薔薇の転校生
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簡単な氷奈の自己紹介が終わると、担任教師はこのクラスのことだからHR後はきっと氷奈が質問攻めに合うと言い、HRの残りの時間を氷奈への質問タイムにしてくれた。
「如月さんに質問したい人は手を上げて、名前を呼ばれたら質問してくださいね」
「ハイ!」
「はい、田中君」
「さっき黒羽と知り合いみたいだったけど、どういう関係なんですか?」
真っ先に出された快斗との関係への質問。それは、他の生徒達も頷く様にして氷奈を見つめる。
『えっと…、快斗くんとは父親がお互い同じ職業で幼い頃仲良くしてもらってたので…幼馴染みって言っていいのかな?』
「えっ⁉ってことは如月さんのお父さんってマジシャン?」
『ハイ♪』
「ハイ、ハイ!」
「はい、佐藤さん」
「如月さん、自己紹介の時に趣味は歌とマジックって言ってたケド、如月さんもマジックできるの?」
次の質問に自分もマジックはできるのかと聞かれた氷奈は、急に口からカウントを言い始めた。
『3…』
「「「!?」」」
『2…』
「(おっ、やるのか♪)」
『1…”パチン!”』
急にカウントを言い始めた氷奈に生徒達や教師は少し驚き出していたが、快斗だけは何も驚かずに嬉しそうな顔で氷奈を見ていた。
そして氷奈のカウント終了と同時に指鳴らしの音を出すと、一瞬にして教室全体に薔薇の花びらがヒラヒラと舞い上がっていた。
「「「スッゲー!/すごーい!」」」
「ホント、スゴイわね〜」
「おい快斗〜!如月さん、オメーに負けね〜くらい凄いんじゃね〜か?」
氷奈の薔薇のマジックを見て驚きながらも感動した生徒達と教師。
そして、ある男子生徒が快斗に氷奈のマジックの上手さについて声かけてきた。
すると、快斗は満面の笑みで答える。
「あたりめーだよ!氷奈ちゃんの親父さんは俺の親父と何度もパートナーを組んで合体マジックを見せてたあの有名な如月龍一さんだからな!」
「「「えぇ〜っ⁉」」」
『…///…』
快斗の言葉から氷奈の父親の名が出ると、またもやクラス全体が驚く。
やはり、父・龍一は生徒達でも1度はその名を耳にした事があるくらいの有名マジシャンの1人だったのだ。
そんなクラスの反応を見て、氷奈は恥ずかしそうに肩をすくめる様な仕草をし、快斗は何か勝ち誇ったような笑みを見せていたのだった。
「如月さんに質問したい人は手を上げて、名前を呼ばれたら質問してくださいね」
「ハイ!」
「はい、田中君」
「さっき黒羽と知り合いみたいだったけど、どういう関係なんですか?」
真っ先に出された快斗との関係への質問。それは、他の生徒達も頷く様にして氷奈を見つめる。
『えっと…、快斗くんとは父親がお互い同じ職業で幼い頃仲良くしてもらってたので…幼馴染みって言っていいのかな?』
「えっ⁉ってことは如月さんのお父さんってマジシャン?」
『ハイ♪』
「ハイ、ハイ!」
「はい、佐藤さん」
「如月さん、自己紹介の時に趣味は歌とマジックって言ってたケド、如月さんもマジックできるの?」
次の質問に自分もマジックはできるのかと聞かれた氷奈は、急に口からカウントを言い始めた。
『3…』
「「「!?」」」
『2…』
「(おっ、やるのか♪)」
『1…”パチン!”』
急にカウントを言い始めた氷奈に生徒達や教師は少し驚き出していたが、快斗だけは何も驚かずに嬉しそうな顔で氷奈を見ていた。
そして氷奈のカウント終了と同時に指鳴らしの音を出すと、一瞬にして教室全体に薔薇の花びらがヒラヒラと舞い上がっていた。
「「「スッゲー!/すごーい!」」」
「ホント、スゴイわね〜」
「おい快斗〜!如月さん、オメーに負けね〜くらい凄いんじゃね〜か?」
氷奈の薔薇のマジックを見て驚きながらも感動した生徒達と教師。
そして、ある男子生徒が快斗に氷奈のマジックの上手さについて声かけてきた。
すると、快斗は満面の笑みで答える。
「あたりめーだよ!氷奈ちゃんの親父さんは俺の親父と何度もパートナーを組んで合体マジックを見せてたあの有名な如月龍一さんだからな!」
「「「えぇ〜っ⁉」」」
『…///…』
快斗の言葉から氷奈の父親の名が出ると、またもやクラス全体が驚く。
やはり、父・龍一は生徒達でも1度はその名を耳にした事があるくらいの有名マジシャンの1人だったのだ。
そんなクラスの反応を見て、氷奈は恥ずかしそうに肩をすくめる様な仕草をし、快斗は何か勝ち誇ったような笑みを見せていたのだった。