第一話 挑戦
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「恰好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!!
自覚するのだ!!今日から自分は・・・ヒーローなんだと!!さぁ、始めようか有精卵共!!」
クラスのみんなの戦闘服=コスチュームはすごく良く出来ていた。
(みんなサマになってる・・・)
同じ女の子からしてみても、露出度の高い八百万のコスチュームや、
麗日のパツパツのコスチューム、芦戸三奈の前を広げたコスチュームも素晴らしい。
耳郞響香、蛙吹梅雨のように歌恋のも露出は激しくない。
(動きやすくして、スカートじゃなくてキュロットスカート。
腕も木でもツルでも対応出きるように強化されてるシャツだけど、
一番の特徴は頭につけたカチューシャかな。かわいくてお気に入り)
カチューシャの両端には桜の花が付けられているのが特徴で、桜吹雪を使う時、
髪の毛が伸びすぎて邪魔にならないよう制御してもらえる装置をつけてもらった。
(威力の調節は自分で出きるから、あとは大袈裟に広がってしまう髪の量が酷かったんだよね)
そんな、気になる轟のコスチュームを見てギョットした。
「と、轟くん・・・!?」
あたふたする歌恋を見て、轟は「あぁ」と一言漏らす。
「ひ、左どうしたの・・・?」
せっかくの赤いキレイな髪の毛を彼はそっち側は氷で全て多い尽くしていた。
そういえば、気になっていたけど聞けていない、赤髪の方は確か火傷の跡っぽいのがあったっけ。
それを隠したいだけで、顔を半分隠したのだろうか。
「・・・問題ない」
(いやいや、そういう問題じゃない!)
オールマイトから、今回の授業の説明を受ける。
今回の訓練場所は、屋内での対人戦闘訓練。「敵組」と「ヒーロー組」に分かれて、2対2で行われる。
「いいかい!?」
オールマイトは説明する為のカンペを見ながら話を続けた。
「状況設定は「敵」がアジトに「核兵器」を隠しておいて、「ヒーロー」はそれを処理しようとしている。
「ヒーロー」は制限時間内に「敵」を捕まえるか「核兵器」を回収する事。
「敵」は制限時間まで「核兵器」を守るか「ヒーロー」を捕まえる事。
コンビ及び対戦相手は、くじだ!」
「適当なのですか!?」
すかさず突っ込むのは、飯田天哉。コスチュームがロボットのようなので、誰だか分からなかったけど。
オールマイトの代わりに説明するのは緑谷だ。
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いし、そういう事じゃないかな・・・」
「そうか・・・!先を見据えた計らい・・・失礼致しました!」
「いいよ!!早くやろ!!」
各自くじを引きおえ相手を確認する。
「・・・俺か・・・」
なにかと縁がある、半分氷で覆わせた彼のコスチューム。
「よ、よろしく・・・」
歌恋は彼のコスチューム姿を見てから、少しぎこちなくなってしまっていた。
彼の顔はひどくないのに。もっとこう、カッコいいコスチュームを予想していた。
勝手にそんな事を思っていると、オールマイトがさらにくじを引いた。最初の対戦相手が発表される。
第一試合は、Aコンビ・麗日お茶子と緑谷出久ペアが「ヒーロー」Dコンビ・爆豪勝己と飯田天哉ペアが「敵」だ。
敵チームが潜入してセッティングをしてから、5分後にヒーローチームが潜入する。
他の皆はモニターで観戦。これはほぼ実践の対戦だが、度が過ぎたら中断するとの事。
屋内対人戦闘訓練、開始。
潜入成功したAコンビは、すぐに爆豪の奇襲を受けるも緑谷が麗日を庇いながら回避した。
モニター観戦は、戦っている彼らの声は聞こえない。動きだけで、考えて見ろとの事。
爆豪の攻撃に気をつけながら、隙をみつけた麗日が先行。
オールマイトが言うには、持ち物はそれぞれ見取り図と小型無線のみ。
爆豪と緑谷の攻防が激しく続いている中、「核兵器」を守っている飯田を見つける麗日。
麗日は緑谷が来るのを待っていたようだが、飯田の敵テンションに爆笑。
居場所がばれた麗日と飯田のジリジリとつめよる戦況。
「お、緑谷と爆豪が動いた」
瀬呂の声に、麗日たちが映ってるモニターから目を離し、爆豪と緑谷に移しかえる。
「あれって・・・」
呟く歌恋は爆豪の腕に注目した。あのタンクのようなのはコスチュームで注文したものだろう。
それを緑谷に向けている。
「爆豪少年、ストップだ。殺す気かっ」
オールマイトの声が響く。
「当たんなきゃ死なねぇよ!」
「授業だぞ、コレ!」
「うそ!?」
爆豪の無茶苦茶な攻撃に、一同唖然とする。
建物が揺れ、崩壊してしまう勢いの彼の爆破の"個性"がこんなに強いとは。
「先生、止めた方がいいって!爆豪あいつ、相当クレイジーだぜ、殺しちまうぜ!?」
切島の訴えに歌恋もうなずく。これ程の威力ではないが、入試の時彼女も経験しそうになったものだ。
しかし、オールマイトはこの試合を止めようとしない。それよか、爆豪に注意を促すだけで。
「爆豪少年、次それ撃ったら・・・強制終了で君らの負けとする。
屋内戦において大規模な攻撃は守るべき牙城の損壊を招く!
