第十四話 やさしい事
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「ゴーベヒモス!」
アマイモンがペットごと、燐に向かって突っ込んでくる。
「ボヤッとするな!」
シュラの声に、ハッと我に返った。
「待ちくたびれたよ・・・!」
ピュウと、シュラが指笛を吹けば、地面からボコボコと蛇が出てきた。
「ヒッ」
「蛇!?」
その蛇が燃えると、十字に炎が上がり、玲薇達が書いた魔法円から、
光が解き放つ。すると、アマイモンとそのペットは外へ飛び出た。
「魔法円を描いた時に中にいた者は守られ・・・それ以外を一切弾く、
絶対牆壁だ。まあ、しばらくは安全だろ」
そうシュラが告げた。
「ちょ・・・絶対牆壁・・・!?」
驚きの声を上げる勝呂。
「こ、これも訓練なんですか?」
どぎまぎしながら、玲薇が聞き、志摩が言う。
「いくらなんでも、ハードすぎやろ・・・」
「そ、そうだよね・・・」
「そんな事より、さっきのは何なんですか!?」
出雲が問う。
「訓練は終了だ。今からアマイモンの衝撃に備えるぞ」
「・・・は?アマ・・・!?」
「CCC濃度の聖水で重防御するから、皆こっちに集まれ」
「アマイモン・・・??」
出雲の隣にいた玲薇は、あまりの大きさに耳に響く。
「アマイモンって、八候王の一人の・・・"地の王"ですか、さっきのが!?」
・・・地の王・・・?
「そうだよ。祓魔師程度じゃ到底敵わない超大物だ。だから防御するってんだろう。
ホラ、並べ!」
「なんでそんな大物が・・・!」
バシャッと、出雲に聖水をかけ。
「何かの冗談・・・」
志摩にも聖水を。
「ですよね」
「おっと」
玲薇と勝呂、しえみに宝に子猫丸にも聖水をかたシュラは、
燐のところでピタリと止まった。
「アブねッ。お前にかけたら、大変なところだった」
「・・・・・!?」
それを見た勝呂は、首をかしげる。
シュラが全員に、詠唱を唱えていく。
「"元始に神天地を創造り給えり"よし」
一息つき、腰に手を当てる。
「まぁ、これでいざ何かあっても、体が乾ききるまでダメージを軽減するだろ」
そこで、燐に疑問を抱いていた勝呂が聞いてきた。
「奥村には、何もせえへんのですか?」
「あー、コイツなんつーか、えーと・・・聖水アレルギーでさー」
むちゃくちゃな言い訳だ。
「聖水アレルギー!?」
だが、今はこれしかない。
「そんなの、聞いたことないわ」
「つっ・・・つーか!雪男は?」
「あ・・・そういえば!」
燐の話の切り替えに、玲薇が乗る。いや、本当に雪男はどこだ?
「んー、アイツはちょっと邪魔だから、どっか行ってもらったよ」
「は!?」
邪魔だからって・・・どういう事?
ロケット花火が上がった場所についた雪男は、2つの聖水のボトルを投げ、
銃で撃ちばらまけていた。彼の目の前にはチューチが。
「・・・どういう事だ、これは・・・」
この森のチューチは本来、手騎士に飼育され祓魔師に柔順なはず・・・。
「・・・何が、起きている・・・!?」
アマイモンがペットごと、燐に向かって突っ込んでくる。
「ボヤッとするな!」
シュラの声に、ハッと我に返った。
「待ちくたびれたよ・・・!」
ピュウと、シュラが指笛を吹けば、地面からボコボコと蛇が出てきた。
「ヒッ」
「蛇!?」
その蛇が燃えると、十字に炎が上がり、玲薇達が書いた魔法円から、
光が解き放つ。すると、アマイモンとそのペットは外へ飛び出た。
「魔法円を描いた時に中にいた者は守られ・・・それ以外を一切弾く、
絶対牆壁だ。まあ、しばらくは安全だろ」
そうシュラが告げた。
「ちょ・・・絶対牆壁・・・!?」
驚きの声を上げる勝呂。
「こ、これも訓練なんですか?」
どぎまぎしながら、玲薇が聞き、志摩が言う。
「いくらなんでも、ハードすぎやろ・・・」
「そ、そうだよね・・・」
「そんな事より、さっきのは何なんですか!?」
出雲が問う。
「訓練は終了だ。今からアマイモンの衝撃に備えるぞ」
「・・・は?アマ・・・!?」
「CCC濃度の聖水で重防御するから、皆こっちに集まれ」
「アマイモン・・・??」
出雲の隣にいた玲薇は、あまりの大きさに耳に響く。
「アマイモンって、八候王の一人の・・・"地の王"ですか、さっきのが!?」
・・・地の王・・・?
「そうだよ。祓魔師程度じゃ到底敵わない超大物だ。だから防御するってんだろう。
ホラ、並べ!」
「なんでそんな大物が・・・!」
バシャッと、出雲に聖水をかけ。
「何かの冗談・・・」
志摩にも聖水を。
「ですよね」
「おっと」
玲薇と勝呂、しえみに宝に子猫丸にも聖水をかたシュラは、
燐のところでピタリと止まった。
「アブねッ。お前にかけたら、大変なところだった」
「・・・・・!?」
それを見た勝呂は、首をかしげる。
シュラが全員に、詠唱を唱えていく。
「"元始に神天地を創造り給えり"よし」
一息つき、腰に手を当てる。
「まぁ、これでいざ何かあっても、体が乾ききるまでダメージを軽減するだろ」
そこで、燐に疑問を抱いていた勝呂が聞いてきた。
「奥村には、何もせえへんのですか?」
「あー、コイツなんつーか、えーと・・・聖水アレルギーでさー」
むちゃくちゃな言い訳だ。
「聖水アレルギー!?」
だが、今はこれしかない。
「そんなの、聞いたことないわ」
「つっ・・・つーか!雪男は?」
「あ・・・そういえば!」
燐の話の切り替えに、玲薇が乗る。いや、本当に雪男はどこだ?
「んー、アイツはちょっと邪魔だから、どっか行ってもらったよ」
「は!?」
邪魔だからって・・・どういう事?
ロケット花火が上がった場所についた雪男は、2つの聖水のボトルを投げ、
銃で撃ちばらまけていた。彼の目の前にはチューチが。
「・・・どういう事だ、これは・・・」
この森のチューチは本来、手騎士に飼育され祓魔師に柔順なはず・・・。
「・・・何が、起きている・・・!?」