第一話 本当の自分
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いつもより早い時間に目が覚めた。
「・・・・・・・・」
今は、学校も休みだというのに。もう少し寝てようかな・・・。
でも、なんとなくカーテンを開け窓の外を見る。
(今日もやたらと、いい天気だな・・・)
伸びをして、一つアクビをしたとこで、見知った人物が目に入った。
「・・・燐?」
半開きだった目をしっかりと覚醒させ、窓を全開にしたて、叫んだ。
「りーん!!」
「!」
その声が届いたのか、燐はこちらに顔を向けた。その彼の顔には、傷が。
「何?あんた、ケンカで朝帰りー?」
「るせー!おめーこそ、今日もいろいろ見えてんだろ!」
「見えて悪かったわね・・・。ちなみに、あんたの背に、何かついてる」
「そーかよ。別に怖かねーよ」
「あっそ」
そう。彼が言うように、私は霊のようなよく分からないものが見える。
普通の人には見えないそれらを見えるということで、学校での性格はネガティブだ。
でも、燐はこうやって、私のことを怖がらずに見てくれてる。嬉しかった。
そうだ。今、ここで彼を捕まえることが出来たのだ。ダメもとでも、聞いてみよう。
「燐、今日暇?暇なら・・・」
「イヤ、今から朝飯。今日の予定はそれからで、分からん」
(・・・だよな)
まあ、いいか。隣なんだし。
「暇だったら、買い物付き合って!」
「暇だったらな!」
そう言いながら彼は手を振り、隣にある男子修道院に戻っていった。
そんなんで、特殊な体質をもってしまったがために、
親からは見放されてしまい、そこで燐の親父さんである、
獅郎さんに預けられるが、年頃になった今では、独り暮らしだ。
寂しいと言えば嘘になる。でも、幼なじみの優しい家族が、すぐ隣にいることで、
安心していた。
「とりあえず、出かけられるように準備しとこ」
いろいろ必要最低限の準備が、だいたい終わったころ、玄関のベルが鳴った。
「はーい!」
返事をしながら、ドアを開けると、そこには燐がいた。
「燐!」
顔がしぜんと笑顔になりつつも、彼の珍しい格好を見て、唖然とした。
「・・・なに、その格好?」
その珍しい格好とは、スーツ姿。
「・・・仕事の面接前まででいいなら、付き合ってやる」
「ホント!?ってか、時間、平気なの?」
照れくさいのかなんなのか、燐は頷く。
「待ってて、すぐ準備する!」
「・・・・・・・・」
今は、学校も休みだというのに。もう少し寝てようかな・・・。
でも、なんとなくカーテンを開け窓の外を見る。
(今日もやたらと、いい天気だな・・・)
伸びをして、一つアクビをしたとこで、見知った人物が目に入った。
「・・・燐?」
半開きだった目をしっかりと覚醒させ、窓を全開にしたて、叫んだ。
「りーん!!」
「!」
その声が届いたのか、燐はこちらに顔を向けた。その彼の顔には、傷が。
「何?あんた、ケンカで朝帰りー?」
「るせー!おめーこそ、今日もいろいろ見えてんだろ!」
「見えて悪かったわね・・・。ちなみに、あんたの背に、何かついてる」
「そーかよ。別に怖かねーよ」
「あっそ」
そう。彼が言うように、私は霊のようなよく分からないものが見える。
普通の人には見えないそれらを見えるということで、学校での性格はネガティブだ。
でも、燐はこうやって、私のことを怖がらずに見てくれてる。嬉しかった。
そうだ。今、ここで彼を捕まえることが出来たのだ。ダメもとでも、聞いてみよう。
「燐、今日暇?暇なら・・・」
「イヤ、今から朝飯。今日の予定はそれからで、分からん」
(・・・だよな)
まあ、いいか。隣なんだし。
「暇だったら、買い物付き合って!」
「暇だったらな!」
そう言いながら彼は手を振り、隣にある男子修道院に戻っていった。
そんなんで、特殊な体質をもってしまったがために、
親からは見放されてしまい、そこで燐の親父さんである、
獅郎さんに預けられるが、年頃になった今では、独り暮らしだ。
寂しいと言えば嘘になる。でも、幼なじみの優しい家族が、すぐ隣にいることで、
安心していた。
「とりあえず、出かけられるように準備しとこ」
いろいろ必要最低限の準備が、だいたい終わったころ、玄関のベルが鳴った。
「はーい!」
返事をしながら、ドアを開けると、そこには燐がいた。
「燐!」
顔がしぜんと笑顔になりつつも、彼の珍しい格好を見て、唖然とした。
「・・・なに、その格好?」
その珍しい格好とは、スーツ姿。
「・・・仕事の面接前まででいいなら、付き合ってやる」
「ホント!?ってか、時間、平気なの?」
照れくさいのかなんなのか、燐は頷く。
「待ってて、すぐ準備する!」
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