ヒーローとしてはもちろん、敵としても愚策だ、それは!大幅減点だからな!」
「~~ああ~~じゃあ~もう、殴り合いだ!」
モニター観戦では見るに、爆豪は頭をかきむしり、イライラ全開で緑谷に襲いかかっている。
オールマイトから注意を受けた爆豪は、妙に冷静になったのかあれ以上の攻撃を控えている。
それに伴い、繊細な意外な一面の戦いかたを見せていた。
爆豪が、緑谷に何の因縁があり恨みがあってあんなひどい攻撃をしているのか分からない。
でもこれは、この勝負はタイマンじゃない。
「麗日さん、いくぞ!!!」
「はい!!」
柱に張り付く麗日に、爆豪の一発を顔面に受けながら天井に拳を突き上げる緑谷。
上の階にいた麗日の足場は崩れ、もっていた柱をおもいっきり振り上げた。
「飯田くん!ごめんね、即興必殺彗星ホームラン!」
「ホームランではなくないかーー!!?」
無数の瓦礫が、飯田に襲いかかる。
天井が粉々になる程の緑谷の威力を見せつけられ、爆豪が立ち止まっていた。
「そういう・・・ハナっからてめェ・・・やっぱ舐めてんじゃねぇか・・・!!」
「使わないつもりだったんだ、使えないから・・・体が衝撃に耐えられないから・・・。
相澤先生にも言われて・・・たん・・・だけど・・・これしか、思いつかなかった」
緑谷の腕はボロボロ。
「回収!!」
「ああーー、核ーー!!」
麗日が核兵器に触り、勝ったのは緑谷と麗日の「ヒーローチーム」だった。
自覚するのだ!!今日から自分は・・・ヒーローなんだと!!さぁ、始めようか有精卵共!!」
クラスのみんなの戦闘服=コスチュームはすごく良く出来ていた。
(みんなサマになってる・・・)
同じ女の子からしてみても、露出度の高い八百万のコスチュームや、
麗日のパツパツのコスチューム、芦戸三奈の前を広げたコスチュームも素晴らしい。
耳郞響香、蛙吹梅雨のように歌恋のも露出は激しくない。
(動きやすくして、スカートじゃなくてキュロットスカート。
腕も木でもツルでも対応出きるように強化されてるシャツだけど、
一番の特徴は頭につけたカチューシャかな。かわいくてお気に入り)
カチューシャの両端には桜の花が付けられているのが特徴で、桜吹雪を使う時、
髪の毛が伸びすぎて邪魔にならないよう制御してもらえる装置をつけてもらった。
(威力の調節は自分で出きるから、あとは大袈裟に広がってしまう髪の量が酷かったんだよね)
そんな、気になる轟のコスチュームを見てギョットした。
「と、轟くん・・・!?」
あたふたする歌恋を見て、轟は「あぁ」と一言漏らす。
「ひ、左どうしたの・・・?」
せっかくの赤いキレイな髪の毛を彼はそっち側は氷で全て多い尽くしていた。
そういえば、気になっていたけど聞けていない、赤髪の方は確か火傷の跡っぽいのがあったっけ。
それを隠したいだけで、顔を半分隠したのだろうか。
「・・・問題ない」
(いやいや、そういう問題じゃない!)
