第三話 入学式
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「・・・・・・・・」
なんだかスッキリしない目覚めだ。頭が、まだボーッとする。
寝返りをうち、もう一度目をつぶるが、どうやらもう寝れないみたい。
「はぁ・・・」
ため息つきながら起き上がる。
そして、昨日のことが蘇った。
「・・・・・・」
なんで、あんなふうになったのか。エクソシストになるなんて、
今まで思ってもみなかったのに。やっぱりあの出来事が自分たちを変えた。
もう、あんな思いをしないためにと。
その時、玄関のベルが鳴った。ドアを開ける前に、一通の手紙を見つける。
不振に思いながらもそれをとり、宛名がないかと探していれば、あった。
「・・・メフィスト・フェレス・・・」
昨日会った、あのピエロ姿の奴からだ。
封を開け、中身を取りだしそれを読む。
「集合前にコレに着替えろって・・・」
※玄関前に、置いてありますので。
「・・・・・」
一体なぜだと思いながらもドアを開け、足元を見れば段ボールがあった。
きっと、この中に入っているのだろう。ガムテープを取り、中身を取り出せば。
「わぁ・・・」
今まで見たことない制服が、そこにあった。
「あ、そういえば・・・」
自分がエクソシストになると決める前に行くと決めていた高校。
その制服も、いま部屋にある。なんだか、複雑な気分だ。
というよりも、なぜにこの渡された制服に着替えなければならないのか。
まてよ。今一度、よく考えて見ろ。なんか、見覚えあるような・・・。
雪男と一緒に、一時期どの高校がいいかと話していた時があった。
その時はまだ何になりたいとかなくて・・・ここから近い高校を私は選んでた。
でも、雪男にはちゃんと立派な夢があった。医者になる夢。
だから、高校も半端に決めないで、ちゃんと決めていた。
その時、パンフレットも見せてもらって・・・そこに、この制服が載っていた気がする。
なんて言ってたっけな・・・。そうだ。
正十字学園。
「やぁ・・・晴れましたな。新たな門出に、ふさわしい晴天だ・・・!」
空を見上げ、その眩しいくらい光の強さを少しでも退くために、
メフィストは目頭に手をあてがえながら言った。
「・・・おい」
そんな陽気なメフィストに、燐は違和感を覚える。
「玲薇は?あいつはまだか?」
迎えに行く。言いながら踵を返し、玲薇の家を目指そうとするところで、
止められるのは、これで何度目のことやら。
「気長に待ちましょう」
こちらの準備が、予定より少し早かっただけ。
彼女なら、きっと時間通りに来るだろう。
「・・・・・・」
それよりも、さっきからあたる目線が、すこしばかり痛いのですが。
「・・・なぁ、お前についてって、本当に大丈夫なんだろーな・・・」
勿論なんの問題もない。なんて保証は、そんなにないですけどね・・・。
なんだかスッキリしない目覚めだ。頭が、まだボーッとする。
寝返りをうち、もう一度目をつぶるが、どうやらもう寝れないみたい。
「はぁ・・・」
ため息つきながら起き上がる。
そして、昨日のことが蘇った。
「・・・・・・」
なんで、あんなふうになったのか。エクソシストになるなんて、
今まで思ってもみなかったのに。やっぱりあの出来事が自分たちを変えた。
もう、あんな思いをしないためにと。
その時、玄関のベルが鳴った。ドアを開ける前に、一通の手紙を見つける。
不振に思いながらもそれをとり、宛名がないかと探していれば、あった。
「・・・メフィスト・フェレス・・・」
昨日会った、あのピエロ姿の奴からだ。
封を開け、中身を取りだしそれを読む。
「集合前にコレに着替えろって・・・」
※玄関前に、置いてありますので。
「・・・・・」
一体なぜだと思いながらもドアを開け、足元を見れば段ボールがあった。
きっと、この中に入っているのだろう。ガムテープを取り、中身を取り出せば。
「わぁ・・・」
今まで見たことない制服が、そこにあった。
「あ、そういえば・・・」
自分がエクソシストになると決める前に行くと決めていた高校。
その制服も、いま部屋にある。なんだか、複雑な気分だ。
というよりも、なぜにこの渡された制服に着替えなければならないのか。
まてよ。今一度、よく考えて見ろ。なんか、見覚えあるような・・・。
雪男と一緒に、一時期どの高校がいいかと話していた時があった。
その時はまだ何になりたいとかなくて・・・ここから近い高校を私は選んでた。
でも、雪男にはちゃんと立派な夢があった。医者になる夢。
だから、高校も半端に決めないで、ちゃんと決めていた。
その時、パンフレットも見せてもらって・・・そこに、この制服が載っていた気がする。
なんて言ってたっけな・・・。そうだ。
正十字学園。
「やぁ・・・晴れましたな。新たな門出に、ふさわしい晴天だ・・・!」
空を見上げ、その眩しいくらい光の強さを少しでも退くために、
メフィストは目頭に手をあてがえながら言った。
「・・・おい」
そんな陽気なメフィストに、燐は違和感を覚える。
「玲薇は?あいつはまだか?」
迎えに行く。言いながら踵を返し、玲薇の家を目指そうとするところで、
止められるのは、これで何度目のことやら。
「気長に待ちましょう」
こちらの準備が、予定より少し早かっただけ。
彼女なら、きっと時間通りに来るだろう。
「・・・・・・」
それよりも、さっきからあたる目線が、すこしばかり痛いのですが。
「・・・なぁ、お前についてって、本当に大丈夫なんだろーな・・・」
勿論なんの問題もない。なんて保証は、そんなにないですけどね・・・。