第六話 祟り寺の子
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「坊、大人気ないですよ」
「止めたってください、坊」
だが勝呂は二人を怒鳴りつける。
「やかましいわ、お前ら!黙っとけ!」
そして、ある良い案を思いついた。
「そうや・・・!そんなら、お前が意識高いて証明してみろや!!」
「は!?」
燐を指摘してきた勝呂に、彼は間抜けな声を出した。
「あれや!」
勝呂はビシッとリーパーを指差す。
「リーパーに近付いて、襲われずに触って帰ってこれたら勝ち・・・!
リーパーゆうのは、目に映った奴の目を見て感情を読みとってくる。
恐怖悲しみ怒り疑心・・・とにかく、動揺して目をそらしたりしたら最後。
襲いかかってくる悪魔なんや。つまり、平常心でいれば、襲われずに済む。
今後、祓魔師としてやってくねやったら、リーパーなんてサゴにビヒッとられへんしな?
もちろん、俺もやる。当然、勝つ!お前も、無事戻ってきたら、
覚悟決めてやっとるって認めたるわ!どうや、やるか、やらんか!決めろ!」
「・・・・・へっ」
二ッと、笑みを見せる燐。
「面白ェーじゃねーか!」
「ちょ・・・燐!」
本気でそんな話にのるきなのか?もし、また無茶でもしたら・・・。
「そんなの」
『やらないで』。言う前に、燐の言葉に遮られた。
「まぁ、やんねーけど」
玲薇に怒られるのももう嫌だし、心配もさせたくねぇしな。
「なん!?」
燐の返答に、勝呂は目を丸くした。
「間違って死んだら、どーすんだ」
そうそう、燐。やらなくて正解だよ。ホッとしている玲薇は彼の隣で頷いている。
「(人前じゃ、なんかあっても剣ぬけねーし)バッカじゃねーの」
「・・・・・・な」
『バカ』のその一言に、頭にくる。が、どうあっても、奴は『やらない』の一点張りか。
「俺にも、お前と同じ野望があるしな。こんなくだらない事で、死んでらんねーんだ」
それに、玲薇に守るって言ってるし。
「なっ」
燐は笑顔を玲薇に見せた。
「え、まあ・・・」
どう返事を返していいやら。
だが勝呂は、そんな二人を見て頭にクエスチョンが浮かんでいた。
『同じ野望』。なんで・・・コイツらには自分の野望を話してないのに、
自分も野望を持っているって知っているんだ?一体、誰が教えたと・・・。
「!!」
そこでハッとし、ピンときた。
「・・・・・お前ら、言うたな・・・・・!」
自分の野望を知っていたのは、友である志摩と子猫丸だけだ。
その二人に勝呂はひと睨み。
「「いやぁ」」
申し訳ない。そんなような、二人の表情。
バカにしおって•••!!
「何が野望や・・・。お前のは、ビビっただけやろうが!!」
どいつもこいつも•••!!
腹が立つ連中ばっかりだ・・・。
「止めたってください、坊」
だが勝呂は二人を怒鳴りつける。
「やかましいわ、お前ら!黙っとけ!」
そして、ある良い案を思いついた。
「そうや・・・!そんなら、お前が意識高いて証明してみろや!!」
「は!?」
燐を指摘してきた勝呂に、彼は間抜けな声を出した。
「あれや!」
勝呂はビシッとリーパーを指差す。
「リーパーに近付いて、襲われずに触って帰ってこれたら勝ち・・・!
リーパーゆうのは、目に映った奴の目を見て感情を読みとってくる。
恐怖悲しみ怒り疑心・・・とにかく、動揺して目をそらしたりしたら最後。
襲いかかってくる悪魔なんや。つまり、平常心でいれば、襲われずに済む。
今後、祓魔師としてやってくねやったら、リーパーなんてサゴにビヒッとられへんしな?
もちろん、俺もやる。当然、勝つ!お前も、無事戻ってきたら、
覚悟決めてやっとるって認めたるわ!どうや、やるか、やらんか!決めろ!」
「・・・・・へっ」
二ッと、笑みを見せる燐。
「面白ェーじゃねーか!」
「ちょ・・・燐!」
本気でそんな話にのるきなのか?もし、また無茶でもしたら・・・。
「そんなの」
『やらないで』。言う前に、燐の言葉に遮られた。
「まぁ、やんねーけど」
玲薇に怒られるのももう嫌だし、心配もさせたくねぇしな。
「なん!?」
燐の返答に、勝呂は目を丸くした。
「間違って死んだら、どーすんだ」
そうそう、燐。やらなくて正解だよ。ホッとしている玲薇は彼の隣で頷いている。
「(人前じゃ、なんかあっても剣ぬけねーし)バッカじゃねーの」
「・・・・・・な」
『バカ』のその一言に、頭にくる。が、どうあっても、奴は『やらない』の一点張りか。
「俺にも、お前と同じ野望があるしな。こんなくだらない事で、死んでらんねーんだ」
それに、玲薇に守るって言ってるし。
「なっ」
燐は笑顔を玲薇に見せた。
「え、まあ・・・」
どう返事を返していいやら。
だが勝呂は、そんな二人を見て頭にクエスチョンが浮かんでいた。
『同じ野望』。なんで・・・コイツらには自分の野望を話してないのに、
自分も野望を持っているって知っているんだ?一体、誰が教えたと・・・。
「!!」
そこでハッとし、ピンときた。
「・・・・・お前ら、言うたな・・・・・!」
自分の野望を知っていたのは、友である志摩と子猫丸だけだ。
その二人に勝呂はひと睨み。
「「いやぁ」」
申し訳ない。そんなような、二人の表情。
バカにしおって•••!!
「何が野望や・・・。お前のは、ビビっただけやろうが!!」
どいつもこいつも•••!!
腹が立つ連中ばっかりだ・・・。