ここにある、ここに君がいる。
恋焦がれていた君が、手を取ることなんて出来なかったきみがいる。
目の前にいる君をみたらまた僕は君に恋をしてしまった。
失敗した例を見た時は正直不安だった。
でも僕は君を手に入れた。
君を絶対に離さない。
この崩れゆくデータの中の世界に永遠に閉じ込めて、君と二人で消えたデータの中で僕と君は永遠と生き続ける。
Goodエンド《永遠に一緒》
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