原作沿い編 あらすじ
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【Fusion Dimention 4】
ズァークが復活した。
しばらくの間その場で茫然自失としていた澪織だが、どうにか気を取り直してズァークの姿を追った。
融合次元の市街地を荒らす巨龍にランサーズの面々が次々に挑んでいき、敗北していく。
絶望的な状況ではあったが、彼等がユーリと同じくズァークの分身であった遊矢やユートに語り掛ける様を見て、二人がたくさんの仲間に恵まれ慕われていたことを知る。
秘策を持つと思われた零王がズァークに完膚無きまでに敗北した後、続いてズァークに挑もうとする零児に声を掛け、澪織は自身もズァークに挑むことを願い出る。
敗北は織り込み済であったが、それでもズァークに、ズァークの中に居るであろうユーリに届けたい言葉があった。
自発的にデュエルに挑むのはいつ以来だろう。
初手の手札は、普段異常なまでに運に見放されている自分自身のものとは信じられないほど良い手札だった。
澪織の融合召喚に呼応して相手フィールドに現れた覇王眷龍スターヴ・ヴェノムに、ユーリの面影を見て胸が痛くなる。
善戦するかに思えたものの、やはり圧倒的な力には敵わず澪織は敗北した。
戦いは零児、そしてレイの意思を以って現れた零羅へと引き継がれ、エン・シリーズの効果でズァークは無力化されていく。
やがて意識を取り戻した遊矢の手によってデュエルの決着が付こうとした時。
再び世界は分裂した。
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