第六話 仲間
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警察である塚内さんが、拘束したままの青山達に話を続けた。
「生憎まだ、我々は秩序に生きようともがいている。オール・フォー・ワンについて、知ってることを洗いざらい喋ってもらう」
青山の父親の身体が、恐怖に震えだす。
「知ってる事は・・・何もない。私たちはただ・・・頼まれたら実行するだけだ。失敗すれば殺される。
嘘をついても・・・殺される」
「どうやって?」
「・・・見せられた。そうした人間が、処分される様を・・・。警察に逃げ込んだ者は・・・出所後に殺された。
逃げられなかった・・・。どこにいても居場所がバレる・・・必ず、死に追いやられる・・・!!
言われた通りにしてどうなるか・・・優雅は知らなかった・・・!!ただ、誰にも勘付かれてはいけないとだけ・・・!!
悪いのは、私たちだ・・・!!」
青山の脳裏には、葉隠の言葉が消えないでいた。
『何考えて、教室にいたの!?』
透明な姿の彼女の泣き顔が、わかる程に。
「自分が、殺していたかもしれない人たちと、僕は、仲間の顔をして笑い合った・・・。笑い合えてしまったんだよ。
同じ元"無個性"で、オール・フォー・ワンと戦う重圧を背負った彼を知って、自分の惨めさに絶望した。
彼の心配より、先に絶望した自分に・・・絶望したんだ。性根が・・・腐ってたんだよ。
青山優雅は、根っからのヴィランだったんだよ」
自暴自棄になる青山に、真っ向から否定するのは緑谷だ。
「じゃあ何で、合宿でかっちゃんと常闇くんと登坂さんを助けようとしたんだよ。
あの夜のチーズは、オール・フォー・ワンに言われてやったのかよ・・・!?違うだろ・・・!?あれは・・・僕が気付けなかった・・・!!
SOSだったんだ・・・!だって、取り繕いもせずに泣いているのは・・・オール・フォー・ワンの言われた通りにできなかったからじゃないだろう!?
オール・フォー・ワンに心を利用されても、全ては明け渡さなかったヒーローを、僕は知ってる!
心が、圧し潰されただけだ!!罪を犯したら一生ヴィランだなんて事はないんだ」
知っていたなら、何か違っていたのかもしれない。
「この手を握ってくれ、青山くん」
まだ彼は、目の前にいる。今度は、助けられるんだ。
「君はまだ、ヒーローになれるんだから!!」
希望は、まだそこに。
「待って、緑谷くん」
勢いで突っ走りそうな少年たちの間に入ったのは、塚内だった。
「三茶、青山の口を塞いでおけ」
手足は拘束されていたが、更に口にも硬化なマスクをかけられた。
「拘束中だ、手は取れない。事情はどうあれ、オール・フォー・ワンに加担した罪は消えない。
それに、状況から安全と推測しているだけで、まだナガンのような仕掛けが無いと言い切れない。
セントラルの検査結果が出るまで、これ以上彼に喋らせるのは良くない」
やはり自分達がここにいるのは間違いなのだろうか。大事なこと話を続けるのは、大人たち。
青山の両親に、再度オール・フォー・ワンの居所を聞くが、現状何もかわらない。
「塚内さん・・・!」
そんな今を見て、緑谷が声を出す。
「オール・フォー・ワンは見つからない、それが・・・今の現状でしょう・・・!?」
恐らく、後手は必死。
「ああ・・・!」
歌恋と葉隠がいない、皆で中庭で訓練していた時の会話を上鳴が思い出す。
「「だからせめて、出方を誘導できたら・・・」!!」
あの時いたクラスの、話が見えてる面子は顔が上がった。
「そっか・・・!」
「見方を変えれば・・・現状ただ一人、青山さんだけが、オール・フォー・ワンを欺く事が出来るかもしれない」
八百万の言った事を理解した歌恋も、ようやく顔を上げた。
こちらにも、まだチャンスはある。
「待て・・・」
慌てて止めに入ったのはプレゼント・マイク。
「待て待てガイズ、飛躍しすぎだ。罪は罪・・・言いたかねぇさ、けどな・・・おまえらが一番の被害者だ。
今更、信じられるのか」
「それは、過去の話でしょう」
前に出たのは、飯田だ。
「彼の心の内を掬い取れなかった、俺たちの責任でもあります。だからこそ、今泣いて絶望しているクラスメイトを、
友として手を取りたい。手を取ってもらいたい。それが・・・彼と俺たちが再び対等になれる、唯一の方法だからです」
「・・・ひでー目には遭ってっからなァ・・・」
ずっと耳郎に引っ付いたままの歌恋に、爆豪は頭に手を乗せガシガシ無造作に撫でる。
「!!」
「てめーも、いつまでもメソメソしてんじゃねー。5発くらいハウザーぶちこんでトントンだろ」
「つっこみ辛すぎるからやめろ・・・」
瀬呂には飽きられるけど、歌恋にとっては少なからず元気を貰った。
「うん・・・うん・・・!」
「・・・・・・・・・・」
爆豪に励まされる彼女を見て、嫉妬してしまいそうになる。爆豪は、多分もう大丈夫だろうと。
歌恋に好かれることはないと言っていた爆豪だけど、やっぱり君を元気にしてくれているのは爆豪だ。
それを気にした時から、ずっと。俺が、泣かせてるだけだから。今度は、俺もそう出来るように・・・。
「そうだぜ!青山はオール・フォー・ワンに勝てねぇと思ったから従っちまったんだろ。
でも今は違ぇから、「止めよう」って親御さんに言ってくれたんだろ。緑谷を止めに行った時、
誰か一人でも"無個性"を責めたかよ!?涙こらえて隠し事してた奴、嫌いになったかよ!?