オールマイトから、今回の授業の説明を受ける。
今回の訓練場所は、屋内での対人戦闘訓練。「敵組」と「ヒーロー組」に分かれて、2対2で行われる。
「いいかい!?」
オールマイトは説明する為のカンペを見ながら話を続けた。
「状況設定は「敵」がアジトに「核兵器」を隠しておいて、「ヒーロー」はそれを処理しようとしている。
「ヒーロー」は制限時間内に「敵」を捕まえるか「核兵器」を回収する事。
「敵」は制限時間まで「核兵器」を守るか「ヒーロー」を捕まえる事。
コンビ及び対戦相手は、くじだ!」
「適当なのですか!?」
すかさず突っ込むのは、飯田天哉。コスチュームがロボットのようなので、誰だか分からなかったけど。
オールマイトの代わりに説明するのは緑谷だ。
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いし、そういう事じゃないかな・・・」
「そうか・・・!先を見据えた計らい・・・失礼致しました!」
「いいよ!!早くやろ!!」
各自くじを引きおえ相手を確認する。
「・・・俺か・・・」
なにかと縁がある、半分氷で覆わせた彼のコスチューム。
「よ、よろしく・・・」
歌恋は彼のコスチューム姿を見てから、少しぎこちなくなってしまっていた。
彼の顔はひどくないのに。もっとこう、カッコいいコスチュームを予想していた。
勝手にそんな事を思っていると、オールマイトがさらにくじを引いた。最初の対戦相手が発表される。
第一試合は、Aコンビ・麗日お茶子と緑谷出久ペアが「ヒーロー」Dコンビ・爆豪勝己と飯田天哉ペアが「敵」だ。
敵チームが潜入してセッティングをしてから、5分後にヒーローチームが潜入する。
他の皆はモニターで観戦。これはほぼ実践の対戦だが、度が過ぎたら中断するとの事。
屋内対人戦闘訓練、開始。
潜入成功したAコンビは、すぐに爆豪の奇襲を受けるも緑谷が麗日を庇いながら回避した。
モニター観戦は、戦っている彼らの声は聞こえない。動きだけで、考えて見ろとの事。
爆豪の攻撃に気をつけながら、隙をみつけた麗日が先行。
オールマイトが言うには、持ち物はそれぞれ見取り図と小型無線のみ。
爆豪と緑谷の攻防が激しく続いている中、「核兵器」を守っている飯田を見つける麗日。
麗日は緑谷が来るのを待っていたようだが、飯田の敵テンションに爆笑。
居場所がばれた麗日と飯田のジリジリとつめよる戦況。
「お、緑谷と爆豪が動いた」
瀬呂の声に、麗日たちが映ってるモニターから目を離し、爆豪と緑谷に移しかえる。
「あれって・・・」
呟く歌恋は爆豪の腕に注目した。あのタンクのようなのはコスチュームで注文したものだろう。
それを緑谷に向けている。
「爆豪少年、ストップだ。殺す気かっ」
オールマイトの声が響く。
「当たんなきゃ死なねぇよ!」
「授業だぞ、コレ!」
「うそ!?」
爆豪の無茶苦茶な攻撃に、一同唖然とする。
建物が揺れ、崩壊してしまう勢いの彼の爆破の"個性"がこんなに強いとは。
「先生、止めた方がいいって!爆豪あいつ、相当クレイジーだぜ、殺しちまうぜ!?」
切島の訴えに歌恋もうなずく。これ程の威力ではないが、入試の時彼女も経験しそうになったものだ。
しかし、オールマイトはこの試合を止めようとしない。それよか、爆豪に注意を促すだけで。
「爆豪少年、次それ撃ったら・・・強制終了で君らの負けとする。
屋内戦において大規模な攻撃は守るべき牙城の損壊を招く!
ヒーローとしてはもちろん、敵としても愚策だ、それは!大幅減点だからな!」
「~~ああ~~じゃあ~もう、殴り合いだ!」
モニター観戦では見るに、爆豪は頭をかきむしり、イライラ全開で緑谷に襲いかかっている。
オールマイトから注意を受けた爆豪は、妙に冷静になったのかあれ以上の攻撃を控えている。
それに伴い、繊細な意外な一面の戦いかたを見せていた。
爆豪が、緑谷に何の因縁があり恨みがあってあんなひどい攻撃をしているのか分からない。
でもこれは、この勝負はタイマンじゃない。
「麗日さん、いくぞ!!!」
「はい!!」
柱に張り付く麗日に、爆豪の一発を顔面に受けながら天井に拳を突き上げる緑谷。
上の階にいた麗日の足場は崩れ、もっていた柱をおもいっきり振り上げた。
「飯田くん!ごめんね、即興必殺彗星ホームラン!」
「ホームランではなくないかーー!!?」
無数の瓦礫が、飯田に襲いかかる。
天井が粉々になる程の緑谷の威力を見せつけられ、爆豪が立ち止まっていた。
「そういう・・・ハナっからてめェ・・・やっぱ舐めてんじゃねぇか・・・!!」
「使わないつもりだったんだ、使えないから・・・体が衝撃に耐えられないから・・・。
相澤先生にも言われて・・・たん・・・だけど・・・これしか、思いつかなかった」
緑谷の腕はボロボロ。
「回収!!」
「ああーー、核ーー!!」
麗日が核兵器に触り、勝ったのは緑谷と麗日の「ヒーローチーム」だった。