第十七話 京都へGO!
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燐とシュラと一緒に、玲薇は京都に向かうべく駅のホームにいた。
シュラは携帯が鳴ると、電話に出る。相手はどうやら、雪男らしい。
「ふぇ~い、シュラ」
シュラの、眠たそうな声を聞いて。
「・・・シュラさん?大丈夫ですか・・・?」
「朝早くて吐きそうなんじゃけど」
「・・・しっかりして下さいよ。右目の方の増援部隊の隊長になったって、聞きましたよ」
「そうそう。すっげー断ったのに。あのピンクの水玉が、嫌がるアタシにムリヤリ・・・」
「貴女に、それだけの力があるからでしょう」
「ないっつーの!!吐きそうだっつってんにゃろめ。それより、奪還部隊こそどうなんだ?」
「こっちは、やっとシュラさんの使い魔と合流して、道案内してもらってますよ。
対象は、自動車で移動してるようで、こっちもワゴンで追跡中です。
・・・僕の方はもう心配してもらわなくて結構」
電話をする前、玲薇からメールが届いていた。
【今日から京都で任務です。今、燐とシュラさんと一緒なんだ。
燐から、雪男も任務だって聞いたよ。私も頑張るから、雪男も頑張ってね!】
心配だが、勇気を貰った・・・。
ふと、雪男は笑みを作る。
「シュラさんは、兄と玲薇を宜しくお願いします。
僕は、シュラさんの"力"は信用していますんで」
そう言うと、雪男は電話を切ってしまった。
「・・・何だ、あのビビリ。急にナマイキな!」
「うっへへへ!」
燐は先程から、京都のガイドブックを見る目が顔が、歪みっぱなしだ。
「京都かぁ~、楽しみだな!」
「うん!京都って、なにが有名なのかな?」
任務という形になってしまったが、京都に行けることが嬉しい。
「う~ん、俺ら中学ん時、修学旅行行かなかったもんな」
「燐、私にもそれ見せて!」
「一緒に見ようぜ。いろいろ行けたらいいな!」
シュラはハシャグ二人を見て、少々呆れぎみ。
「(・・・任務ってこと、忘れてんじゃにゃいのかね?)
・・・気持ちいいまでに、行楽気分を隠さないな」
「え?」
シュラに話かけられたようで、燐と玲薇は振り返る。
「いいか、お前ら。あくまで任務で、遊びじゃないぞ!」
「わ、判ってるよ・・・」
燐は、口を尖らせて。
「はい」
そうだった。私達は、任務で京都に行くんだ。
「と、この電車だ」
慌ててシュラの後についていく。
「確か3・4号車を貸し切りで、風美夜は"予防接種"を受けてもらうから」
「「予防接種?」」
「これから行く場所は、菌類に憑依するタイプの悪魔で、汚染されている可能性がある。
エクスワイアは、3号車でワクチン接種を受けてもらってんだよ」
「分かりました」
「俺は?」
燐が自身を指さして問う。
「お前は悪魔だからな、やらなくて平気だろ」
「あぁ・・・そっか・・・」
3号車の前に行くと、玲薇は4号車に行く前に、足を止める。
「ここですか?」
「そうそう。アタシも燐を4号車に置いたら、様子見に行くから、先に行ってて」
「はい」
「じゃあ、また4号車でな!」
「うん!」
シュラは携帯が鳴ると、電話に出る。相手はどうやら、雪男らしい。
「ふぇ~い、シュラ」
シュラの、眠たそうな声を聞いて。
「・・・シュラさん?大丈夫ですか・・・?」
「朝早くて吐きそうなんじゃけど」
「・・・しっかりして下さいよ。右目の方の増援部隊の隊長になったって、聞きましたよ」
「そうそう。すっげー断ったのに。あのピンクの水玉が、嫌がるアタシにムリヤリ・・・」
「貴女に、それだけの力があるからでしょう」
「ないっつーの!!吐きそうだっつってんにゃろめ。それより、奪還部隊こそどうなんだ?」
「こっちは、やっとシュラさんの使い魔と合流して、道案内してもらってますよ。
対象は、自動車で移動してるようで、こっちもワゴンで追跡中です。
・・・僕の方はもう心配してもらわなくて結構」
電話をする前、玲薇からメールが届いていた。
【今日から京都で任務です。今、燐とシュラさんと一緒なんだ。
燐から、雪男も任務だって聞いたよ。私も頑張るから、雪男も頑張ってね!】
心配だが、勇気を貰った・・・。
ふと、雪男は笑みを作る。
「シュラさんは、兄と玲薇を宜しくお願いします。
僕は、シュラさんの"力"は信用していますんで」
そう言うと、雪男は電話を切ってしまった。
「・・・何だ、あのビビリ。急にナマイキな!」
「うっへへへ!」
燐は先程から、京都のガイドブックを見る目が顔が、歪みっぱなしだ。
「京都かぁ~、楽しみだな!」
「うん!京都って、なにが有名なのかな?」
任務という形になってしまったが、京都に行けることが嬉しい。
「う~ん、俺ら中学ん時、修学旅行行かなかったもんな」
「燐、私にもそれ見せて!」
「一緒に見ようぜ。いろいろ行けたらいいな!」
シュラはハシャグ二人を見て、少々呆れぎみ。
「(・・・任務ってこと、忘れてんじゃにゃいのかね?)
・・・気持ちいいまでに、行楽気分を隠さないな」
「え?」
シュラに話かけられたようで、燐と玲薇は振り返る。
「いいか、お前ら。あくまで任務で、遊びじゃないぞ!」
「わ、判ってるよ・・・」
燐は、口を尖らせて。
「はい」
そうだった。私達は、任務で京都に行くんだ。
「と、この電車だ」
慌ててシュラの後についていく。
「確か3・4号車を貸し切りで、風美夜は"予防接種"を受けてもらうから」
「「予防接種?」」
「これから行く場所は、菌類に憑依するタイプの悪魔で、汚染されている可能性がある。
エクスワイアは、3号車でワクチン接種を受けてもらってんだよ」
「分かりました」
「俺は?」
燐が自身を指さして問う。
「お前は悪魔だからな、やらなくて平気だろ」
「あぁ・・・そっか・・・」
3号車の前に行くと、玲薇は4号車に行く前に、足を止める。
「ここですか?」
「そうそう。アタシも燐を4号車に置いたら、様子見に行くから、先に行ってて」
「はい」
「じゃあ、また4号車でな!」
「うん!」