青山!!まだ一緒に踏んばれるんだよ、俺たち!!」
嘘偽りない、クラス一熱い漢、切島の言葉は響く。
「盛り上がってるとこ悪いが・・・青山一家に捜索協力を頼むとして、嘘は通じないと先程聞いてる。
君たちの気持ちは分かるが、ここは冷静に・・・」
[緑谷・・・]
ここで、初めてプレゼント・マイクがもっているタブレットに、映像で繋がっている相澤先生が話に入った。
[何か具体策はあるのか?]
「いえ・・・それは・・・」
[だろうなったく・・・塚内さん、この責任は見抜けなかった俺にあります。ただ・・・気持ちはこいつらと同じです。
青山、俺はまだおまえを除籍するつもりはない]
あの厳しかった相澤先生が。
[A組担任として、俺に考えがある。塚内さん、一応青山たちには聞こえないように]
相澤先生の話が、静かに響く。そして――。
「各所検証が必要ではあるが・・・」
「確かに実現性が高い・・・!」
「やる価値はあるか・・・三茶、これ以上は本部で詰めたい。君たちは、この事を決して他言しないように頼む」
大人たちの意見がまとまり、警察の人が青山たつを連れて行く。
「青山くん・・・!」
掛けた緑谷の声に、青山は小さく振り向いてドアの向こうへ姿を消した。
あれから、A組は皆寮に戻っていた。重たい沈黙に、暗い空気。クラスにヴィランの内通者がいるなんて、誰が思った?
「・・・とりあえず、準備だな」
「コスチュームをどうにかせねば。バラバラになってしまったからな」
「僕も・・・」
それぞれが、胸に秘めるもの。
(・・・私と焦凍は、このままでいいのかな・・・)
そんな事を考えながら、歌恋はソファーに座り、膝を抱き顔を埋めている。
「絶対、倒そうね」
葉隠の言葉に、皆が頷いた。
「「「うん」」」
コスチュームが壊れてしまった緑谷と飯田は、校内にあるサポート科に行っている。
このあとA組は、Mt.レディらと捜索任務に出ることになっていた。
歌恋たちも気持ちを落ち着かせ、コスチュームに着替えに行く。これ以上、みんなと離れないように。
「おお、早かったな二人とも!」
集合場所に集まり、コスチュームをなおしてもらったのだろう。瀬呂が声をかけたほうに、二人が戻ってきていた。
「丁度皆、準備が整ったとこだ」
だが、戻った緑谷と飯田の顔は何故か潰れている。
「よかった、間に合って」
「そういうのフツー、なんかすぐ治らん?」
そんなやり取りの後、Mt.レディが任務について説明してくれた。
「A組に何が起きたかは聞いてます。けれど、もう一日も無駄には出来ません。
解放戦線及びヴィラン連合の早期発見・掃討が最善策な事には変わりません。
決着への近道を、放棄するワケにはいきません。戸惑い、足を止める事こそ相手の術中!」
「青山・・・手・・・取ってくれるかな」
ボソリと呟く芦戸の言葉に、緑谷が答える。
「信じてる。青山くんは、必ず戻ってくる」
「呪いになってねーといーけどな」
心配する爆豪に、緑谷の肩に手を置いて轟が言った。
「大丈夫だと思う。あいつはきっと、なりてぇ自分を誰より見つめてきたハズだ」
大丈夫・・・。そう、まずは自分たちが信じるんだ。
「切り替えて!行くよ!緑谷くんを中心に展開!
