弐
ビル街の一角、とある煉瓦造りの建物
この建物の一部を武装探偵社が使わせてもらっているとのこと
一階部分にはカフェが併設されており、そこで依頼の無い時間に休憩する人も多いらしい
停車 音と共に、車内から出るとそう簡単に説明された
こっちだ、という声に促され、物珍しい物を見るようにキョロキョロしながら三人はついて行く
武装探偵社と書かれた扉を、国木田は開ける
入ってすぐのところには、ステンドグラスで仕切られた応接室を兼ねているかのような一画があり、その奥にはいくつもの机と椅子が並べられており、机の上には書類が散らばっているところもある
1番奥の机には一人、誰かが座っていた
こちらの物音に気付いたのか、くるりと椅子を回して誰ががこちらを見遣る
「おや、お帰り
若しかして、其の子達が今回蛇王に頼まれて保護した子達?」
棒飴を舐めながら、椅子に座ったまま気怠げに少年が問いかけてくる
そうですが、乱歩さん仕事は如何されたのですか?と国木田が問い返す
名探偵の出る幕じゃなかったから、他の人に投げたよと、あっけらかんと話すその姿に、どこか諦めたように国木田はそうですかとだけ返した
この建物の一部を武装探偵社が使わせてもらっているとのこと
一階部分にはカフェが併設されており、そこで依頼の無い時間に休憩する人も多いらしい
こっちだ、という声に促され、物珍しい物を見るようにキョロキョロしながら三人はついて行く
武装探偵社と書かれた扉を、国木田は開ける
入ってすぐのところには、ステンドグラスで仕切られた応接室を兼ねているかのような一画があり、その奥にはいくつもの机と椅子が並べられており、机の上には書類が散らばっているところもある
1番奥の机には一人、誰かが座っていた
こちらの物音に気付いたのか、くるりと椅子を回して誰ががこちらを見遣る
「おや、お帰り
若しかして、其の子達が今回蛇王に頼まれて保護した子達?」
棒飴を舐めながら、椅子に座ったまま気怠げに少年が問いかけてくる
そうですが、乱歩さん仕事は如何されたのですか?と国木田が問い返す
名探偵の出る幕じゃなかったから、他の人に投げたよと、あっけらかんと話すその姿に、どこか諦めたように国木田はそうですかとだけ返した
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