キッドとローズ
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予告を出したとある美術館にキッドが着くと、その場にはいつも通りに中森警部率いるキッド捕獲用の警官や警備はたくさん用意されていた。
「相変わらずだな〜中森警部」
いつもとあまり変わらない警備の仕方を確認したキッドは何事もなく目的のビッグジュエルが保管されている場所にたどり着く。
「(ま、楽勝だな♪)」
しかし、この保管されている場所だけはいつもとは違うキッドへの特別な警備が仕掛けてあった。
その事に気づかないままキッドはその部屋に足を運ぼうとしたその時、どこからか1本の薔薇が矢のように飛んできてこの部屋の床に突き刺さった。
その直後にこの部屋の床のパネルは大きな落とし穴のように開き、この状況を見たキッドはもし先程の薔薇が飛んで来なければ自分は美術館の地下まで落ちていた事に気づき冷や汗をかいた。
「(やべぇ…マジで危なかった…。俺が足をこの床に少しでも乗せたらこのまま落っことされるって寸法かよ…。
この薔薇…やっぱりローズの…)」
自分が落ちる前に開いた床のパネルは開いたままの状態だったため、キッドはワイヤーなどを使用してなんとか唯一開いていないビッグジュエルのスペースに移動し、無事ビッグジュエルを盗むことに成功する。
そして先程の薔薇による手助けの行為はローズによるものだと確信した。
キッドへの罠と用意された床のパネルが開いたことに気付いた中森警部たちは、キッドが罠にかかったと思い込みキッドを落とし入れようとした美術館の地下室へと急いで向かい、その逆にキッドはいつも通りに美術館の屋上へと向かった。