雄英高校1年A組ヒーロー科!捜索隊合流!!」
これまで二度仕掛けた奇襲とは真逆も真逆。ヒーロー側もヴィラン側も、お互い万全。
正真正銘全面戦争が始まろうとしていた。それをふまえ、プロヒーローと警察の第二次決戦の説明が行われようとしていた。
「生憎まだ、我々は秩序に生きようともがいている。オール・フォー・ワンについて、知ってることを洗いざらい喋ってもらう」
青山の父親の身体が、恐怖に震えだす。
「知ってる事は・・・何もない。私たちはただ・・・頼まれたら実行するだけだ。失敗すれば殺される。
嘘をついても・・・殺される」
「どうやって?」
「・・・見せられた。そうした人間が、処分される様を・・・。警察に逃げ込んだ者は・・・出所後に殺された。
逃げられなかった・・・。どこにいても居場所がバレる・・・必ず、死に追いやられる・・・!!
言われた通りにしてどうなるか・・・優雅は知らなかった・・・!!ただ、誰にも勘付かれてはいけないとだけ・・・!!
悪いのは、私たちだ・・・!!」
青山の脳裏には、葉隠の言葉が消えないでいた。
『何考えて、教室にいたの!?』
透明な姿の彼女の泣き顔が、わかる程に。
「自分が、殺していたかもしれない人たちと、僕は、仲間の顔をして笑い合った・・・。笑い合えてしまったんだよ。
同じ元"無個性"で、オール・フォー・ワンと戦う重圧を背負った彼を知って、自分の惨めさに絶望した。
彼の心配より、先に絶望した自分に・・・絶望したんだ。性根が・・・腐ってたんだよ。
青山優雅は、根っからのヴィランだったんだよ」
自暴自棄になる青山に、真っ向から否定するのは緑谷だ。
「じゃあ何で、合宿でかっちゃんと常闇くんと登坂さんを助けようとしたんだよ。
あの夜のチーズは、オール・フォー・ワンに言われてやったのかよ・・・!?違うだろ・・・!?あれは・・・僕が気付けなかった・・・!!
SOSだったんだ・・・!だって、取り繕いもせずに泣いているのは・・・オール・フォー・ワンの言われた通りにできなかったからじゃないだろう!?
オール・フォー・ワンに心を利用されても、全ては明け渡さなかったヒーローを、僕は知ってる!
心が、圧し潰されただけだ!!罪を犯したら一生ヴィランだなんて事はないんだ」
知っていたなら、何か違っていたのかもしれない。
「この手を握ってくれ、青山くん」
まだ彼は、目の前にいる。今度は、助けられるんだ。
「君はまだ、ヒーローになれるんだから!!」
希望は、まだそこに。
「待って、緑谷くん」
勢いで突っ走りそうな少年たちの間に入ったのは、塚内だった。
「三茶、青山の口を塞いでおけ」
手足は拘束されていたが、更に口にも硬化なマスクをかけられた。
「拘束中だ、手は取れない。事情はどうあれ、オール・フォー・ワンに加担した罪は消えない。
それに、状況から安全と推測しているだけで、まだナガンのような仕掛けが無いと言い切れない。
セントラルの検査結果が出るまで、これ以上彼に喋らせるのは良くない」
やはり自分達がここにいるのは間違いなのだろうか。大事なこと話を続けるのは、大人たち。
青山の両親に、再度オール・フォー・ワンの居所を聞くが、現状何もかわらない。
「塚内さん・・・!」
そんな今を見て、緑谷が声を出す。
「オール・フォー・ワンは見つからない、それが・・・今の現状でしょう・・・!?」
恐らく、後手は必死。
「ああ・・・!」
歌恋と葉隠がいない、皆で中庭で訓練していた時の会話を上鳴が思い出す。
「「だからせめて、出方を誘導できたら・・・」!!」
あの時いたクラスの、話が見えてる面子は顔が上がった。
「そっか・・・!」
「見方を変えれば・・・現状ただ一人、青山さんだけが、オール・フォー・ワンを欺く事が出来るかもしれない」
八百万の言った事を理解した歌恋も、ようやく顔を上げた。
こちらにも、まだチャンスはある。
「待て・・・」
慌てて止めに入ったのはプレゼント・マイク。
「待て待てガイズ、飛躍しすぎだ。罪は罪・・・言いたかねぇさ、けどな・・・おまえらが一番の被害者だ。
今更、信じられるのか」
「それは、過去の話でしょう」
前に出たのは、飯田だ。
「彼の心の内を掬い取れなかった、俺たちの責任でもあります。だからこそ、今泣いて絶望しているクラスメイトを、
友として手を取りたい。手を取ってもらいたい。それが・・・彼と俺たちが再び対等になれる、唯一の方法だからです」
「・・・ひでー目には遭ってっからなァ・・・」
ずっと耳郎に引っ付いたままの歌恋に、爆豪は頭に手を乗せガシガシ無造作に撫でる。
「!!」
「てめーも、いつまでもメソメソしてんじゃねー。5発くらいハウザーぶちこんでトントンだろ」
「つっこみ辛すぎるからやめろ・・・」
瀬呂には飽きられるけど、歌恋にとっては少なからず元気を貰った。
「うん・・・うん・・・!」
「・・・・・・・・・・」
爆豪に励まされる彼女を見て、嫉妬してしまいそうになる。爆豪は、多分もう大丈夫だろうと。
歌恋に好かれることはないと言っていた爆豪だけど、やっぱり君を元気にしてくれているのは爆豪だ。
それを気にした時から、ずっと。俺が、泣かせてるだけだから。今度は、俺もそう出来るように・・・。
「そうだぜ!青山はオール・フォー・ワンに勝てねぇと思ったから従っちまったんだろ。
でも今は違ぇから、「止めよう」って親御さんに言ってくれたんだろ。緑谷を止めに行った時、
誰か一人でも"無個性"を責めたかよ!?涙こらえて隠し事してた奴、嫌いになったかよ!?
