第九話 おもひで
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―次の日―
「アインス、ツヴァイ、ドライ☆無事全員候補生昇格・・・!
おめでとうございま~す!」
メフィスト直々から、そう告げられた。
「お・・・おおお~~しゃあ~~!!」
「よ・・・よかった!」
「やった~」
「フフフ・・・。では、皆さんの昇格を祝して」
「おっ」
「このリッチな理事長である私が皆さんに・・・」
「お?お?」
「もんじゃをごちそうします☆」
「「もんじゃかい!!」」
昇格祝いにもんじゃとは、珍しい。
「せめて焼き肉」
ドンマイ、燐。
グチグチ文句言いながらも、もんじゃを食べに行った一行。
「お前が祓魔師ね・・・」
「うん!皆の役に立つの!」
あんまりピンとこねぇなぁ・・・。
「・・・ケッ。戦えんのかよ」
「が・・・がんばるよ!」
・・・燐としえみが話してるのも気になるが、メフィストと雪男が話してるのも気になる。
「なんや玲薇ちゃん、はよ食べたい気持ちは解るで~」
「え!?」
「箸や箸」
「箸?」
「ず~っとしゃぶってんねんもん。かわえなぁー思って・・・」
志摩の言葉に我にかえる。しまった。考え事に夢中で、なんて下品な姿を・・・。
「そ、そんなんじゃないわよ!」
「まだ、時間がかかるな。もうちょい待ちぃや」
「勝呂君まで!」
何だかからかわれて、ショックだ。
「だからそんなんじゃないってば!」
少し離れた場所で、雪男とメフィストは会話をしている。
「ネイガウス先生の件は、申し訳ありませんでした」
「・・・・・・・」
「まさか先生が私情に走るとは、思っていなかったものですから・・・」
本当にこの人はすまないと思っているのだろうか?
「今後は、このような事はないようにしますよ」
信じて、いいのだろうか・・・。
「・・・宜しくお願いします」
「先生ェ、ラムネでええですかぁ?」
「はい。じゃあ、ラムネで」
メフィストを見た冷たい視線はどこえやら。
いつもの柔和な表情に、雪男は戻っていた。
横目で雪男がいなくなるのを確認してから、メフィストは携帯を取り出す。
「私だ」
「ハイ」
「・・・ネイガウスは、私のいう通りに動いたが、やはり荷が重すぎたようだ。
お前、今すぐ正十字学園へ来い」
「・・・ボクは、兄上の結果で学園に入れません」
「ネイガウスに手引きさせる。詳しいことはまた後だ。いいな」
「・・・解りました」
「そろそろええやろ」
もんじゃの焼き具合をみて、勝呂が告げる。
「よっしゃ!玲薇ちゃん、食うでぇ~」
「うまそーだなー!」
燐は、今にもヨダレをたらしそうな程。
「フフン。じゃあ、志摩くんの分ももらっちゃおー」
「それはアカンて!」
もんじゃをつつき始める玲薇達を見て、メフィストは目を見開く。
「え・・・ちょ・・・待!!貴方たち!ここのチーズ豚モチもんじゃは、
私の大好物ベスト3なんですよ!!」
こういうのは、早い者勝ちですよ。
メフィスト・フェレスさん。
「アインス、ツヴァイ、ドライ☆無事全員候補生昇格・・・!
おめでとうございま~す!」
メフィスト直々から、そう告げられた。
「お・・・おおお~~しゃあ~~!!」
「よ・・・よかった!」
「やった~」
「フフフ・・・。では、皆さんの昇格を祝して」
「おっ」
「このリッチな理事長である私が皆さんに・・・」
「お?お?」
「もんじゃをごちそうします☆」
「「もんじゃかい!!」」
昇格祝いにもんじゃとは、珍しい。
「せめて焼き肉」
ドンマイ、燐。
グチグチ文句言いながらも、もんじゃを食べに行った一行。
「お前が祓魔師ね・・・」
「うん!皆の役に立つの!」
あんまりピンとこねぇなぁ・・・。
「・・・ケッ。戦えんのかよ」
「が・・・がんばるよ!」
・・・燐としえみが話してるのも気になるが、メフィストと雪男が話してるのも気になる。
「なんや玲薇ちゃん、はよ食べたい気持ちは解るで~」
「え!?」
「箸や箸」
「箸?」
「ず~っとしゃぶってんねんもん。かわえなぁー思って・・・」
志摩の言葉に我にかえる。しまった。考え事に夢中で、なんて下品な姿を・・・。
「そ、そんなんじゃないわよ!」
「まだ、時間がかかるな。もうちょい待ちぃや」
「勝呂君まで!」
何だかからかわれて、ショックだ。
「だからそんなんじゃないってば!」
少し離れた場所で、雪男とメフィストは会話をしている。
「ネイガウス先生の件は、申し訳ありませんでした」
「・・・・・・・」
「まさか先生が私情に走るとは、思っていなかったものですから・・・」
本当にこの人はすまないと思っているのだろうか?
「今後は、このような事はないようにしますよ」
信じて、いいのだろうか・・・。
「・・・宜しくお願いします」
「先生ェ、ラムネでええですかぁ?」
「はい。じゃあ、ラムネで」
メフィストを見た冷たい視線はどこえやら。
いつもの柔和な表情に、雪男は戻っていた。
横目で雪男がいなくなるのを確認してから、メフィストは携帯を取り出す。
「私だ」
「ハイ」
「・・・ネイガウスは、私のいう通りに動いたが、やはり荷が重すぎたようだ。
お前、今すぐ正十字学園へ来い」
「・・・ボクは、兄上の結果で学園に入れません」
「ネイガウスに手引きさせる。詳しいことはまた後だ。いいな」
「・・・解りました」
「そろそろええやろ」
もんじゃの焼き具合をみて、勝呂が告げる。
「よっしゃ!玲薇ちゃん、食うでぇ~」
「うまそーだなー!」
燐は、今にもヨダレをたらしそうな程。
「フフン。じゃあ、志摩くんの分ももらっちゃおー」
「それはアカンて!」
もんじゃをつつき始める玲薇達を見て、メフィストは目を見開く。
「え・・・ちょ・・・待!!貴方たち!ここのチーズ豚モチもんじゃは、
私の大好物ベスト3なんですよ!!」
こういうのは、早い者勝ちですよ。
メフィスト・フェレスさん。