【ヒロイン設定・ネタバレ】

・ヒロイン帰国の決意
如月 氷奈がアメリカで留学している途中に父親・龍一の遺品が送られて来た。
これは、龍一が前もってこの時期になったら氷奈の元に届くように用意していた事であり、送られて来た遺品には父親の日記と、ローズ色のシルクハット・マント付きスーツセット、ドミノマスクが揃っていた。
その父の日記を読んで氷奈は龍一が怪盗キッドの助手としてこのローズ色のシルクハット姿で世間に知られていた事、その怪盗キッドが黒羽盗一である事、そして2人の亡くなった理由にパンドラというビックジュエルとある組織が関係している事を知る。

そして、その頃日本で再び怪盗キッドが復活していることを知った氷奈は今現在の怪盗キッドが誰なのか、またどのような目的で怪盗キッドの名を復活させているのか確認し、内容によってはその者の行動を邪魔するために自分も日本で父と同じ存在を復活させる事を決意した。

【怪盗ローズ】
父・龍一がキッドの助手を行っていた時の世間で言われていた名で、怪盗という名が付いているが世間では初めから怪盗キッドの助手という人物で知られていた。
名称の理由は、助手であるのにキッドと並んでよく世間に顔を出し、キッドに負けないくらいの神出鬼没な奇術を出していたため、怪盗キッドの仲間としての怪盗という名が付けられ、キッドに似たローズ色のシルクハット姿と一本の薔薇を武器などに使っていた事がお決まりだったためにいつしか世間では【怪盗ローズ】と呼ばれるようになった。また、怪盗キッドが別名【月下の奇術師】と呼ばれていた様に怪盗ローズも【薔薇の奇術師】という別名が付けられてた。
氷奈もこの【怪盗ローズ】と同じ姿で現れるようになったため、怪盗ローズという名がまた広がっていく。

怪盗キッドとの姿の違いは、色とモノクルではなく顔にはドミノマスクをかけている事。
武器はトランプ銃ではなく薔薇。
そして、長い黒髪をなびかせている。

氷奈も父の影響で、快斗と同じ様に機械なく声の編成が可能であり、変装も得意。
この事は、父との秘密にしており一緒に暮らしていた工藤家の人々などにも知られてはいない。

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