原作沿い編 あらすじ
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【Pendulum Dimention 3】
遊矢とジャックのデュエルの後、零児が遊矢にデュエルを挑んだ。
デュエルの中で遊矢の迷いは無くなり、そして自らの中に居るユート、ユーゴ、ユーリに気付いた彼は次々と覇王龍達を召喚していく。
覇王紫龍オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴンの召喚を見て、澪織も遂に確信する。
──そこにユーリが居るのだと。
やがて彼等の戦いは決着した。
零羅が笑顔になり、ズァークの悪意も浄化された。
その影響からか、行方不明になっていた遊矢の幼馴染・柚子も戻ってきた。
遊矢は長年の夢だった父・遊勝とのデュエルをし、親子のエンタメデュエルは再び会場を沸かせた。
それらのデュエルを見届け、選手用通路で待っていた澪織は、デュエルを終えてやって来た遊矢に声を掛ける。
『……やっぱり、遊矢君の中にユーリ君が居るんだね』
「ああ。ユートも、ユーゴも、ユーリも。みんな、ここに居る」
ユーリという少年がこの世界の何処にも存在しないのではないかという最も恐れていた不安は無くなった。
しかしそれは、もう二度とかつてのように“ユーリ”に会うことは出来ないということでもあった。
涙が溢れそうになるが、それはぐっと堪えた。
きっと、笑顔のほうがいいと思ったからだ。
貴方と過ごした日々は楽しかった。
貴方のことはずっと忘れない。
貴方に会えて良かった。
そうユーリ君に伝えて、と遊矢に告げて、澪織はスタジアムを後にした。
新しい世界の始まりは、デュエルに沸く人々の歓声と晴れやかな晴天だった。
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