第七話 期末テスト
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緑谷・爆豪条件達成。
そして、足場の悪い中条件達成した、飯田・尾白。期末試験残りあと約5分。
蛙吹・常闇ペアは、分身を使えるエクトプラズムと交戦中。
「すまん!ダークシャドウ!!」
「キリないわ」
間合いに入られてしまわないようにする常闇を、蛙吹がサポートしていく。
「常闇ちゃん、見えたわ。ゴールと、おそらく御本人」
大量の分身を凌いだ二人に待ち受けていたエクトプラズムの次なる攻撃は、
地の底から現れた巨大な口を開く先生の分身。
避けられる間もなく、呑み込まれた二人は身動きが取れない。
「何たる万能"個性"」
「ゲコッ」
ダークシャドウだけでもゲートをくぐれないかと行かせてみるが、御本人がそれを邪魔する。
「プロ相手に、正面からは凌げんか・・・!」
「でも、届くのならチャンスはあるわ。ダークシャドウちゃんにコレを持たせて常闇ちゃん」
「コレ?どれだ?」
「あんまりゲコッ・・・見ないでね、先生に気づかれるわ。それに、とっても醜いから」
言いながら、蛙吹が口から出したコレとは、ハンドカフスで。
「落ち着いて、大丈夫よ。常闇ちゃんとダークシャドウちゃんは、強いもの」
ハンドカフスを受け取ったダークシャドウが、渾身の一撃を食らわせる。
「トリャアァ!!」
そして、蛙吹・常闇チームも条件達成。
「ぬおおおっ、あと少しだったのにィ!!」
「危ない危ない・・・逃がさないぞー!」
麗日・青山ペア、ゴール目前にしながらも13号に追いかけながら吸ってくる。
「僕は戦闘は苦手だけど、捕り物には一家言あるんだ!」
青山がおへそからのビームをコスチュームによって伝導させれる事だといい、膝からビームを撃つ。
「分子レベルで崩壊するぞ!」
だが、それすらも吸い込まれた。
「シャレにならない☆」
「何なん青山くん!?」
「僕は僕さっ」
(あかん・・・捕まる!考えろ!このピンチ、考えろ考えろ・・・!!こういう時、デクくんなら・・・)
「ねえ」
「ちょっと待って今・・・」
「「緑谷出久なら―・・・」って、考えてたろ。君、彼のこと好きなの?」
ポッと、麗日の頬が赤くなる。
「はぁ!?」
熱を持った頬を両手で抑え・・・両手で・・・。
「「あっ」」
手を離してしまった麗日は、真っ直ぐ13号のもとへ。
「へ!?」
「わ!?」
さすがに生徒は吸い込めないと判断した13号は、"個性"を閉じる。
「報告~~障子・葉隠チーム・・・条件達成!」
「マジかぁ!」
「上鳴~、放電で何とかできないー!?」
「どこにいるかわかんねーのに、無駄撃ちできねーよ。足手まといが欲しいか!?」
キョロキョロ辺りを捜している間にも襲ってくる、工場地帯での校長との対戦。
「「どわぁ!!?」」
クレーンを楽しそうに動かしながら辺りを頭脳で砕いていく校長。
「当たりさ!どこをどう壊せばどう連鎖していくか、そんな計算お茶を淹れるくらい簡単なことさ!
そして君らは気付かない。脱出ゲートへの道は着々と封鎖されていることに!
頭脳派ヴィランは高みの見物さ!」
校長・根津"個性"ハイスペック。"人間以上の頭脳"という個性が発現した動物で、
世界的にも例を見ない唯一無二の存在だとか。
そして、麗日がガンヘッドのもとで教わった武道で、13号を確保。
麗日・青山も、条件達成である。
「早く終わらしてくれよ~~。俺ったらこういう森モリしたとこ好きじゃないワケ」
耳郎と口田は遠回りしてなんとかゲートに近付いていたが、
どこにいても何をしても、プレゼント・マイクの声量は、二人にとっては天敵である。
「まぁだですかぁ!?」
「なのに!コレ!もうっ・・・ムリ!・・・っ!!これ以上は鼓膜やられる・・・どうしよう・・・」
中々いい案が思い浮かばない中、耳郎の目の前には小さなアリがいる。
「!」
それを見て、ハッとした。
「あんたの"個性"って、動物に命令して操れるんだよね・・・!?」
耳郎の再び確認の疑問に、口田が頷く。
「虫いた!あんた虫は操れるの!?アリンコ」
「キャアアアア!!!」
「・・・・・・・」
耳郎の手の甲に乗っている小さな小さなアリ。そのアリをもう一度差し出してみる。
「キャアアアア!!!」
すると彼は、もうダッシュで逃げてしまった。
「虫、ダメなんだ・・・」
「そこかぁあああああ」
「!」
強烈なプレゼント・マイクの声が襲いかかる。
「痛っ・・・!!ダメ・・・とりあえず・・・相殺!!」
だが、プレゼント・マイクにとって耳郎の攻撃はなんともない。そよ風程度だ。
戻ってきた口田に、耳郎が叫ぶ。
「何か作戦ある!?」
だが彼は、首を横に振るだけだ。
(時間もない・・・!!打開策を!このまま近づけもしないなんてフザけてる!!)
