第十六話 どいつもこいつも
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雪男の返答など気にせず、シュラは行ってしまう。
「ルールは5年前と同じ。"無限モード"で、先に集中力切れた方の負けな」
「・・・そして、負けた方が一食オゴる」
「そーそー。お前にゃ、何回オゴッてもらったっけにゃ~?」
「・・・・・・」
―5年前―
『!!』
ビシッと、雪男の肩にボールが当たる。
『にゃほォ♪アタシの勝ちィ!!もんじゃオゴれよ!ビビリメガネ』
『・・・く』
『こら、シュラぁ』
二人の戦いを見ていた獅郎。
『小学生にたかるな!恥ずかしくねーのか。・・・たく、その情熱を認定試験でも発揮してりゃ・・・』
『うっせーな。アタシ、祓魔師になる気ねーもん。メンドくさ!
このまま塾にいりゃ、喰うには困んないしさ。ビリー!!飯忘れんなよ~♪』
『・・・人を、外国の人の名前みたいに呼ばないでください!!』
だが、シュラは行ってしまった。
獅郎は、その場に佇む雪男に、声をかける。
『ナッハッハ!完全にいいカモにされてるな、雪男』
『・・・くそ!!』
『おっ!!今くそって言った?めっずらしぃ~!』
『僕はあの人が嫌いだ・・・』
雪男は立ち上がり、銃を構え持つ。
『実力があるのにヘラヘラして、真面目にしない・・・!
真面目にやってる人が、バカみたいだ!』
次は、必ず勝つ!
『・・・まあ、そう四角く考えんな。ヘラヘラしてるようで、
意外と色々考えてるのかもしんねーぞ?』
「・・・・・・」
シュラが考えていること・・・。
「玲薇」
「え?」
「僕、少し向こうに行ってくるよ」
「あ、うん」
頷くと、雪男はバッティングマシンに向かっていった。
「わかりました」
先にバッティングマシンにいたシュラに、声をかけて。
「・・・ただし、僕が勝ったらビビリメガネと呼ぶのをやめてもらう」
「!」
交換条件。
「・・・わかった!」
二ッとシュラは笑い。
「勝てたらにゃ、ビビリ♡」
ニコッと雪男は笑う。
「・・・僕が5年前と同じだと思ったら、大間違いですよ」
「あっ」
雪男とシュラを見て、燐が声を上げる。
「お前ら、それで遊ぶのかよー、ズリーぞ!!」
「どこもズルくねーよ。お前は蝋燭で遊んでろ!!」
燐は、目の前で燃えている蝋燭を見る。
「く・・・」
まだまだ、うまくいかない。
「ふんじゃ、いきますか~♪」
シュラは、設備されている木刀を持つ。
【"特別無限モード"設定しました。10秒後、プレーを開始します】
「いいですよ」
玲薇も、興味本意で雪男とシュラを見る。
【プレー開始!】
無数のボールが、二人に襲いかかった。
「ルールは5年前と同じ。"無限モード"で、先に集中力切れた方の負けな」
「・・・そして、負けた方が一食オゴる」
「そーそー。お前にゃ、何回オゴッてもらったっけにゃ~?」
「・・・・・・」
―5年前―
『!!』
ビシッと、雪男の肩にボールが当たる。
『にゃほォ♪アタシの勝ちィ!!もんじゃオゴれよ!ビビリメガネ』
『・・・く』
『こら、シュラぁ』
二人の戦いを見ていた獅郎。
『小学生にたかるな!恥ずかしくねーのか。・・・たく、その情熱を認定試験でも発揮してりゃ・・・』
『うっせーな。アタシ、祓魔師になる気ねーもん。メンドくさ!
このまま塾にいりゃ、喰うには困んないしさ。ビリー!!飯忘れんなよ~♪』
『・・・人を、外国の人の名前みたいに呼ばないでください!!』
だが、シュラは行ってしまった。
獅郎は、その場に佇む雪男に、声をかける。
『ナッハッハ!完全にいいカモにされてるな、雪男』
『・・・くそ!!』
『おっ!!今くそって言った?めっずらしぃ~!』
『僕はあの人が嫌いだ・・・』
雪男は立ち上がり、銃を構え持つ。
『実力があるのにヘラヘラして、真面目にしない・・・!
真面目にやってる人が、バカみたいだ!』
次は、必ず勝つ!
『・・・まあ、そう四角く考えんな。ヘラヘラしてるようで、
意外と色々考えてるのかもしんねーぞ?』
「・・・・・・」
シュラが考えていること・・・。
「玲薇」
「え?」
「僕、少し向こうに行ってくるよ」
「あ、うん」
頷くと、雪男はバッティングマシンに向かっていった。
「わかりました」
先にバッティングマシンにいたシュラに、声をかけて。
「・・・ただし、僕が勝ったらビビリメガネと呼ぶのをやめてもらう」
「!」
交換条件。
「・・・わかった!」
二ッとシュラは笑い。
「勝てたらにゃ、ビビリ♡」
ニコッと雪男は笑う。
「・・・僕が5年前と同じだと思ったら、大間違いですよ」
「あっ」
雪男とシュラを見て、燐が声を上げる。
「お前ら、それで遊ぶのかよー、ズリーぞ!!」
「どこもズルくねーよ。お前は蝋燭で遊んでろ!!」
燐は、目の前で燃えている蝋燭を見る。
「く・・・」
まだまだ、うまくいかない。
「ふんじゃ、いきますか~♪」
シュラは、設備されている木刀を持つ。
【"特別無限モード"設定しました。10秒後、プレーを開始します】
「いいですよ」
玲薇も、興味本意で雪男とシュラを見る。
【プレー開始!】
無数のボールが、二人に襲いかかった。