青山!!まだ一緒に踏んばれるんだよ、俺たち!!」
嘘偽りない、クラス一熱い漢、切島の言葉は響く。
「盛り上がってるとこ悪いが・・・青山一家に捜索協力を頼むとして、嘘は通じないと先程聞いてる。
君たちの気持ちは分かるが、ここは冷静に・・・」
[緑谷・・・]
ここで、初めてプレゼント・マイクがもっているタブレットに、映像で繋がっている相澤先生が話に入った。
[何か具体策はあるのか?]
「いえ・・・それは・・・」
[だろうなったく・・・塚内さん、この責任は見抜けなかった俺にあります。ただ・・・気持ちはこいつらと同じです。
青山、俺はまだおまえを除籍するつもりはない]
あの厳しかった相澤先生が。
[A組担任として、俺に考えがある。塚内さん、一応青山たちには聞こえないように]
相澤先生の話が、静かに響く。そして――。
「各所検証が必要ではあるが・・・」
「確かに実現性が高い・・・!」
「やる価値はあるか・・・三茶、これ以上は本部で詰めたい。君たちは、この事を決して他言しないように頼む」
大人たちの意見がまとまり、警察の人が青山たつを連れて行く。
「青山くん・・・!」
掛けた緑谷の声に、青山は小さく振り向いてドアの向こうへ姿を消した。
あれから、A組は皆寮に戻っていた。重たい沈黙に、暗い空気。クラスにヴィランの内通者がいるなんて、誰が思った?
「・・・とりあえず、準備だな」
「コスチュームをどうにかせねば。バラバラになってしまったからな」
「僕も・・・」
それぞれが、胸に秘めるもの。
(・・・私と焦凍は、このままでいいのかな・・・)
そんな事を考えながら、歌恋はソファーに座り、膝を抱き顔を埋めている。
「絶対、倒そうね」
葉隠の言葉に、皆が頷いた。
「「「うん」」」
コスチュームが壊れてしまった緑谷と飯田は、校内にあるサポート科に行っている。
このあとA組は、Mt.レディらと捜索任務に出ることになっていた。
歌恋たちも気持ちを落ち着かせ、コスチュームに着替えに行く。これ以上、みんなと離れないように。
「おお、早かったな二人とも!」
集合場所に集まり、コスチュームをなおしてもらったのだろう。瀬呂が声をかけたほうに、二人が戻ってきていた。
「丁度皆、準備が整ったとこだ」
だが、戻った緑谷と飯田の顔は何故か潰れている。
「よかった、間に合って」
「そういうのフツー、なんかすぐ治らん?」
そんなやり取りの後、Mt.レディが任務について説明してくれた。
「A組に何が起きたかは聞いてます。けれど、もう一日も無駄には出来ません。
解放戦線及びヴィラン連合の早期発見・掃討が最善策な事には変わりません。
決着への近道を、放棄するワケにはいきません。戸惑い、足を止める事こそ相手の術中!」
「青山・・・手・・・取ってくれるかな」
ボソリと呟く芦戸の言葉に、緑谷が答える。
「信じてる。青山くんは、必ず戻ってくる」
「呪いになってねーといーけどな」
心配する爆豪に、緑谷の肩に手を置いて轟が言った。
「大丈夫だと思う。あいつはきっと、なりてぇ自分を誰より見つめてきたハズだ」
大丈夫・・・。そう、まずは自分たちが信じるんだ。
「切り替えて!行くよ!緑谷くんを中心に展開!
雄英高校1年A組ヒーロー科!捜索隊合流!!」
これまで二度仕掛けた奇襲とは真逆も真逆。ヒーロー側もヴィラン側も、お互い万全。
正真正銘全面戦争が始まろうとしていた。それをふまえ、プロヒーローと警察の第二次決戦の説明が行われようとしていた。