第一章 イカの少年とタコの少女
ー???sideー
「あっ起きた?」
「?!」
黄色のインクのイカは、私の声で目覚めると、直ぐ様身構えた。
「待って待って、ちょーっと待って!」
ミカ「私はミカ。君、駅の前で倒れ込んでたよ。そんな時、私が助けてやったのだよー!」
「…」
ミカ「君、運良かったねー。私が来てなかったら、干からびてあの世行きだったかもね」
「………」
私は明るい人だと伝えるため、とにかく熱演した。
何でだろう、なんかしょんぼりしてる。
過去になんかあったのかな?
ミカ「ちょっと~、話聞いてるー?」
「そのままほっとけば良かったのに(ボソッ」
ミカ「えっ?ナニー?」
「いや何も」
ミカ「君の名前は?」
カイ「……カイ」
ミカ「カイね!よろしくー!」
カイ「……」
その後からは特に話しもせず、気まずい時間が過ぎた。
ミカ「あ、着いたみたい。急いで出よう。」
ミカ「さよなら電車!そして初めましてバンカラ街!」
「モゴモゴ」
カイ「…?」
ミカ「あぁ、この子ね。紹介するよ!私の……っと、まずは出ようか」
そう言うと私達は電車から出た。
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???side=ミカside
「あっ起きた?」
「?!」
黄色のインクのイカは、私の声で目覚めると、直ぐ様身構えた。
「待って待って、ちょーっと待って!」
ミカ「私はミカ。君、駅の前で倒れ込んでたよ。そんな時、私が助けてやったのだよー!」
「…」
ミカ「君、運良かったねー。私が来てなかったら、干からびてあの世行きだったかもね」
「………」
私は明るい人だと伝えるため、とにかく熱演した。
何でだろう、なんかしょんぼりしてる。
過去になんかあったのかな?
ミカ「ちょっと~、話聞いてるー?」
「そのままほっとけば良かったのに(ボソッ」
ミカ「えっ?ナニー?」
「いや何も」
ミカ「君の名前は?」
カイ「……カイ」
ミカ「カイね!よろしくー!」
カイ「……」
その後からは特に話しもせず、気まずい時間が過ぎた。
ミカ「あ、着いたみたい。急いで出よう。」
ミカ「さよなら電車!そして初めましてバンカラ街!」
「モゴモゴ」
カイ「…?」
ミカ「あぁ、この子ね。紹介するよ!私の……っと、まずは出ようか」
そう言うと私達は電車から出た。
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