キッドとローズ
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キッドが美術館の屋上に着くと、そこには1人ローズ色のキッドとほぼ変わらない衣装を見につけた人物が立っていた。
その人物が怪盗ローズだと気付いたキッドはローズに声をかける。
「先程は助かりました。ありがとうございます、怪盗ローズ嬢」
『あら、やっぱり女だって事はバレちゃってるのね』
「フッ、ローズ嬢のそのキレイなスタイルを見れば、いくらお顔を拝見できなくてもわかりますよ」
ローズの顔は被っているドミノマスクで見れないが、スーツ上のスタイルを見ると声を聞く前にすぐにローズは女だという事を見抜いたキッド。
そのキッドの言葉にローズは少し残念そうに薄笑いを見せた。
「さて、お聞きしますが今後もローズ嬢はこの私のパートナーとして動いてくださるのでしょうか?」
『それは2代目であるあなたの目的によってですわね。
あなたの現在怪盗キッドとして動いている目的の内容によってはあなたを邪魔しなければならないかもしれません。
これはどちらも怪盗キッドのパートナーとしての仕事ですから』
今後もパートナーとして手助けをしてくれるのかというキッドからの質問に対してそれは現在のキッドの目的を聞かなければと答えるローズ。そして目的の内容によっては自分が逆に邪魔をするかもしれない事も伝える。
「「「待てー!!キッドー‼」」」
「フッ、どうやらここでは私の目的をお伝えする事は無理のようですね。1度場所を変えてお伝え致しましょう。」
『クスッ、そのようね』
すると、何やら大量の人物が屋上へと押しかけくるような気配に気付いた2人はそれはキッドが罠に落ちていないことに気づいた警官たちであることも確信すると、1度場所を変えようと決めた2人。
そして2人はその場から少し離れたビルの屋上へとハングライダーで同時に移動していった。