だから、やっぱりこの作戦しかなくて。
「口田・・・虫を操れる事は可能かどうかだけ教えてよ」
[可能・・・]
「じゃあ!」
耳たぶのイヤホンから、岩に振動を与えて粉々する。
岩の下には誰もが悲鳴を上げたくなるような数の虫が、うじゃうじゃと生息していた。
「ーーー!!!」
声にならない悲鳴を上げる口田。
「ごめん!!怖いだろうけど!!先生が強すぎる!他に思い付かないんだよ!!
あんたがやれりゃ、勝てるかもなの。時間も少ない!やれるよ、だってヒーロー志望でしょ!?
そんなら、クリアしようよ」
そう力強く言ってくれる耳郎の耳から、血が流れている。
(僕が退いてしまったばかりに・・・耳郎さん・・・!)
でも、虫を見ると怖くて、ブツブツとじんましんが出てくるけれど。
母も喜んでくれた。憧れの雄英に入れたという気持ち。
(前進してこその雄英さ!)
心はいつでも"Plus Ultra"だ。
「お行きなさい、小さき者どもよ。騒音の元凶なるその男、打ち取るのは今です」
「超喋るじゃん!!」
耳郎の後押しと、口田の活躍により、プレゼント・マイクは虫に足をとられ。
「キャアア!!」
耳郎・口田チーム条件達成。
(ヤバいヤバいヤバいよ・・・皆どんどんクリアしていく・・・。残り時間は?あと誰が残ってる?)
皆と一緒に林間合宿行きたかったのに。この囲まれたセメントの打開策がない。
「登坂ー!!」
「・・・っ、切島くん・・・」
叫ぶ切島の声が、胸を打つ。
「一瞬の隙で逃げらんねーか!?」
切島が捕まってる方のセメントは、バコンバコン壊す音がする。
それでも切島が近寄れないのは、セメントスのセメントの"個性"が今は無敵だから。
(機動力があったところで、私には切島くんのように突破力があるわけじゃない)
セメントさえも凍らせられるような氷結もなければ、緑谷や爆豪みたいに破壊出きる力もない。
(私・・・)
そして、足場の悪い中条件達成した、飯田・尾白。期末試験残りあと約5分。
蛙吹・常闇ペアは、分身を使えるエクトプラズムと交戦中。
「すまん!ダークシャドウ!!」
「キリないわ」
間合いに入られてしまわないようにする常闇を、蛙吹がサポートしていく。
「常闇ちゃん、見えたわ。ゴールと、おそらく御本人」
大量の分身を凌いだ二人に待ち受けていたエクトプラズムの次なる攻撃は、
地の底から現れた巨大な口を開く先生の分身。
避けられる間もなく、呑み込まれた二人は身動きが取れない。
「何たる万能"個性"」
「ゲコッ」
ダークシャドウだけでもゲートをくぐれないかと行かせてみるが、御本人がそれを邪魔する。
「プロ相手に、正面からは凌げんか・・・!」
「でも、届くのならチャンスはあるわ。ダークシャドウちゃんにコレを持たせて常闇ちゃん」
「コレ?どれだ?」
「あんまりゲコッ・・・見ないでね、先生に気づかれるわ。それに、とっても醜いから」
言いながら、蛙吹が口から出したコレとは、ハンドカフスで。
「落ち着いて、大丈夫よ。常闇ちゃんとダークシャドウちゃんは、強いもの」
ハンドカフスを受け取ったダークシャドウが、渾身の一撃を食らわせる。
「トリャアァ!!」
そして、蛙吹・常闇チームも条件達成。
「ぬおおおっ、あと少しだったのにィ!!」
「危ない危ない・・・逃がさないぞー!」
麗日・青山ペア、ゴール目前にしながらも13号に追いかけながら吸ってくる。
「僕は戦闘は苦手だけど、捕り物には一家言あるんだ!」
青山がおへそからのビームをコスチュームによって伝導させれる事だといい、膝からビームを撃つ。
「分子レベルで崩壊するぞ!」
だが、それすらも吸い込まれた。
「シャレにならない☆」
「何なん青山くん!?」
「僕は僕さっ」
(あかん・・・捕まる!考えろ!このピンチ、考えろ考えろ・・・!!こういう時、デクくんなら・・・)
「ねえ」
「ちょっと待って今・・・」
「「緑谷出久なら―・・・」って、考えてたろ。君、彼のこと好きなの?」
ポッと、麗日の頬が赤くなる。
「はぁ!?」
熱を持った頬を両手で抑え・・・両手で・・・。
「「あっ」」
手を離してしまった麗日は、真っ直ぐ13号のもとへ。
「へ!?」
「わ!?」
さすがに生徒は吸い込めないと判断した13号は、"個性"を閉じる。
「報告~~障子・葉隠チーム・・・条件達成!」
「マジかぁ!」
「上鳴~、放電で何とかできないー!?」
「どこにいるかわかんねーのに、無駄撃ちできねーよ。足手まといが欲しいか!?」
キョロキョロ辺りを捜している間にも襲ってくる、工場地帯での校長との対戦。
「「どわぁ!!?」」
クレーンを楽しそうに動かしながら辺りを頭脳で砕いていく校長。
「当たりさ!どこをどう壊せばどう連鎖していくか、そんな計算お茶を淹れるくらい簡単なことさ!
