第十四話 やさしい事
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アマイモンと燐の激しい戦いが、幕を開ける。巻き込まれないようにと、
玲薇達は安全な場所へ。そこで雪男は、しえみの首筋にいる、
寄生虫を取り出していた。彼は、医工騎士の資格も持っているからである。
「おー、雪男!」
そこへ来たのが、シュラだ。
「やっと見つけたよ」
「どこへ行ってたんです!!」
「なんだよ!!アマイモンのペットの相手、してたんだよ。
途中で消えたから、戻ってきたんだ。それより、この森から離れた方がいい。
すぐ、脱出だ」
雪男がしえみを背負う。
「玲薇は、歩けるね」
「うん」
怒りを帯びている燐は、さらに激しく青い炎を燃え上がらせている。
それは、遠くに走ってきていた彼らにも見えていた。
(燐・・・)
あんな燐を、初めてみる・・・。どうして燐だけだったのだろう?
どうして燐だけが、炎を受け継いだのだろう?どうして私と雪男は、
何もなかったんだろう・・・。確か獅郎が言ってたっけ・・・。
雪男は小さい頃は病弱だったから、炎を受け継ぐ力までなかったから、
何も・・・。じゃあ、私はなんのために生かされた?
なんの為に『普通』の人間に生まれた・・・?いっそのこと、
燐と同じようになっていれば・・・。彼だけ、苦しまずに済んだのに・・・。
雪男に背負われているしえみは、ぼうっと目を開ける。
(あれ・・・)
その瞳に映ったのは、いつもと違う燐の姿。
(燐・・・)
燐がアマイモンをおしていたのに関わらず、誰かに手を捕まれた。
「!?」
見れば、燐とアマイモンはメフィストに攻撃の手を止められていたのだ。
「ハイハイボク達☆そこまでです。これ以上は、私の学園がケシズミになる。
今日のお遊戯は、これにて終了☆」
玲薇達は安全な場所へ。そこで雪男は、しえみの首筋にいる、
寄生虫を取り出していた。彼は、医工騎士の資格も持っているからである。
「おー、雪男!」
そこへ来たのが、シュラだ。
「やっと見つけたよ」
「どこへ行ってたんです!!」
「なんだよ!!アマイモンのペットの相手、してたんだよ。
途中で消えたから、戻ってきたんだ。それより、この森から離れた方がいい。
すぐ、脱出だ」
雪男がしえみを背負う。
「玲薇は、歩けるね」
「うん」
怒りを帯びている燐は、さらに激しく青い炎を燃え上がらせている。
それは、遠くに走ってきていた彼らにも見えていた。
(燐・・・)
あんな燐を、初めてみる・・・。どうして燐だけだったのだろう?
どうして燐だけが、炎を受け継いだのだろう?どうして私と雪男は、
何もなかったんだろう・・・。確か獅郎が言ってたっけ・・・。
雪男は小さい頃は病弱だったから、炎を受け継ぐ力までなかったから、
何も・・・。じゃあ、私はなんのために生かされた?
なんの為に『普通』の人間に生まれた・・・?いっそのこと、
燐と同じようになっていれば・・・。彼だけ、苦しまずに済んだのに・・・。
雪男に背負われているしえみは、ぼうっと目を開ける。
(あれ・・・)
その瞳に映ったのは、いつもと違う燐の姿。
(燐・・・)
燐がアマイモンをおしていたのに関わらず、誰かに手を捕まれた。
「!?」
見れば、燐とアマイモンはメフィストに攻撃の手を止められていたのだ。
「ハイハイボク達☆そこまでです。これ以上は、私の学園がケシズミになる。
今日のお遊戯は、これにて終了☆」