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上出

【ボサボサになった頭をさらに撫でてやろう】
俺は帯電体質だ。その個性のお影であの雄英に入れたのだからこの個性に生まれてきたことに感謝してる。だけど今だけちょっと嫌になり最中。出久と一緒に雄英にたむろしてる猫に会いに行ったらどのこも俺を避けていく。みかねた出久が代わりに撫でていいよと微笑むので静電気でボサボサ頭にしてやるのだ。


【愛してます】
月が綺麗ですねとか。死んでも構わないとか。そんな昔の人の言葉を借りるつもりは無い。きっと出久なら雄英を卒業した後一躍有名ヒーローになるだろう。そんな彼が守る街を、世界を俺も死ぬまで一生守り続けたい。彼が拾い上げられなかった小さな灯火を俺が代わりに拾い続けていく一生を過ごしていくんだ。

【僕のヒーロー】
僕のヒーローは勿論オールマイトだ。引退しようともそれは変わらない。幼い頃みた映像はいつだって僕を勇気づける。でも私生活となれば話は別だ。いつだってクラスを盛り上げてくれて、こんなオタクな僕にだって気さくに話しかけてくれる電気くんはクラスの中じゃヒーローに見えてしょうがないんだ。


【桜は、まだ咲かない】
心臓の中でしか咲かない桜があるとしたら。それが咲いた時、俺はどんな気持ちになるのだろうか。麗日さん公認の仲となった出久と俺だけど気持ちの温度差があることには気づいてる。あっちはまだ明確な感情になっていない。高校卒業するまでにその感情を気づかせて俺と同じ温度にする。それまでは。


【僕は一生、恋をしない】
僕はヒーロー人生で一生、恋をしないを信条にしている。恋人のせいでいつか手を差し出すべき人を間違いたくないから。でもいつか僕もオールマイトのようにこの力を託していつの日か引退する日がくるだろう。そのとき隣に居たらいいなって思う人はいる。ね、電気くん。君ならきっと隣に居てくれるよね。


【優しくて、ひどい】
俺は明確な感情に気づいてそばにいるのに出久はなんだか一番近くにいないとやだというだけでそばにいる。一番に優先されてるだけマシかもしれないが逆にそれが焦れったい。俺との熱量の差に気づいていない彼はそれでも俺に優しく真綿で包むように一番隣にいることをえらんでくれる。それはあまりにも。
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