そして君らは気付かない。脱出ゲートへの道は着々と封鎖されていることに!
頭脳派ヴィランは高みの見物さ!」
校長・根津"個性"ハイスペック。"人間以上の頭脳"という個性が発現した動物で、
世界的にも例を見ない唯一無二の存在だとか。
そして、麗日がガンヘッドのもとで教わった武道で、13号を確保。
麗日・青山も、条件達成である。
「早く終わらしてくれよ~~。俺ったらこういう森モリしたとこ好きじゃないワケ」
耳郎と口田は遠回りしてなんとかゲートに近付いていたが、
どこにいても何をしても、プレゼント・マイクの声量は、二人にとっては天敵である。
「まぁだですかぁ!?」
「なのに!コレ!もうっ・・・ムリ!・・・っ!!これ以上は鼓膜やられる・・・どうしよう・・・」
中々いい案が思い浮かばない中、耳郎の目の前には小さなアリがいる。
「!」
それを見て、ハッとした。
「あんたの"個性"って、動物に命令して操れるんだよね・・・!?」
耳郎の再び確認の疑問に、口田が頷く。
「虫いた!あんた虫は操れるの!?アリンコ」
「キャアアアア!!!」
「・・・・・・・」
耳郎の手の甲に乗っている小さな小さなアリ。そのアリをもう一度差し出してみる。
「キャアアアア!!!」
すると彼は、もうダッシュで逃げてしまった。
「虫、ダメなんだ・・・」
「そこかぁあああああ」
「!」
強烈なプレゼント・マイクの声が襲いかかる。
「痛っ・・・!!ダメ・・・とりあえず・・・相殺!!」
だが、プレゼント・マイクにとって耳郎の攻撃はなんともない。そよ風程度だ。
戻ってきた口田に、耳郎が叫ぶ。
「何か作戦ある!?」
だが彼は、首を横に振るだけだ。
(時間もない・・・!!打開策を!このまま近づけもしないなんてフザけてる!!)
だから、やっぱりこの作戦しかなくて。
「口田・・・虫を操れる事は可能かどうかだけ教えてよ」
[可能・・・]
「じゃあ!」
耳たぶのイヤホンから、岩に振動を与えて粉々する。
岩の下には誰もが悲鳴を上げたくなるような数の虫が、うじゃうじゃと生息していた。
「ーーー!!!」
声にならない悲鳴を上げる口田。
「ごめん!!怖いだろうけど!!先生が強すぎる!他に思い付かないんだよ!!
あんたがやれりゃ、勝てるかもなの。時間も少ない!やれるよ、だってヒーロー志望でしょ!?
そんなら、クリアしようよ」
そう力強く言ってくれる耳郎の耳から、血が流れている。
(僕が退いてしまったばかりに・・・耳郎さん・・・!)
でも、虫を見ると怖くて、ブツブツとじんましんが出てくるけれど。
母も喜んでくれた。憧れの雄英に入れたという気持ち。
(前進してこその雄英さ!)
心はいつでも"Plus Ultra"だ。
「お行きなさい、小さき者どもよ。騒音の元凶なるその男、打ち取るのは今です」
「超喋るじゃん!!」
耳郎の後押しと、口田の活躍により、プレゼント・マイクは虫に足をとられ。
「キャアア!!」
耳郎・口田チーム条件達成。
(ヤバいヤバいヤバいよ・・・皆どんどんクリアしていく・・・。残り時間は?あと誰が残ってる?)
皆と一緒に林間合宿行きたかったのに。この囲まれたセメントの打開策がない。
「登坂ー!!」
「・・・っ、切島くん・・・」
叫ぶ切島の声が、胸を打つ。
「一瞬の隙で逃げらんねーか!?」
切島が捕まってる方のセメントは、バコンバコン壊す音がする。
それでも切島が近寄れないのは、セメントスのセメントの"個性"が今は無敵だから。
(機動力があったところで、私には切島くんのように突破力があるわけじゃない)
セメントさえも凍らせられるような氷結もなければ、緑谷や爆豪みたいに破壊出きる力もない。
(私・・・)