/ Battle Ship side
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「私は速攻魔法、《トーラの魔導書》を発動! このターン、《
「……?! 奴のフィールドに伏せカードは無い。いったいなぜそんなプレイングを」
遊戯が口にしたのも束の間、その答えは早々に出された。
「そう、《トーラの魔導書》の効果は、発動したターンでの
《魔導書廊エトワール》(counter/ 1→2)
《
「その程度の攻撃力で、私のセルケトは───」
「まだよ!!! この瞬間、《
「?! なんだと??!!!」
『(まさか……!!!)』
「そうよ、宣言通り私は、このターンでお前のライフを削り切る!!!!!」
リシド(LP:6500→5500)
「ぐう……?!!」
「さぁ2枚目!!! 私は手札から《ゲーテの魔導書》を発動!!! 墓地から《セフェルの魔導書》、《ルドラの魔導書》、《トーラの魔導書》の3枚を除外して、《聖獣セルケト》に装備された《悪魔のくちづけ》をゲームから除外!!!」(手札6→5)
《聖獣セルケト》(攻/ 3200→2500)
「《魔導書廊エトワール》、そして《
「ぐあっ!!!」
リシド(LP:5500→4500)
《
「そうか! 名前の手札は魔導書のカードばかり……!」
「残りライフ4500、名前の手札は5枚!!!」
「3枚目!!! 私は手札の《アルマの魔導書》を発動!!!除外されている《ヒュグロの魔導書》を手札に加える!
」(手札5→4→5)
「うぐうぅ……!!!」
リシド(LP:4500→3500)
《
「4枚目、私は手札に加えた《ヒュグロの魔導書》を発動!!! 《
(手札5→4)
リシド(LP:3500→2500)
《
「5枚目! 《セフェルの魔導書》を発動! これにより墓地の《ヒュグロの魔導書》の効果を使い、さらに1000ポイント攻撃力をアップ!」(手札4→3)
リシド(LP:2500→1500)
《
「これが最後─── 6枚目、速攻魔法《魔導書の神判》を発動! エンドフェイズに、このターンで使用した魔法カードの枚数分までデッキから『魔導書と名のつく魔法カード』を手札に加えて、その数以下のレベルを持つ魔法使い族モンスターを特殊召喚できる! ……私のデッキはゼロ。それでも、このデュエルにもうエンドフェイズは来ない!!!」(手札3→2)
「……!!!」
リシド(LP:1500→500)
《
『まさか、こんな、こんな事……!!!』
マリクもリシドも、ただどうしようもできない事態に目を見開いた。リシド、そして《聖獣セルケト》、《王家の神殿》の前に、真に崇高なる黒魔導の最高神官が魔術の杖を振りかざす。
「《魔導書廊エトワール》に乗ったカウンターは7。《ヒュグロの魔導書》と《セフェルの魔導書》の効果により、《
リシドは目を閉じて俯いた。それが魔導書の裁きの執行を待つ囚人のものだと、誰もが理解する。
「王家の神殿、それを守る者、聖獣という名の醜い姿。王家の闇に歪んだものを、私が魔導書の真の裁きで打ち壊す!!!
《
24/24ページ